高校野球連載 第17回/高校野球好きアイドル・衛藤美彩から球児たちへのメッセージ

関西ウォーカー

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“高校野球大好き”な著名人が甲子園の魅力を語るスペシャル連載「”ワタシ”が語る甲子園~100年の熱狂ストーリー~」。情報誌「関西ウォーカー」と連動してスタートしたWEB版連載では、誌面に掲載しきれなかった未公開トークを含むスペシャル版を前後編で掲載。

連載第17回目は、“日本一カワイイ高校野球ファン”との呼び声も高い、乃木坂46の衛藤美彩さんのインタビュー(後編)をお届け!

「高校野球は人生で3年間しかできない競技。学年ごとの絆のドラマは私たちにも通じるかな…」


野球部のマネージャーになって、球児たちの物語を間近で見たかった


—お兄さんが野球部を引退されてからも、衛藤さんの高校野球熱は変わらなかったのでしょうか?

衛藤「私、本当は高校で野球部のマネージャーになりたかったんです。主将でもベンチ入りできないとか、ケガでマネージャーに転身、といった高校野球ならではの物語を間近で見てみたいなと。ちょうどアイドルの仕事を始める時期と重なって断念しましたが、友達の彼が野球部で『一緒に試合の応援に行こう』と誘われた時も、私の方が試合に夢中になって見ていることが結構ありましたね(笑)」

—高校野球ならではのドラマを間近で見たい、というのはマニアックな意見ですね。

衛藤「高校野球って、学年によって立場が全然違うじゃないですか。同じ学校でも、その代ごとにどんな体制で臨むのかも違ってきますし…。たとえば、3年生だったらその年が最後だし、2年生が多いけど3年生がほとんどいない学校があったり、2年生や1年生のプレーで負けてしまって、高校野球どころか野球と向き合うことが終わってしまう3年生もいると思うんです。大学に行っても野球を続ける人って少数派ですよね。これが最後の真剣野球、とわかっている球児たちの戦いぶりは、見ていて心を打たれます」

—ほかに、高校野球のどんなところに魅力を感じますか?

衛藤「プロ野球の『なんであんなことができるの?』というプレーもいいんですけど、もっと泥臭いというか、球児たちの一生懸命なプレーがやっぱり魅力的なんだと思います。あと、兄がショートをずっと守っていたことや、今宮健太選手(現ソフトバンク)のプレーを見てきた影響も強いのですが、個人的にはショートのポジションが好きなんです。ボールを捕って振り向きざまにさっと投球したり、カッコいいなって(笑)」

—そんな高校球児たちに、メッセージをお願いします。

アイドルとして元気を届ける衛藤さんにとって、球児たちのプレーが元気の源


衛藤「私が乃木坂46でアイドルというお仕事を続けるうえで、『アイドルという存在に助けられている、支えられている』という言葉を握手会などでいただけることがやりがいになっています。でも、私からしてみれば、全国の高校球児の皆さんが甲子園にかける熱い思い、ただただ本当に野球が好きという純粋な気持ちで毎日練習に励み、試合でプレーする姿から元気をもらっています。そんな私と同じように励まされている人たちがテレビの向こう側にもたくさんいるはずです。自分のため、家族のため、そしてテレビの向こうで応援してくれる人たちのためにも、3年間悔いなく頑張ってほしいですね」

—今年の夏の甲子園は、第100回の記念大会です。衛藤さんも球場で見たいのでは?

衛藤「もちろん球場で見たいです!でも、なかなかスケジュール的に時間が取れなくて…。実は、甲子園球場にはまだ一度も行ったことがないんです。神宮球場や、西武ドーム、東京ドームではライブをさせていただいたことがあるんですけど」

—球場で仕事をするというのはどんな気持ちですか?

衛藤「私の場合、ほかのメンバーとはちょっと違う視点で見ていると思います。『選手たちはこのベンチに座ってるんだ』と考えたり、ステージが外野側に組まれることが多いので、『こんな位置からバックホームしているのか。すごい肩だな』とか思ったりして(笑)」

—観戦に行く時間がないということですが、春のセンバツや夏の甲子園は、もっぱらテレビ観戦ですか?

現在はテレビ観戦がおもだが「テレビに向かって応援して、ついついうるっときちゃいます」と話してくれた


衛藤「そうですね。でも私は『つながってる感』も大事にしたいので、できるだけリアルタイムで見たい、というこだわりもあります。いつか、甲子園球場に行って、生観戦してみたいですね。プライベートが無理なら、高校野球にまつわるお仕事がいただけるように、私自身も頑張っていきたいと思います」



〈今回の語り部〉

衛藤美彩(乃木坂46)/1993年1月4日生まれ。大分県出身。乃木坂46の1期生としてマルチに活躍。18年4月より「プロ野球ニュース」(フジテレビONE)の月曜日担当キャスターに就任した

オグマナオト、トライワークス

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