五月病予防に効く⁉ 卵サンド、オムライスなど人気の卵料理はパワーフード!その理由は?
東京ウォーカー
分厚い卵サンドや、親子丼など、日々何気なく食べているメニューに使用されている、“卵”。実は卵には体が必要とする栄養素を豊富に含み気分の不調を改善する効果を持っているって知っていましたか? また生食でも加熱調理でも、栄養価にほぼ変わりがないのも特徴。調理の有無や、茹でる、焼く、煮る、蒸す…といった幅広い調理にも耐えられる万能食品だ。卵の栄養素を様々な料理から効果的に摂取すれば、来る五月病対策にもなるらしい。その理由を専門家に聞いてきました!

「タマゴ科学研究会」理事の東京家政大学大学院教授・峯木眞知子さんが、卵の栄養の中で、特に注目しているのが、必須アミノ酸の一つであるトリプトファン。峯木さんいわく「トリプトファンはセロトニンの原料となる物質です。セロトニンには心を安定させる働きがあるので、ストレスを感じたり、気分が優れない時には、トリプトファンを積極的にとってセロトニンの分泌を増やしていきましょう。トリプトファンは体内で生成できず、食べ物からしか摂取できないんですね。ですからこれを豊富に含む卵を食べることが、五月病に陥りやすい季節におすすめなんです。」とのことだ。
また、卵黄には脳の発達に必要なホスファチジルコリン、加えて、情報伝達能力や集中力のアップに役立つとされるアラキドン酸といった人間の脳にいい影響を及ぼす栄養がたっぷり含まれるそう。そんな卵黄を贅沢に使った卵かけごはんなどは、集中力をアップを促してくれそうだ。さらに、疲労を軽減するとされるイミダゾールペプチドを含む鶏肉と一緒に摂ることで、疲労回復も期待ができると峯木さんは話す。
新生活がスタートし、蓄積しているストレスや疲れを抱えている人も多いもでは?万能食材の「卵」をたっぷり使ったメニューを食べて、ストレスに負けない体と心を手にいれよう!
東京ウォーカー編集部
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