乃木坂46生田絵梨花「ライブ感が一番!」はじける笑顔でナビゲーターに就任
東京ウォーカー(全国版)

――今度はミュージカルそのものについてお聞きしたいのですが、映画やドラマとは違うミュージカルの魅力はなんですか。
やっぱりライブ感が一番ですね。演者はその作品の中でその場を生きているし、お客様もその一瞬のためにその場に来てくださっています。きっと一生に一度しかない出会いをそこでしていて、それ自体が全部生きた空間になっていることが一番の魅力だと思っています。
――そのミュージカルが日本でもどんどん盛んになってきていますが、生田さんが考えている日本のミュージカルに対する期待みたいなものはありますか。
あまりなじみのない方は、敷居が高いと思っていらっしゃる方が多いみたいなんですけど、ブロードウェイでは誰もが気軽に観に行くじゃないですか。服装もラフだったり劇場も緊張感があるというよりかは楽しみに行く雰囲気があるというか。だから日本でも気軽に楽しんでもらえるように魅力を知ってもらえたらなと思います。
――ちなみに、生田さんがミュージカルに魅了されるきっかけになった作品はなんですか。
「レ・ミゼラブル」と「ロミオとジュリエット」ですね。この 2 つを見たことが、将来舞台に立つ人になりたいと思ったきっかけでした。ミュージカル自体は小学生の頃から見ていて、楽曲に乗せてくる魂の叫びみたいなものが幼いながら心に響いてすごく圧倒されたんです。それがいつしかこんな歌を自分で歌いたいとか、こういう思いを人に届けたいと思うように変わっていきました。ただ、本格的に目指そうと意識したのは高校生になってからで、乃木坂 46 に入った後により強くやりたいと思うようになりました。

――そのミュージカルで、今後やってみたい役や将来の目標はありますか。
今までピュアな役が多かったんですが、今度出演する「モーツァルト」で、はすっぱな新しい役をいただけたので、自分のイメージにないものや意外な役など、幅広くやっていきたいなと思います。題材が重たいものが多いので、コメディーとか笑えるものもいつか挑戦したいです。目標としては末永くステージに立つことが一番ですね。
――ちなみに、練習する中で大変だったことはなんですか。
ミュージカルって冷静になる部分と感情的になる部分が両方ないとできないと思うんです。感情的になり過ぎても声帯を潰したり耳障りな汚い響になったりするので、冷静にどうするか考えることは必要なんですけど、そればかりになると今度はただ歌ってるとか音符をたどっているみたいな感じになってしまうので、もっと熱を込めなきゃいけない部分もあって…そのバランスがいつもすごく難しいです。
――最後に視聴者の方にメッセージをお願いします。
私たちもどの作品が受賞するかはもちろん、そのパフォーマンス自体にもすごくワクワクしています。もしまだミュージカルに触れたことがないという方がいましたら、ぜひこの機会に一緒に楽しみたいなと思いますし、今まで見ていた方も今回は日本のスタジオでもパフォーマンスをたくさん行うみたいなので、一緒に盛り上げられたらなと思います。


また、今年の生中継のオープニングでは、ナビゲーターの井上芳雄、生田絵梨花、そしてスペシャル・ゲストの坂本昌行によるコラボレーションが実現。ヒットミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』より「ザ・グレイテスト・ショー」「ディス・イズ・ミー」をメドレーで送ることが決定した。
さらに、前日の6月10日(日)には、井上のNYでの対談の模様、生田のレッスン風景、坂本の収録のメイキングなど「トニー賞直前SP in NY」を無料放送する。授賞式当日、スタジオで生歌唱する3人の華麗なパフォーマンスをより楽しむためにも、この番組のチェックも忘れずに。
当日のオープニングパフォーマンスや前日の特別番組など、今年もさまざまな催しが行われる「世界最高峰のトニー賞授賞式」。年に一度の盛大なイベントなので、ぜひ、楽しんでみよう。
永田正雄
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