「涙の女王」で注目を集めたクァク・ドンヨン。初めての日本の撮影現場で教えてもらった言葉は「ゴイゴイスー」
東京ウォーカー(全国版)
人を信じるために必要な「一番シンプルで、一番大事なこと」
――ほかに、好きな日本の作品はありますか?
【クァク・ドンヨン】アイスホッケー選手の役を演じるときに参考に観た、木村拓哉さん主演の『プライド』が特に印象に残っています。『ロングバケーション』も好きな作品なので、いつか木村拓哉さんと共演できることを夢見ています。
それと、韓国では『クローズZERO』が有名で、僕の世代の男性はほとんど観ているくらいなんです。俳優さんそれぞれの個性が際立って、本当にかっこよくて、憧れたことを覚えています。
――日本で過ごした時間での思い出はありますか?
【クァク・ドンヨン】日本の夏を丸ごと体験したのは初めてでした。とても暑かったですし、韓国よりも日差しが強いなと感じましたね。僕は肌があまり強くないので、少し大変でしたが、それも含めて全部いい思い出です。
オフや空き時間は、昼夜問わず街を散歩していました。散歩中は、Official髭男dismの音楽を聴くことが多かったですね。住宅街を歩くだけでも新鮮でしたし、日本の工事現場を見ているのもおもしろかったです。
――工事現場ですか?
【クァク・ドンヨン】韓国の工事現場は「大丈夫ですか!」「こうしましょう!」と、すごく活気のあるイメージなんです。一方で、日本はみんな落ち着いていて、それぞれが自分の仕事を淡々と進めている。その雰囲気がとても印象的でした。
――意外な視点ですね。撮影期間中、日本食は口に合いましたか?
【クァク・ドンヨン】好きな日本食は多いですね。特にトンカツがおいしくて、昨日も食べたくらい大好きです(笑)。撮影期間中はいろいろなお店のトンカツを食べて、自分の好みもわかるようになりました。ヒレよりロース派です。現場ではスタッフさんが、まい泉の「かつサンド」を差し入れしてくださることも多くて、本当に幸せでした。
――ちなみに、作品のテーマになっているマッチングアプリをご自身がやってみるとしたら、どんな条件で相手を選びますか?
【クァク・ドンヨン】相手がトンカツを好きかどうか…というのは冗談ですけど(笑)、食べ物の好みが合うことは大事ですよね。食べ物だけでなく、やっぱり気が合うことが一番だと思います。僕はユーモアのあることが好きなので、一緒に笑い合える人が理想ですね。
――最後に、本作では「信じること」が大きなテーマになっていますが、ご自身が人を信じるときや、人間関係で大切にしていることを教えてください。
【クァク・ドンヨン】誰かを完全に信じることはなかなかできないことだと思います。でも、「この人を信じよう」と自分で決めたら、どんな出来事があっても一度は信じてみる。それが自分の中では大切だと考えています。
それから、嘘をつかないことも大切ですね。嘘をつくことって簡単で、それを続けていくとラクになってしまうというか、だんだんと雑になって、関係も悪化すると感じています。だからこそ、誰かと関わるときはできるだけ正直でいたいと、いつも思っています。
恋愛でも仕事でも友人関係でも、問題が起きたときは、自分の気持ちを正直に伝えます。「ありがとう」「ごめんなさい」「これは嫌だった」と素直に言葉にすることが、一番シンプルで、一番大事なんじゃないかなと思います。
撮影=TOYO
取材・文=イワイユウ
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(C)2026『マッチングTL』製作委員会
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