【試泊レポ】テレビのない森のヴィラで“何もしない”贅沢を体験!「箱根リトリート」で過ごす1泊2日
東京ウォーカー(全国版)
朝食後も急がない。チェックアウトまで“もうひと休み”
翌朝の朝食は、「WOODSIDE dining」でのブッフェを選んでみた。開放的なダイニングに料理が並び、好きなものを少しずつ選べる朝食は、静かな「俵石」で味わった前夜の夕食とはまた違った楽しさがある。
「WOODSIDE dining」の自慢は、薪火を活かした料理。オープンキッチンには薪が積まれ、朝食でも薪火で香ばしく焼き上げた料理が楽しめる。肉の旨味が食欲を誘うバーガーをはじめ、エッグベネディクトなどの洋食メニューもそろい、朝からついあれこれ手を伸ばしたくなる充実ぶりだ。
ただ、朝食を終えてすぐに出発するのはもったいない。箱根リトリートは、宿泊者が自由に過ごせる共用スペースも充実している。「cafe & lounge」では宿泊者向けのドリンクサービスがあり、コーヒーを片手にゆっくり過ごせるほか、売店も併設。さらに足を延ばしたいのが「free bird & terrace」。自由に手に取れる本が並ぶライブラリーがあり、気になる一冊を読みながらのんびり過ごせる。屋外のテラスに出れば、木々を間近に感じながらひと休み。客室とはまた違った場所で、それぞれ思い思いの時間を楽しめる。
さらに、villa 1/fの客室温泉とは趣の異なる大浴場「ONSEN f」へ足を運ぶのもいい。朝食後にもう一度湯に浸かったり、ラウンジでコーヒーを飲んだり。チェックアウトは11時なので、朝の時間まで急かされることなく過ごせるのがうれしい。
季節ごとの楽しみを見つけて、気が向けば箱根散策へ
箱根リトリートでは、滞在を彩るさまざまな体験も用意されている。「free bird & terrace」では、好みの食材を自分で燻製して味わう「Smoke de Otsumami」が登場。森の中に立ち上る燻製の香りに包まれながら、のんびりと出来上がりを待つ時間も楽しい。
もう少しアクティブに過ごしたくなったら、宿泊者向けの電動アシスト自転車を利用するのもおすすめ。高低差のある仙石原でも移動しやすく、周辺散策の選択肢が広がる。箱根ガラスの森美術館は宿から徒歩約7分と近いので、歩いて立ち寄るのはもちろん、自転車なら周辺の自然や美術館へも気軽に足を延ばせる。
温泉に入り、薪ストーブの炎を眺め、風に揺れる木々の音や鳥のさえずりに耳を澄ます。気が向けば外へ出て、箱根の自然やアートを楽しむ。「何もしない時間」も「出かける時間」も、その日の気分に合わせて自分で選べばいい。予定をぎっしり詰め込むのではなく、自分のペースを取り戻す。「箱根リトリート」での滞在は、そんな旅の心地よさを教えてくれる1泊2日だった。忙しい日常から少し離れたくなったら、森の中で自分の時間を取り戻す「箱根リトリート」へ。次の箱根旅の目的地に加えてほしい。
箱根リトリート före & villa 1/f
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1286-116
アクセス:【電車】箱根登山鉄道箱根湯本駅から箱根登山バスで約23分、俵石・ガラスの森バス停下車徒歩約5分 【車】東名高速御殿場ICから約23分
取材・撮影・文=近藤鈴佳、水島彩恵
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