太陽の塔が48年ぶりの内部公開をスタート!

関西ウォーカー

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大阪のシンボルとして親しまれる「太陽の塔」。1970年の日本万国博覧会閉幕後に非公開となったすべての内部が修復を終え、48年ぶりに常設の展示施設に生まれ変わった。当時と同じBGM「生命の讃歌」が響き、ドラマチックな空間体験が楽しめる。生みの親・岡本太郎が表現した生命のエネルギーを体感しよう。<※情報は『関西ウォーカー特別編集 無料&格安で遊びたおす!(2018年4月23日発売号)』より>

「生命の樹」生命の進化の過程をを復元。高さは41m、5色の樹は五大州を表現している。


33種183体の生物模型で生命の起源を表現


真っ赤な壁面の塔内の頂点に向かってそびえる、高さ約41mの「生命の樹」。アメーバなどの原生生物から人類までの生物模型が取り付けられ、根元から未来に向かって吹き上げる「生命のエネルギー」を表現している。

「アメーバ」基本的にべん毛や繊毛を持たず、仮足で運動する単細胞の原生生物


「アンモナイト」白亜紀末の絶滅まで、世界中の海洋に棲息。実は泳げなかった説も


「ブロントサウルス」長い首が特徴の大型草食性恐竜。48年前は口が動いていた


「チンパンジー」よく見ると、おなかに子供のチンパンジーが抱き付いている


内部を見ればよくわかる!これが太陽の塔の構造


新生・太陽の塔は、2つのゾーンで構成されている。まず地下の展示室「地底の太陽」ゾーンで大阪万博テーマ館の世界へと誘い、「生命の樹」ゾーンへ。階段を上りながら、見事に再生を果たした生命の樹をゆっくりと鑑賞しよう。

太陽の塔内部の最上部「太陽の空間」は、無限の天空を表現


「生命の樹」の周りを階段でぐるぐる回りながら上って行く


こちらも48年ぶりに復元「地底の太陽」が再び現れる


大阪万博閉幕後に行方不明になり、詳しい図面も残されていなかったが、当時の写真などを手がかりに作り直された「地底の太陽」。プロジェクションマッピングによって、「地底の太陽」が彩られるシーンに魅了される。

顔の直径約3m、全長約11mの黄金の仮面。当時の世界観を感じられる展示エリアとなっている


48年前とは思えない技術力が細部でわかる


建築技術の高さに驚かされる緻密な鉄骨構造と、新たな照明効果で神秘的な存在感を放つ両腕など、48年も前のものとは思えない細部に驚き。帰路となる階段に展示されているパネルで太陽の塔が完成するまでの軌跡もわかる。

かつて大屋根への非常階段となっていた左腕は当時のままの姿。現在階段は立入禁止だが、照明効果により幻想的な雰囲気


■「太陽の塔」住所:吹田市千里万博公園 電話:0120-1970-89 時間:10:00~17:00(最終入館16:30) 休館日:水曜日(祝日の場合翌日) 入場料:大人700円※要別途公園入園料大人250円 駐車場:4,300台(400円/120分、土日祝日600円/120分) 交通:大阪モノレール万博記念公園駅より徒歩5分

井上奈都美

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