37年ぶりの日本開催!1000万株の花や緑が彩る「GREEN×EXPO 2027」の見どころを徹底解説
東京ウォーカー(全国版)
目次
- 「GREEN×EXPO 2027」ってどんなイベント?日本では37年ぶりとなる最上位(A1)クラスの園芸博覧会
- 近未来の都市から、里山へ。歩くたびに世界が変わる「5つのVillage」
- 桜、二十四節気七十二候、万博からの継承も。GREEN×EXPO 2027ならではの見どころ
- 園芸のプロたちが腕を競い合う裏舞台も!見応えたっぷりの庭園コンペティション
- 公式マスコットキャラクター「トゥンクトゥンク」の限定グッズにも注目
- GREEN×EXPO協会脇坂室長に直撃!GREEN×EXPO 2027の真の魅力と攻略法
- 4駅からシャトルバス運行!アクセスと事前予約のポイント
- おでかけの予定に合わせて選べる!多彩なチケットと賢い活用法
- 開幕までの時間もまるごと楽しもう!今から始めるおでかけ準備
2027年春、神奈川県横浜市の旧上瀬谷通信施設の跡地に、世界中から花と緑が集まる祭典「GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)」がやってくる。最上位「A1クラス」の大規模な国際園芸博覧会としては、1990年の大阪「花の万博」以来、実に37年ぶりの日本開催となる注目のビッグイベントだ。
「GREEN×EXPO 2027」開幕まで半年を切り、2026年9月18日には前売り券での入場予約がスタート!約100万平方メートルもの広大な敷地には、息をのむほど美しい庭園や花々はもとより、未来の地球を感じるエコな技術、心もおなかも満たされるグルメまで心躍る体験が待っており、ワクワク感が高まってくる。
今回は、そんなGREEN×EXPO 2027の全体像をより深く知るべく、国営ひたち海浜公園の「ネモフィラ」ブームを巻き起こした仕掛け人であり、GREEN×EXPO 2027のキーマンである協会の脇坂隆一さんに直撃取材!ここでしか聞けない裏話や、脇坂さんおすすめの見どころ、さらにお得なチケット活用術までたっぷり紹介する。
「GREEN×EXPO 2027」ってどんなイベント?日本では37年ぶりとなる最上位(A1)クラスの園芸博覧会
最上位(A1)クラスの国際園芸博覧会は、国際園芸家協会(AIPH)の承認に加え、博覧会国際事務局(BIE)の認定を受けて開催される特別な国際イベントだ。1960年にオランダ・ロッテルダムで始まって以来ヨーロッパを中心に開催されてきたが、1990年の大阪「花の万博」でヨーロッパ以外として初めて日本で開催され、大きな話題を呼んだ。
近年の北京(2019年)、オランダ・アルメーレ(2022年)、カタール・ドーハ(2023〜2024年)を経て、次の舞台となるのが神奈川県横浜市。2015年に米軍から返還された広大な土地の街づくり計画をきっかけに誘致が進み、約10年もの歳月をかけて準備が進められてきた。
「単なる花や緑の鑑賞にとどまらず、これからの地球規模の課題をみんなで考え、解決していこうという強い想いを込めて、今回は『GREEN×EXPO』という名前をつけました」と脇坂さんは語る。砂漠の国カタールから日本の国際港として長く園芸植物の玄関口であった横浜へとバトンが渡り、世界中の花と緑、そして未来の暮らしを豊かにする知恵が一堂に会する。
近未来の都市から、里山へ。歩くたびに世界が変わる「5つのVillage」
約100万平方メートルにおよぶ広大な会場は、「幸せを創る明日の風景」をテーマにした個性豊かな5つのエリア「Village(ビレッジ)」で構成されている。「Villageごとにコンセプトが全く違うので、歩きながら写真を撮るだけでも300枚くらいになってしまいますね」と脇坂さんが笑顔を見せるとおり、エリアを移動するごとに広がる景色も体験もさまざま。見どころ満載の会場内を、メインゲートから順番に各Villageを訪れながら巡っていこう。
まずゲートをくぐると迎えてくれるのが、先端技術と環境配慮が融合した未来の都市型グリーン体験エリア「Urban GX Village」だ。大林組の『大林組 モリソラミライ』や三菱グループの『三菱みんなの未来館』、東急グループの『とうきゅうグループ館』などが集まり、最新のテクノロジーと豊かな緑が調和する脱炭素社会の都市景観が提案される。
続いて広がる「Farm & Food Village」は、食や農の恵みをテーマにしたエリア。JAグループの『「いただきます」を生むチカラ』や明治グループの『明治グループ「ORAGA VILLAGE 未来のふるさと」』、ヤマザキパングループの『ヤマザキ「明日の明るい食卓」館』などが軒を連ね、大地と食のつながりを身近に感じられる。なかでも種苗大手・サカタのタネによる『旅するタネと私』では、植物の原点である「タネ」の驚くべき生命力や、世界を巡り未来へとつながるタネの魅力を体感できる展示が予定されている。
自然と触れ合って遊べる「Kids Village」は、子どもから大人まで夢中になれる体験エリア。相鉄グループの『SOTETSU PARK(そうてつぱーく)』や清水建設の『シミズ 森のまち』など、土や水、木々に直接手で触れられる展示施設が並び、全身を使って自然のおもしろさを体感できそうだ。
ものづくりや木のぬくもりに焦点を当てた「Craft Village」では、竹中グループの『竹中グループ くるくるく』や住友林業の『住友林業館「ひゃくの森」』などが登場。自然素材を活かした建築や職人の技を間近でじっくりと眺められる空間が計画されている。
そして会場の奥に広がるのは、人と自然が寄り添いながら生きてきた日本の原風景を体感できる「SATOYAMA Village」。緑豊かな小道を散策できる横浜市の『横浜市民活動フィールド』や、大阪・関西万博ポルトガルパビリオンの公式レストランの味を受け継ぐポルトガルカフェ『カフェまるでポルトガル(Café Mar de Portugal)』などが展開され、里山の豊かなランドスケープに包まれる時間を過ごせる。
桜、二十四節気七十二候、万博からの継承も。GREEN×EXPO 2027ならではの見どころ
会場内には、この場所でしか出合えない特別な景観や展示がめじろ押しだ。
開幕直後の会場を彩るのは、約40種600本もの桜たち。日本政府苑の『令和日本の庭』にも桜が取り入れられ、春の訪れとともに咲き誇る。
「日本には四季折々の暮らしがあり、園芸文化と密接につながっています。半年間の会期を通して二十四節気七十二候に合わせた植物の植え替えを行い、季節ごとの表情を演出していきます」と脇坂さんは明かす。植物がリアルに成長し、季節とともに姿を変えていく自然の営みを追体験できるため、何度訪れても新しい発見が待っている。
さらに、2025年大阪・関西万博からのバトンを受け継ぐ各種コンテンツも見逃せない。「万博を同じ国がわずか2年という短いスパンで開催することはなかなかありません。だからこそ大阪・関西万博のレガシーを横浜でしっかり活かしています」と脇坂さんが語るとおり、会場のあちこちに資源を循環させた建築が散りばめられている。「SATOYAMA Village」の森の中には、メディアアーティスト・落合陽一さんが手がけた「null²(ヌルヌル)」の転生先となる生命彫刻館『null⁴(テトラヌル)』が登場し、鏡面体がゆったりと回転しながら森の木々や光を映し出す。
また、大阪・関西万博の大屋根リングの木材をリユースした鹿島建設のシンボルツリー「KAJIMA TREE」をはじめ、清水建設「シミズ 森のまち」では施設を覆う木造フレームに、神奈川県「かながわ館 Vibrant INOCHI Forest」では屋外庭園の花壇やデッキでリユースされる。また、横浜市の展示施設でも万博のリユース材が活用される。パナソニック館「ノモの国」のファサードを緑化再利用した東邦レオの「やさしくなりたい。STUDIO」や、メインゲートに活用されるアイルランドパビリオンの木材など、大阪・関西万博の熱気や記憶を知る人なら「あ、あの木材がここに使われている!」と思わずニヤリとしてしまう仕掛けにあふれている。
園芸のプロたちが腕を競い合う裏舞台も!見応えたっぷりの庭園コンペティション
「公園に行って『お花がきれいだな』と眺めて楽しむ世界にとどまらず、会場を歩くと園芸のプロが腕によりをかけたこだわりの庭園が次々と目に飛び込んできます」と語る脇坂さん。会場内にこれほど見応えのある美しい空間が広がる理由について、「実は出展者たちが技と工夫を競い合う『庭園コンペティション』が裏舞台で行われているから」と明かしてくれた。GREEN×EXPO 2027では、庭園コンペティションをはじめ、さまざまなコンペティションを実施する予定だ。
集結するのは、国内外の造園団体や学校、サカタのタネやサントリーフラワーズといった業界屈指の種苗会社など、実に390もの団体。庭園出展だけでも約170件にのぼり、日本の伝統的な造園技術から世界各国の趣向を凝らしたガーデンまで、出展者ごとの高度な技術と創意工夫が凝縮された庭園がずらりと並ぶ予定だ。
「単なるお付き合いの出展ではなく、各出展者がプライドをかけて本気で腕を競い合うからこそ、熱量のこもった見応えある空間が生まれます」と脇坂さんが教えてくれたとおり、作品は専門家による厳正な審査を経て、最終日前日に栄えある金銀銅のアワードが決定する。穏やかで美しい景色を眺めながら、「どんな工夫が隠されているのかな」とあれこれ想像を膨らませて巡るだけでも、GREEN×EXPOならではの楽しさがぐっと深まっていく。
さらに、全国47都道府県をはじめとして、ご当地の誇りを込めて手がける個性豊かな庭園の数々も登場する。国際出展でも、前回の開催国カタールや次回開催国のタイ、政府としては初めて公式参加するアメリカなど、世界のトップクリエイターたちが趣向を凝らした庭園が並ぶ光景は見応え十分だ。プロフェッショナルたちが生み出す美しい技の数々を間近で楽しめるのも、訪れる人を笑顔にする魅力のひとつだ。
公式マスコットキャラクター「トゥンクトゥンク」の限定グッズにも注目
人と地球の自然をつなぐコミュニケーターとして誕生した公式マスコットキャラクター「トゥンクトゥンク」。はるか宇宙の彼方から地球に憧れてやってきた好奇心いっぱいの精霊で、「ぬいぐるみにすると手足の短さがキュートで、イベントではテトテトと歩く姿が大人気なんですよ」と脇坂さんも目を細める。
オフィシャルストアや公式オンラインストアでは、開幕前から思わず手に取りたくなる多彩なアイテムが続々とラインナップされている。なかでも人気を集めているのが、胸元のハート部分にふっくらとした立体刺しゅうを施した「EX27 TK トキメキ ぬいぐるみS」(3300円)だ。足元がしっかりと自立する設計になっているため、お部屋のデスクに飾るのはもちろん、おでかけ先で花や緑を背景に記念撮影する「ぬい撮り」のお供にもぴったり。バッグやリュックに付けて気軽に連れ歩けるボールチェーン付きの「EX27 TK トキメキ マスコット」(2750円)もファン心をくすぐる。
さらに、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」と仲良く並んだコラボレーションアイテムも見逃せない。「A4クリアファイル」(520円)や「アクリルキーホルダー」(770円)、「ステッカー」(660円)など、2つのイベントのつながりを感じられる限定デザインはコレクション欲を刺激する。サンリオキャラクターズとのコラボTシャツ(4180円)や、横浜土産の定番ハーバーからは「興味津々!なトゥンクトゥンク横濱ハーバーダブルマロン」(1080円)など、日常使いしやすいアパレルからお土産に喜ばれるお菓子まで充実の品ぞろえだ。会期中には会場限定グッズも多数登場する予定なので、お気に入りのトゥンクトゥンクを見つけて連れて帰ろう。
GREEN×EXPO協会脇坂室長に直撃!GREEN×EXPO 2027の真の魅力と攻略法
GREEN×EXPO協会推進戦略室長の脇坂隆一さんは、1994年に旧建設省(現在の国土交通省)に入省して以来、長年造園職の専門家として第一線で活躍してきた緑のスペシャリストだ。国営ひたち海浜公園の勤務時代には、一面の青い絨毯で世界的なブームを巻き起こした「みはらしの丘」のネモフィラ景観を仕掛けた人物としても広く知られている。
さらに東日本大震災後は、国土交通省東北地方整備局の責任者として岩手県陸前高田市の「高田松原津波復興祈念公園」の整備などに携わってきた。そんな園芸を知り尽くした脇坂さんに、今回のGREEN×EXPO 2027にかける想いや、知っておくと何倍も楽しくなる見どころや攻略法をじっくり聞いた。
隈研吾さんデザイン監修の2大主要館!土の中の未知と江戸園芸の粋に迫る
脇坂さんがぜひ見てほしいと太鼓判を押すのが、建築家・隈研吾さんがデザイン監修をする2つの主要館だ。
CLT木材を組み合わせた独創的なテーマ館『ねっこ』では、「植物とは何か」というド直球の問いに迫る。大阪・関⻄万博シグネチャーパビリオン「いのちのあかし」計画統括ディレクターを務めた杉山央さんや、展示制作・運営を担ったNHKチームとともに、土の中の未知の世界を表現した。「全ての⽣命はつながっている。植物を中⼼に」というコンセプトのもと、東日本大震災からの復興の象徴としても知られる「奇跡の一本松」の実物の根を活用し、「土の中の菌糸ネットワークと植物の根の驚くべき情報コミュニケーションを可視化します」と語る展示は圧巻だ。
一方、屋根を緑化した園芸文化館『いろはにわ』では、日本の奥深い園芸の歴史をひもとく。「テーマ館が自然科学なら、こちらは人文科学。江戸時代、徳川秀忠がツバキを愛好したように、将軍から庶民まで園芸に熱中しました。当時の染井にあった植木屋はまさに社交場でありテーマパークでした」と脇坂さんは語る。館内では当時の植木屋の再現や、全国の園芸愛好団体の協力による実物展示が行われ、その花や葉にさまざまなバリエーションがある「変化朝顔」や、江戸時代から脈々と継承されている「のとキリシマツツジ」、樹齢数百年の盆栽など、「現代の私たちが一堂に会して見ることができない江戸園芸の粋」を体感できる。
火薬庫から森へ。歩くほどに味わい深い上瀬谷の土地の記憶
会場となる上瀬谷の土地そのものにも、歩くほどに味わい深い物語が潜んでいる。ここは旧日本海軍の施設から米軍通信施設を経て返還された場所であり、瀬谷駅から会場へ続く道が「海軍道路」と呼ばれているのもその名残だ。
会場にかつてこの地で農業が営まれていた記憶を受け継ぐ風景が広がるのも、土地の歴史を大切にしているからにほかならない。土に覆われた旧日本海軍由来の火薬庫が長い年月をかけてリアルな森へと育った場所もあり、会期中はプロジェクションマッピングで彩られる。和泉川の源流部をそのまま保全したエリアもあり、「頭で設計したピカピカの会場ではなく、なぜこの場所にこの風景があるのかという土地の歴史を知って歩くと、景色がぐっと身近に感じられます」と脇坂さんは教えてくれた。
万博はワクワク高まる開催前から始まっている!プロセスと記憶を味わい尽くす楽しみ方とは
万博の真の醍醐味について、脇坂さんは「行く前から終わったあとまで、すべてのプロセスを楽しむこと」だと語る。
「万博の楽しみ方は、まず開催前にあるんです。ひとつはグッズがどんどん増えてくるのを買って楽しむこと。そして、1個1個の出展者やパビリオン、イベントなどの内容がオープンになっていくのを日々楽しむこと。さらにさまざまなスタッフの募集に応募して楽しむのもひとつですね」と脇坂さん。
「そうしてワクワクを高めて予約し、始まったら実際に行って何回も楽しむ。そして最後、終わったあとは『あー、楽しかったね』ってみんなで思い返して楽しむ。これが万博の贅沢な楽しみ方なんです」と笑顔で教えてくれた。会期前からグッズを集めたり、何度も足を運んでお気に入りの風景を見つけたりしながら、あとから振り返って語り合える「思い出」をたくさん作っていくことこそが、醍醐味と言える。
さらに気になる今後の情報解禁についても、「100日前や会期直前など、折に触れてグルメやイベント情報をはじめとするビッグニュースや詳細情報がどんどん出てきます。1個1個の出展にもそれぞれの見どころやストーリー、想いがありますので、そうした情報が明らかになっていく過程もぜひ楽しみに待っていただければと思います」と期待を込めたメッセージを寄せてくれた。
様子見はもったいない!開幕初期の春先こそが絶好のチャンス
来場時期の裏ワザとして脇坂さんが強くおすすめするのが、春先の3月から5月に早く行くことだ。
「大阪・関西万博や愛知万博でも、最初の4月や5月は余裕があって、その後グワーッと込み合って、最後は行きたくても行けないという構造になっていました。どうしても最初はみんな様子見してしまいがちなんですね」と脇坂さんは過去の傾向を振り返る。
「ですが、GREEN×EXPOは3月から5月の春先の風景が本当に魅力的です。大阪とは違う園芸の奥深さや花と緑のきれいさ、その先にあるこれからの地球のこと、そして海外出展による国際交流など、トータルで楽しめます。だからこそ、まず春先のいい時期にポーンと行くのを本当におすすめしたいですね」と力を込める。
「1回ではとても回りきれない広さとコンテンツの量がありますし、季節が進むと緑の深さも咲く花もがらりと変わります。通期パスを手に入れて春、初夏、夏、秋と季節ごとに訪れるのが一番のおすすめですね」と脇坂さん。「イルミネーションではなく花や庭園の美しさを引き立てる上品なライトアップを行うので、夕方からふらりと訪れて昼間とは違う落ち着いた表情を楽しむのも贅沢な過ごし方です」と教えてくれた。
4駅からシャトルバス運行!アクセスと事前予約のポイント
広大な上瀬谷の会場へは、鉄道各線と接続する4駅からシャトルバスが運行される。運行拠点となるのは、相鉄本線の「瀬谷駅」と「三ツ境駅」、JR横浜線の「十日市場駅」、そして東急田園都市線の「南町田グランベリーパーク駅」だ。
利用する路線や出発地に合わせて発着駅を自由に選べるのがうれしい。「都心からも相鉄線の直通運転を利用すれば、瀬谷駅まで1時間弱でパッと来られます」と脇坂さんが語るとおり、都心方面からの来場や日帰りのおでかけでもストレスなく移動できる。
また、羽田空港方面からは横浜駅を経由して相鉄線またはJR横浜線へ、新幹線利用なら新横浜駅からJR横浜線または相鉄新横浜線で一本と、広域からのアクセス性も抜群だ。
ちなみに「最寄駅から歩いて行けないのかな?」と地図を見てみると、徒歩では瀬谷駅からは約30分、また三ツ境駅からは約40分、南町田グランベリーパーク駅からは徒歩で約1時間などと、「せっかくならお散歩がてら…」と歩くにはちょっぴり遠慮したくなる距離感と思うかもしれない。しかし、瀬谷駅から会場までは、日陰づくりやミスト設置などのさまざまな暑さ対策とともに、花緑による彩りや装飾が予定されているので、徒歩でゆっくり会場へ向かうのもアクセス方法のひとつとして押さえておきたい。
注意したいのは、会場周辺の混雑緩和とスムーズな案内のため、シャトルバスの乗車や駐車場を利用する際は「事前予約制」が導入される点だ。「入場チケットを購入したら、あわせて交通手段の予約も済ませておく」のがスマートに楽しむための鉄則。おでかけの日程が決まったら、公式サイトから早めに予約をしておこう。
おでかけの予定に合わせて選べる!多彩なチケットと賢い活用法
GREEN×EXPO 2027では、訪れる季節や時間帯、旅行のスケジュールに合わせて選べる多彩なチケットが用意されている。それぞれの特徴を知っておくと、よりお得に、そして自分らしいスタイルで祭典を満喫できる。
まず、会期中に1回じっくり訪れたいなら「前売1日券(早割価格)」(大人4900円、中人3000円、小人1400円)が絶対にお得だ。2026年3月19日から2027年3月18日(木)までの前売期間に購入すれば、会期中の通常価格(大人5500円)よりも割安で手に入る。「まずは開幕初期の春先に一度行ってみたい」と考えているなら、早めの確保がおすすめだ。
一方、「1回だけではとても回りきれない」「季節ごとの移ろいをすべて体感したい」という人には、会期中何度でも入場できる「通期パス」(大人2万8000円)がイチオシだ。春の華やかな花々から、初夏や夏の力強い緑、そして秋へと表情を変えていく上瀬谷の四季を余すところなく追いかけられる。毎月訪れるなら元が取れる計算になるため、近郊にお住まいの人やお散歩がてら気軽に通いたいファンにはたまらないパスと言える。
さらに、活用次第で旅の楽しみがぐっと広がるのが、17時以降に入場できる「夜間券」(大人3500円)だ。「昼間は横浜みなとみらいや都内でショッピングや観光を楽しみ、夕暮れ時からGREEN×EXPO 2027へ移動してグルメや夜の散策を満喫する」といった贅沢な観光コンビネーションも可能。「一度目は昼間にパビリオンを中心に巡り、二度目は夕方から訪れてライトアップされた幻想的な庭園をゆっくり眺める」という楽しみ方もできる。ギラギラとした派手なイルミネーションではなく、草木や花の美しさを上品に引き立てる落ち着いたライティングに包まれる夜の会場は、大人のデートや仕事帰りのおでかけにも心地よい時間を与えてくれる。
そのほか、夏休み期間(7月1日〜8月31日)に何度でも入場できる「夏パス」(大人1万2000円)は、夏休みに集中して何度も通いたいファミリーや、首都圏への旅行・帰省に合わせて数日間にわたってじっくり満喫したい人に最適。障がい者手帳等持っている人向けの「特別割引券」(大人2800円)なども充実している。
来場日時予約は2026年9月18日より受付開始された。「誰と、どの季節に、どんな時間帯で楽しみたいか」をイメージしながら、自分にぴったりのチケットを選んでおでかけの計画を立てよう。
開幕までの時間もまるごと楽しもう!今から始めるおでかけ準備
そよ風に揺れる木々のざわめき、ふわりと漂う花の香り、そして土と緑が放つ生命の力強さ。日本で開催される「GREEN×EXPO 2027」は、普段のせわしない日常をふっと忘れさせてくれる心地よい時間に満ちている。
「グッズを買ったり、続々と解禁される出展情報をチェックしたりと、開催前からワクワクを高めていくのも万博の醍醐味」と脇坂さんが教えてくれたとおり、私たちの楽しみはすでに始まっている。お気に入りのトゥンクトゥンクグッズを手に入れたり、自分にぴったりのチケットを選んだりしながら、2027年春の開幕に向けて今からワクワクのおでかけ準備を始めよう!
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
取材=澤田麻依、北村康行
文=北村康行
画像提供=GREEN×EXPO協会
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