【イラッ】顧客「婦人服売り場で子ども服を売るなんて無神経ですよね?」→不妊の悩みを盾に延々と続く歪んだ正義感によるクレーム【作者に聞く】

東京ウォーカー(全国版)

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1時間以上も変なクレーマーに捕まっていた!!ゆき蔵(@yuki_zo_08)

日本の接客業はサービス過剰で、「客が上、販売員が下」という関係性が成り立ちやすい。そのため、「クレーム」という言葉を聞くだけで血の気が引く販売員は多いという。そんな接客業の闇を描いたゆき蔵(@yuki_zo_08)さんの漫画『戦慄のクレーマー〜歪んだ正義感〜』が注目を集めている。アパレル業界で約10年の接客経験を持つ作者に、本作の背景や当時の体験について聞いた。


歪んだ正義感を振りかざす厄介な客

デパートで勤務する販売スタッフが怯えるものとは…?ゆき蔵(@yuki_zo_08)

戦慄のクレーマー〜歪んだ正義感〜P002ゆき蔵(@yuki_zo_08)

戦慄のクレーマー〜歪んだ正義感〜P003ゆき蔵(@yuki_zo_08)

戦慄のクレーマー〜歪んだ正義感〜P004ゆき蔵(@yuki_zo_08)


本作に登場するのは、「歪んだ正義感」を持つタイプの厄介なクレーマーだ。ある日、販売スタッフは隣の店でトラブルが起きていることに気づく。店長は怒鳴られているわけではないが延々と平謝りをしており、重めのクレームを受けている様子だった。

話をそっと聞いてみると、客は「婦人服売り場で子ども服を売るなんて無神経ですよね?」とこんこんと詰め寄っていた。現在、ファミリー展開をして子ども服を取り扱う店舗は多いが、客は「あなたは不妊に悩む夫婦の割合をご存じですか?」「5、6組に1組の割合です。つまり、このデパート内にはすでに不妊に悩む夫婦がいるんです」と持論を展開する。本作はフォロワーから届いた事実をもとに、フェイクを加えつつ再構成したものだという。

百貨店で起きる理不尽なクレームの実態


ボソボソと続く冷静なクレームは終わりが見えずつらい。ゆき蔵さんによると、百貨店では冷静なクレームが多い印象だったという。ただ、感情的ではないものの、結果的におおごとになることが多かったと当時の実態を明かしてくれた。

ゆき蔵さん自身も、理不尽なクレームはたくさん受けたという。一例として、「有効期限切れの割引券を使いたい!」と要求され、断ると「使えないならクレーム入れる!」と脅された経験を語った。本作は最後に女性の正体が判明する驚愕のオチが待っている。本人の善意からの忠告がクレームとなる恐ろしさや、百貨店の笑顔の裏に隠された女社会の闇は、ある意味で怪異よりも怖い展開だ。

取材協力:ゆき蔵(@yuki_zo_08)

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