おひとりさま専用カレー!? あの南インド料理店の最新ブランド実食レポ!
東京ウォーカー
2010年に八重洲で創業し、当時はまだ珍しかった“ミールス”など、本場の南インド料理を東京で広めた「エリックサウス」。その最新ブランド「エリックサウスマサラダイナー」が、2018年4月27日に渋谷にオープンした。そこに“お一人様”にうれしいメニューがあると聞き、さっそく食べてきた!

周りの目は気にせず、カウンター席でミールスを混ぜ混ぜ♪
「GEMS神宮前」の5階にある「エリックサウスマサラダイナー」。1フロアを使った広々とした店内の中央には、コの字型のバーカウンターが設置されている。その席でしかオーダーできないのが、その名もズバリ“カウンター席限定お一人様メニュー”(ディナーのみ)だ。「渋谷という場所柄、女性のお一人様が多く、ディナータイムでも気兼ねなく利用していただけるよう、このメニューを導入しました」と、同店を運営する㈱円相フードサービスの専務取締役・稲田俊輔さん。
“お一人様メニュー”は「4種のカレープレート」(1,339円)や「バラエティプレート」(1,598円)など、5種から選べる。なかでも一番人気は、同店の代名詞である「マサラダイナーミールス」(1,404円)。 “ミールス”とはインドの食堂などで出される定食のこと。選べる2種のカレーのほか、ダール(豆のカレー)やサンバル(豆と野菜のスープ)、ラッサム(スパイススープ)、ヨーグルトに、バスマティライス(インドの最高級米)、ロティ(全粒粉の薄焼きパン)、パパド(薄焼きせんべい)、そして本日のスナックが1プレートに載っていて、とにかくボリューム満点。
まずはそれぞれを単体で味わい、その後はプレートにライスを広げ、カレーやダールなどをぶっかけて、よくかき混ぜて豪快に味わう。混ぜるといろいろな味が重なり合うので、その中から自分好みの味を突き詰められるのがおもしろい。何より、周りの目を気にせず、ミールスをごちゃ混ぜにすることに集中できるのは、カウンターのお一人様ならではの特権だ。
ビリヤニが炊き上がるまで、前菜をつまみにお酒を楽しむ

お酒と一緒にじっくり料理を味わいたいという人には、「ハイデラバーディー マトンビリヤニセット」(2,322円)がおすすめ。“ビリヤニ”とはインド版のパエリア。スパイスでマリネしてから蒸したマトンとバスマティライスを、シナモンやカルダモンなど数種のスパイスと一緒に鍋で炊き上げている。出来上がるまでに約20分かかるので、その間は前菜3種をつまみに、ワインなど好みのお酒を楽しみつつのんびりと待ちたい。

鍋に入れたまま運ばれて来るマトンビリヤニは、蓋を開けると熱々の湯気とともにスパイスの香りが立ち込め、食欲を刺激。柔らかなマトンはクセがなく、一つ一つ粒がしっかり立ったバスマティライスとよく合う。まずはそのまま味わい、途中からカレーソースやヨーグルトをかけると、味が変化し、最後まで飽きずに食べられる。
“ぼっち飯”に抵抗がある人や、「一人呑みをしてみたいけど勇気がない」というビギナーにもピッタリ。今宵は仕事帰りに立ち寄り、カウンター席限定お一人様メニューを堪能してみてはどうだろう?



取材・文=河合哲治郎/撮影=岩堀和彦
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