タイプの違う醤油味はどちらも必食! オープン2か月の豊橋「ラーメン 歩く花」に行ってきた
東海ウォーカー
ラーメンファンの間で評判の高い新店がこの数年で立て続けに誕生している愛知県豊橋市に、またまた話題の店がオープンした。2018年4月22日(日)にオープンした「ラーメン 歩く花」は、2人の職人がそれぞれにラーメンを考案するというユニークな体制で営業している。言うなれば、1つの場所で2つのラーメン店が同時に営業しているようなもの。どんなラーメンが味わえるのか、取材してきた。


麺は自家製!化学調味料を使わないのがポリシー
麺メニューは鶏だし醤油ラーメンとつけ麺の2種類。それぞれ専用の麺を用意し、店内で作っている。ラーメン用の麺は平打ちの縮れ麺。手もみすることでスープとの絡みが良くなり、ランダムな食感を演出する。つけ麺用の麺は太めのストレート麺。全粒粉に三重県産小麦ブランドあやひかりをブレンドし、風味豊かなもっちり食感を追求している。化学調味料に頼らず深みのある旨味を出すため、スープやタレにもさまざまな工夫をこらしている。

まずは鶏だし醤油ラーメンをチェック
鶏だし醤油ラーメンには、5種類の醤油をブレンドして2週間熟成させたタレを使用。ほんのり甘味があり、どこか懐かしさを感じさせる仕上がりだ。スープは、名古屋コーチンをベースにした鶏ダシ。コンブやアゴ煮干しなどの魚介を土台にすることで、鶏の風味を際立たせている。

つけ麺は味を変えて楽しむべし!
つけ麺は、並にすると麺の量は200g。大盛は100円で+100gだ。もっちりとした麺に合わせて、スープは濃度高め。鶏ガラ、豚ゲンコツ、煮干しなどから抽出し、仕上げに濾すことでサラサラした見た目に仕上げている。味に深みを出すため、タレは5種類の醤油をブレンド。ワサビやレモンを添えており、途中で味を変えながら楽しむのがポイントだ。

2人の職人の個性が発揮された麺メニューが完成
鶏だし醤油ラーメンを担当した水田真吾さんは、ラーメン店開業を目指して製麺から勉強。いずれは、海外旅行などで得た経験をラーメン作りに生かしたいと意欲を燃やす。一方、つけ麺を担当した砂原健一郎さんは、飲食業界に長く携わるうちに、独立を志すようになった。ラーメンは老若男女を問わず幅広い年齢層に受け入れられる味を、つけ麺はラーメン好きの若者がハマるような味を目指している。

店の営業がある程度落ち着いたら、メニューや席数を増やすことも検討しているのだとか。盛り上がる豊橋ラーメン界に注目したい。
大川真由美
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