「卒婚族」に「鉄壁女」!? 世界の“お見合い事情”とは

東京ウォーカー(全国版)

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2008年から日本全国で巻き起こった“婚活旋風”。結婚相談所「サンセリテ青山」PR事務局の調べによると、今年2010年には、この日本の婚活ブームがアジア諸国へと拡大中だという。そこで今回は、各国の“お見合い事情”をご紹介しよう。

まずは、おとなりの国・韓国から。過去最低の婚姻率&最高平均初婚年齢を記録中の同国。「鉄壁女」と呼ばれる“恋愛に不器用で男性の気持ちをむげにする女性”など、パワフルな女性が台頭し、今までよりも女性の婚期が遅めになっている模様だ。そんな中で、「恋愛講座」や、大企業同士の合コン・パーティが人気を獲得。日本発の造語「婚活」という言葉も流行しているという。

お次は中国。都市部では、なんと独身男女の比率が3:7と、「独女余り」が深刻化している。そんな状況を受けて、“剰女=結婚できない女性”にはなりたくないと、10代の女性の間で婚活が大盛況だ。なかでも、ある結婚相談所では約19万人の10代女性が登録するなど、“お見合い”が人気なのだという。ちなみに、中国では“就職難のために卒業後すぐ結婚を目指す女子大生”のことを「卒婚族」と呼ぶなど、流行語も生まれている。

さらに、タイでは、今年2月に行われたお見合いパーティーに258人の結婚希望者が参加。その人数はドイツのギネス記録を塗り替えたそうで、お見合いブームが顕著に現れる結果となった。恋愛の神様が降臨するといわれる婚活スポット「トルムルティの祠」も、若者から絶大な支持を集めているそうで、人々の結婚への情熱が感じられる。

ほかにも、イランでは、近年の離婚率の上昇(4組に1組が離婚)を受け、政府が若者を対象に結婚に関するオンライン授業を開始するなどユニークな試みも。そこでは“プロポーズの仕方”を教わることができるそうだ。また、日本では、東京・名古屋・阪神の都市部においては10組に1組が国際結婚を選択するなど、各国ともに結婚事情にも変化があるようだ。今後、どのような婚活がブームになるのか、ぜひ注目したい。【東京ウォーカー】

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