餡はトロトロ、皮はパリパリ!ミシュランガイドも認めた、マダムの感動餃子

東京ウォーカー

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池尻大橋にある餃子の人気店「池尻餃子.」。ここは、ミシュランガイド東京2018でビブグルマンに選出されたことでも知られる名店だ。

「うちの餃子はマダム・ローズにしか作れないんです」と話すのは、店長の長塚千佳子さん。看板メニューの「あおば餃子」をはじめ、この店の餃子はすべてマダム・ローズという一人の女性の手から生み出されている。

店長の長塚千佳子さん。毎日栄養たっぷりの餃子を食べているおかげで風邪を引かなくなったそう


マダム・ローズの餃子の味に感動して……


そもそもマダム・ローズという人物は何者だろうか?長塚さんに聞いてみた。

「マダム・ローズはオーナーの知人で、74歳の美食家として知られる女性です。とても料理上手で、特に彼女が家族のために作る餃子は、美味しくて元気になれると評判だったんです。マダムの家で餃子を振る舞ってもらったオーナーがその味に感動し、『もっといろんな人にこの餃子を食べてもらいたい!』と考えたのが、すべての始まりです」(長塚千佳子さん)

代々家に伝わるレシピで作るハンドメイド餃子


【写真を見る】パリパリの皮からトロリと餡があふれ出す…。一度食べたら忘れられない看板メニューの「あおば餃子」(756円)


餃子はマダムが自分の家族を元気づけたい時に作っていたスペシャルメニュー。「もともと家庭料理ですので、家族が安心して食べられるものであることが第一。素材から調味料まで自然由来のものを使っています。あおば餃子の餡は、具材の鶏肉や豚肉から出たコラーゲンのおかげでトロトロ。皮はパリパリとした食感が楽しめるように、水分に耐えうるギリギリの薄さのものを使っています。餃子のレシピはマダムの家に代々伝わっているもので、詳しい作り方は私たちも知らないんです。餃子を作れるのは世界中でただ一人、マダム・ローズだけなんです」(長塚千佳子さん)

丁寧に一つ一つ手包みされた餃子には、「おいしい餃子で食べる人を元気にしたい」というマダムの思いが込められている。

「皮が薄くて繊細なので焼きすぎると破けてしまうんです。焼き具合は状態を見ながら調整しています」(長塚千佳子さん)


壁一面に広がる赤富士を女性銭湯絵師の田中みずきさんが描いたもの。カウンターの奥には伊勢神宮の神棚が鎮座。実は隠れたパワースポットとしても人気


池尻大橋駅から徒歩3分。グリーンを基調とした、餃子店らしからぬスタイリッシュな店構え


取材・文=秋山ももこ(mogShore)、撮影=岡本卓大

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