和菓子×音楽のコラボイベント!六本木ヒルズ展望台 東京シティビューで夜景とともに和菓子と音楽を堪能

東京ウォーカー(全国版)

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毎年6月16日の「和菓子の日」。平安時代に16種のお菓子や餅を神前にお供えし、厄払いと健康を祈願したことが由来とされ、全国和菓子協会が1979(昭和54)年に制定した。

六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー(森タワー52F)で6月30日(土)まで開催中の、東京のカルチャーを発信するイベント「TOKYO CITY VIEW LOUNGE 2018 “東京の新緑”」。その一環として、老舗和菓子店の店主たち×音楽のスペシャルイベント「アンコマンないと“和菓子の日 前夜祭”@TOKYO CITY VIEW」が、「和菓子の日」前日の6月15日に開催された。

思い思いにあんこを詰めたオリジナルもなかを片手にご満悦


“アンコマンないと”は、和菓子の普及を目的に「ぎんざ空也 空いろ」の山口彦之氏や「銀座 松崎煎餅」の松崎宗平氏など、和菓子と共に音楽を愛してやまない老舗和菓子店の若旦那衆がDJ“アンコマン”に変身。DJとして音楽を流している間、それぞれ自慢の和菓子をふるまうという異色の音楽イベントだ。

【写真を見る】世界で活躍中のMarcus Dが来場。そのDJプレイに来場者も酔いしれた


現在、東京シティビュー 屋内展望台(スカイギャラリー3、新宿方面)にて老舗和菓子店とのコラボメニューもあるカフェ「茶と果実 TEA&FRUITS STAND」が期間限定でオープン。そのスペシャルイベントとして今回の催しが行われたのだが、参加無料ということもあり、当日は東京の夜景を見に来たついでに立ち寄るなど多くの参加者で盛り上がりをみせた。

開演直前の会場の様子。来場者はドリンクをオーダーし、その時を待ちわびる


イベントはドリンクオーダー制。1ドリンクの注文でそれぞれのDJタイム中に和菓子が無料で食べられる&オリジナルグッズ抽選に参加できるため、開演前から注文カウンター前には行列が。そして19時を少し回ったころでいよいよイベントがスタート。DJタイムが始まると、さっそく和菓子を求める人でごった返し、用意された和菓子はあっという間にその数を減らしていった。

自分であんこをもなかに詰めていくというのも貴重な体験だ


メインイベント「もなか詰め詰め」用に用意された5種類のオリジナルあんこがこちら


中盤(19時30分ごろ)に差し掛かると、いよいよ5種類のあんこがもなかに詰め放題となる「もなか詰め詰め」がスタート。あんこには木下製餡特製の、鬼ザラ糖×直火銅釜煉りの「豊祝つぶあん」「吟醸匠のこしあん」「吟醸匠の絹手亡あん(無漂白)」「濃厚抹茶あん」「濃厚ごまあん」が用意された。詰め放題とあって、皆それぞれに思い思いのあんこを好きなだけ乗せて皮で挟み味わっていく。ドリンクをオーダーしていれば何度でもチャレンジ可能とあって、何度もローテーションしチャレンジする強者も。

幅広い分野の音楽を選曲、作曲しファッションを中心にプロデュースを行うKenichiro Nishihara


今回、若旦那衆で構成されるDJ陣のほか、シアトル出身で世界中で活躍、jazzy&Hip Hopシーンでは知らない者はいないというMarcus D、ファッションを中心に幅広い分野の音楽で選曲・作曲・プロデュースを手掛けるDJ、プロデューサーのKenichiro Nishiharaの両名がスペシャルゲストとして出演。世界を股に掛けて活躍する二人のサウンドに参加者たちは酔いしれた。

「木村屋總本店」の特製あんぱん。隣に並ぶ「ぎんざ空也」のもなかと比べればその大きさは歴然


当日は「ぎんざ空也 空いろ」五代目店主・山口氏のバースデー。用意されたケーキ(洋菓子!?)を片手に観客に応える


スイーツ芸人“スイーツなかの”氏が来場。来場者からの呼びかけにもていねいに応じ、イベントを盛り上げた


終盤には、山口氏と松崎氏に「木村屋總本店」の木村光伯氏を加えた3名のアンコマンがDJブースに登場。当日が誕生日の山口氏にバースデーケーキが用意されるなどお祝いムードに包まれた。また、木村氏はDJタイム中にふるまう和菓子に50人前という巨大あんぱんを準備。観客を驚かせた。他にもスイーツ芸人の“スイーツなかの”氏も参加し、スイーツ男子が会場を盛り上げるなど、さまざまな催しが行われた。

和菓子業界を大いに盛り上げる注目のイベント“アンコマンないと”。東京シティビューでは今年2回目の開催となる。今後も不定期に開催していく予定とのこと


展望台の窓からは東京の夜景を一望。東京シティビューは意外と外国人にも人気の夜景スポットなのだとか


東京シティビューでは今後も“アンコマンないと”を不定期で行っていくほか、7月14日(土)からはスカイギャラリー1(東京タワー・お台場方面)で海の美しいプランクトンやザトウクジラなどを映し出す巨大プロジェクション映像や、沖縄美ら海水族館の水槽、世界初のデジタル地球儀“触れる地球”が登場する「海の地球ミュージアム 2018」の開催を予定している。東京の夜景を楽しみながらさまざまな体験が可能な東京シティビューに、この夏出かけてみてはいかがだろうか。

安藤康之

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