ラーメン大好き編集部員が​注目!福岡・北九州“DNA継承系”ラーメン5選

九州ウォーカー

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「ラーメンWalker」九州版を毎年担当し、血液がスープに変わりつつあるラーメン大好き編集部員・ハヤシが、今もっとも注目しているジャンル“DNA継承系”。麺激戦区を勝ち抜いた人気店で修業を積み、しっかりと味を再現しながらオリジナリティも追求する、福岡県内で新進気鋭の実力派5軒を紹介する!

行きつけに認定!バリうま麺に惚れる「博多らーめん ちゃんぽん ひるとよる」


「博多らーめん ちゃんぽんひるとよる」の「らーめん」(600円)、「焼き餃子」(330円)。豚骨×鶏ガラのスープは臭みがなく、まろやか


2017年5月に誕生した、豚骨ラーメンとちゃんぽんを翌3:00まで味わえる麺酒場「博多らーめん ちゃんぽん ひるとよる」(福岡市中央区大名)。「らーめん」(600円)や「博多ちゃんぽん」(700円)は、店主の修業先「Shin-Shin」の芳醇甘味系豚骨を継承しながら、細麺に改良するなど工夫を凝らす。「味噌トン」「高菜ラーメン」(各700円)など、トッピングのバリエーションも豊かだ。

【写真を見る】「博多らーめん ちゃんぽんひるとよる」の「ネギ焼きめし」(700円)は、中洲川端の人気店「博多川端どさんこ」でも学んだ店主の自信作


約20種類ある串もの、「味噌ホルモン鉄板」(880円)、「焼き餃子」(330円)といった一品料理も合わせてオーダーしよう。

[博多らーめん ちゃんぽん ひるとよる]福岡県福岡市中央区大名2-2-41 / 092-713-2008 / 11:00~15:00、18:00~翌3:00(LO2:30) / 日曜休み

タレに赤ワイン入り!五右衛門釜で炊き上げる濃厚豚骨ラーメン「五右衛門仕込 とんこつラーメンGOJOH」


「五右衛門仕込 とんこつラーメンGOJOH」の「五常ワンタン麺「礼」」(750円)


テレビ番組の店舗再建企画で「泰星(たいせい)ラーメン」から「五右衛門仕込 とんこつラーメンGOJOH(ごじょう)」(福岡市博多区住吉)へと2017年5月にリニューアル。店主・林泰生さんの修業先である老舗ラーメン店「三九」の味をベースにしながら、“革新”要素を加えたラーメンへと生まれ変わった。

「五右衛門仕込 とんこつラーメンGOJOH」。同店の顔ともいえる巨大な五右衛門釜。重厚な鉄製の鎖の中に豚骨を入れて煮込む


スープは、厨房奥に据えた巨大な五右衛門釜で豪快に炊き上げる濃厚白濁豚骨。豚の頭骨、背骨、ゲンコツを一度に約45kg使い、髄の旨味も凝縮する。醤油ダレにはハチミツ、昆布、赤ワインを加えているのがポイント。定番豚骨の「仁」、マー油入り「義」などのメニューがそろう。

[五右衛門釜仕込 とんこつラーメンGOJOH]福岡県福岡市博多区住吉5-18-7 第2山城ビル1F / 092-483-3385 / 11:30~15:00、18:00~24:00※売切れ次第終了 / 月曜休み

あふれんばかりの芳醇スープを最後の一滴まですすりたい!「なおちゃん ラーメン」


「なおちゃん ラーメン」の「ラーメン」(590円)。じっくり炊き込んだ“コク”のスープと、フレッシュな“キレ”のスープを合わせる、ふくちゃんラーメンの手法を継承


「なおちゃん ラーメン」(糸島市前原)は、豚骨の横綱格「ふくちゃんラーメン」で6年間修業した後にオープン。容量120Lの大釜2つで、炊く時間と濃度の異なる2種類の豚骨スープを仕込み、それぞれの状態によって分量を調整してブレンド。スッキリとした飲み口は、多くのラーメンファンを唸らせている。

「なおちゃん ラーメン」。毎朝仕込むチャーシューは、赤身と脂のバランスがちょうどよいモモ肉のみを使用


麺は2016年12月より自家製麺に変更。スープに絡みやすい低加水麺ながらもちっとした歯応えが特徴だ。卓上には自家製の辛子高菜やニラキムチ、生ニンニク、ニンニクチップなどの味変アイテムを配しており、自分好みにカスタマイズして楽しむことができる。

[なおちゃん ラーメン]福岡県糸島市前原1037-1 / 092-324-1267 / 11:00~21:00(LO)※売切れ次第終了 / 木曜休み

長崎の老舗の味を継承!黄金スープが染みわたる「大島ラーメン あづまや 福岡」


「大島ラーメン あづまや 福岡」の「ラーメン」(550円)


長崎県・大島町で50年以上愛される老舗「あづまや」ののれん分け店「大島ラーメン あづまや 福岡」が、2017年6月に福岡市六本松にオープンした。大将は本店で修行後、福岡市赤坂の「鈴木商店」で店長を務めた腕利き。「ラーメン」(550円)は、鶏ガラと豚骨を合わせて炊いたあっさり&味わい深いスープと自家製麺がよく絡む。

「大島ラーメン あづまや 福岡」。甘辛く煮たチャーシューがアクセントになる


高校生まで無料で替玉し放題(保護者同伴の場合不可)という、うれしいサービスも。その他、「ちゃんぽん」(700円)や、持ち帰りもOKの「皿うどん」(700円、大盛り800円)もある。

[大島ラーメン あづまや 福岡]福岡県福岡市中央区六本松1-5-17 / 092-751-3636 / 11:00~15:00、17:00~22:00(LO21:30)ごろ / 不定休

札幌の超人気店で修業した店主が作る濃厚味噌ラーメン「麺屋 玄」


「麺屋 玄」の「味噌ら~めん」(750円)。濃厚だがマイルドなスープは、コク、旨味、甘味、味噌の香ばしさのバランスが絶妙


北海道の名店「彩未(さいみ)」で約2年修業を積んだ店主が、地元に戻り開業した「麺屋 玄」(北九州市小倉北区)。小倉では珍しい、濃厚な味噌ラーメンを味わえる。最大の特徴は、“焼き”と呼ばれるスープの作り方だ。中華鍋に注文分の元ダレ、スープ、モヤシ、挽き肉、タマネギを入れて煮込む。

「麺屋 玄」では、炎が上がるほど、強い火力で炊き上げるスープが特徴


麺は北海道の製麺所から空輸したのちに、噛み応えが最大限に出るよう1日寝かせたものを使用している。スープと好相性な2種のチャーシュー、ネギ、メンマを入れ、最後に本場の味噌ラーメンと同様に生姜をのせて完成。味噌以外にも「塩ら~めん」や「醤油ら~めん」(共に750円)なども用意する。

[麺屋 玄]福岡県北九州市小倉北区江南町7-1 18 ビル1F / 093-922-7511 / 11:00~15:30(LO15:20)、17:00~20:00(LO19:50) / 月曜休み、不定休

林佑香

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