台湾の名物料理とカレーのハイブリッド! 並んでも食べたい大久保の「魯珈」
東京ウォーカー
自由なセンスで、これまでにない新発想が生まれ続ける近年の東京カレーシーン。キーワードのひとつが“ハイブリッド”だが、その旗手といえる店が大久保の「SPICY CURRY 魯珈」(ろか)だ。


同店は、台湾の屋台で人気の豚バラ煮込みかけご飯「魯肉飯」(ルーローハン)とカレーのハイブリッド。しかもカレーは昨今人気の南インド系だ。他にはないおいしさから、オープンから約1年半が経った今も行列ができている。
名店を渡り歩いた店主の人生が凝縮したワンプレート
オリジナリティがあふれすぎている同店のカレー。まずは魯肉飯の魅力から紐解いていこう。これは店主の齋藤絵理さんが大学時代にアルバイトをしていた店「鬍鬚張魯肉飯」(ヒゲチョウルーローハン)の味がベース。同店は現在石川県にしかないが、当時は東京にもあり、齋藤さんは渋谷店で4年間働いた。そして魯肉飯のトリコに。

一方のカレーも、齋藤さんの修業先の味が土台。その古巣というのが南インドカレーの名店「エリックサウス」である。ここで7年間磨いた腕に、全国の有名店を食べ歩いた知見を生かして作られているのが「魯珈」の味なのだ。
カレーを選べる飽きないおいしさも魅力
同店のメニューは数種類がラインアップされているが、やはり名物は魯肉飯とカレーのあいがけとなる「ろかプレート」(950円)だ。魯肉飯の上には半熟卵、そして器には玉ネギのアチャール、サラダ、日替わりの副菜、マスタードオイル高菜が添えられ、見た目もフォトジェニック。

カレー好きには「選べる2種カレー」(850円)が好評だ。なお、ほかのソースも食べたい場合は「ぷちカレー」(200円)を追加すればOK。4種のうち1種は日替わりの限定カレーとなっており、南インド系ではない創造性を生かした味が楽しめる。

混雑は必至だが、比較的スムーズに入れるのは14時以降とのこと。カレーの未知なる可能性に出会いたい人は「魯珈」へ足を運ぶべし!
取材・文=中山秀明/撮影=岩堀和彦
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