数千年を生きる孤独な男に待っていたエンディングに涙腺崩壊!「不老不死って悲しみしかない」と思っていた作者が描いた話題作【作者に聞く】

東京ウォーカー(全国版)

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不死の娯楽杉岡ケイ(@kei_sugioka)

初めて描いた創作漫画「陰キャ王子と高嶺の華子さん」が“pixivコミック編集員のオススメ”に抜粋されたり、“今週の注目漫画16選”に選出された杉岡ケイ( @kei_sugioka )さん。現在は、一般企業で働くかたわら、先述した漫画作品が某出版社の編集者の目に止まり担当編集がついて、創作活動を続けている。そんな杉岡さんが描いた「不死の娯楽」は、SNSにアップされると3万を超える“いいね”がつき、「泣いていい?」「なんやこれ涙が止まらへん」「あれ、目から塩水が」「雨が…降ってきたな…」などのコメントが140以上ついた話題作だ。

世界観や表現力が称賛された作品!

不死の娯楽_001杉岡ケイ(@kei_sugioka)

不死の娯楽_002杉岡ケイ(@kei_sugioka)

不死の娯楽_003杉岡ケイ(@kei_sugioka)

誰もいない世界で数千年を生き続ける不老不死の主人公と、ある日突然現れた少年の出会いを描いた本作「不死の娯楽」。

本作は、担当編集者から「不老不死」をテーマに提案されたことがきっかけで生まれた作品だという。しかし、作者の杉岡ケイさんは「全然興味ないです…」と答えたそう。不老不死には悲しい結末しか思い浮かばず、ハッピーエンドが好きな自分には描けないと感じていたためだ。ところが、「杉岡さんが不老不死になったら何しますか?」と尋ねられ、「主人と子供に会うために、タイムマシンを作って過去に戻りますかね…」と答えたことから状況が一変。「じゃあ、それ漫画にしてよ」と言われ、制作がスタートしたという。「案の定めちゃくちゃに苦しんで、ネームを完成させるのに半年以上かかりました」と振り返る。

主人公の陽介は、不死を悲観せず無限の時間を楽しむ一方で、どこか狂気も漂わせる人物として設定したそう。対する相棒のミライは、設定が固まるまで困難を極めたという。キャラクターデザインを思案するなかで、「隠してる目の下がカメラになってたら…」と思いついたことをきっかけに、「人類滅亡の救世主になるために改造された人間だったら」というアイデアに至り、ネームの完成までこぎつけることができたそうだ。

今まで笑顔ばかりを見せていた陽介が、ミライと出会ったことで見せる繊細な表情の変化や、印象的な光の演出も見どころの本作。ぜひ、じっくりとその世界観を味わってみてほしい。

取材協力:杉岡ケイ(@kei_sugioka)

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