店長昇進の目前で妊娠が判明…夢と出産という人生の分かれ道で女性が選んだのは?遠ざかる夢と過酷な育児に悩む【著者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
保育園での勤務経験をもとに、フィクションを交えた作品を発信しているまえだ永吉(
@eikiccy
)さん。ブログで公開中の『保護者支援もアンタ達の仕事でしょ?』は、多くの読者の共感を集めている。今回は31~36話の内容とともに、主人公・音喜多あいかの育児や人生の選択について、作者に話を聞いた。
夢を目前に訪れた転機
エステティシャンとして働く音喜多あいかは、いつか独立して自分の美容サロンを開くことを夢見ていた。20歳のころ、その思いを会社の面談で熱く語り採用を勝ち取ると、仕事に打ち込む日々を送る。しかし、りょうすけと結婚した直後に妊娠が判明。その数日前には、現店長から「次の店長候補」と期待を寄せられたばかりだった。出産を選べば店長への道は遠のくことになり、思い描いていた将来は大きく変わっていく。
喜びとともに始まった新生活
妊娠を伝えられたりょうすけは、「本当に!?俺父親になるの!?」と喜び、「できることは全部するよ…!」と育児への協力を約束した。会社に育休制度はなかったものの、家族を支えようとする姿勢を見せる。
一方、無事に生まれた息子・はるとは非常に繊細な性格で、ベビーベッドへ寝かせようとするとすぐに泣き出してしまうほど。さらに哺乳瓶も受け付けず、授乳できるのはあいかだけという状況が続き、育児は想像以上に過酷なものとなっていく。
正解のない育児の日々
はるとの子育てについて作者は、「育児に想像通りや予定通りはないと思います」と語る。あいかも多くの苦労を経験したはずだが、「それを『負担』と呼ぶのかどうかは、人によって受け取り方が違うのかもしれません」と、その感じ方は一人ひとり異なるとの考えを示した。
また、もし妊娠していなければ店長就任を選んでいたのかという質問には、「作者としては『こうだった』と決めていません。出産しなかった世界のあいかがどう選んだのかは、私にもわからないです」と回答。人生に"もしも"の答えは用意せず、読者それぞれに委ねたいという思いがうかがえた。
育児を通じて、あいかとりょうすけ、そして家族の関係はどのように変化していくのか。夫婦が向き合う現実の続きを、ぜひ漫画本編で見届けてほしい。
■取材協力:まえだ永吉(@eikiccy)
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