北海道ゆるっと鉄道旅~富良野線1:お花と丘とカフェ巡りを楽しめる観光路線

2018年7月20日 15:00更新

北海道ウォーカー 川島信広

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中富良野駅付近を走る富良野線の普通列車

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北海道を鉄道で旅をするなら「富良野線」は絶対外せません。北海道の中央部、旭川駅から美瑛駅を経由して富良野駅を結ぶ富良野線。総距離54.8kmで普通列車にて約1時間20分前後と比較的短い列車の旅ですが、変化に富む風光明媚な車窓が広がり、沿線にはさまざまな観光スポットが点在!「富良野・美瑛ノロッコ号」(以下ノロッコ号)など観光用の臨時列車が運転されることでも知られています。乗って楽しく、降りて遊べる富良野線の旅へ案内します。

今回は、起終点の旭川駅と富良野駅、富良野線を走る列車を紹介します。

ナチュラルテイストなインテリアが光る旭川駅

木の温かみを感じる富良野線ホームへと続く階段。降り立つとほっこりとした気分になります

北海道第二の都市、旭川市の中心にある旭川駅。富良野方面のほか、札幌、稚内、網走の各方面へ向かう乗換駅でもあり、旭川市旭山動物園や大雪山系の旭岳など観光スポットの玄関口です。

改札口もオシャレな雰囲気

旭川市は旭川家具など古くから木工業が盛んな地。木工の街らしく、駅の内装には北海道産のタモ材を多用し、コンクリートの柱も表面はトドマツ材型枠の木目。駅の改札やコンコース、ホームへと向かう階段など、駅全体が木の温もりに包まれています。

いっぽう駅の外壁はガラス張り。ホームからは駅横を流れる忠別川のほか大雪山系の山々を見渡せ、清々しく開放的な雰囲気です。

駅改築時に旭川駅に名前を刻むプロジェクトに参加した方々の名前が壁面に記されています

開業時から数えて4代目となる駅舎で、駅周辺の再開発に合わせて2010年に仮使用し、2011年に完成。真新しさを感じる駅構内は、列車が発着するたびに通院・通学客のほか出張者や旅行者で賑わいます。大きな駅ながら自然の空気感たっぷり。この先の旅がより楽しみになる、まるでデザイナーズハウスやインテリアショップのような駅です。

富良野観光のスタートは富良野駅から

富良野駅に停車中の富良野線普通列車。地元の方以上に旅行者の利用が目立ちます

富良野駅は富良野地方最大の駅。春から秋にはラベンダーなど彩り豊かな花畑を目当てに、冬はパウダースノーのゲレンデを目指して国内外から多くの人たちが訪れます。

富良野駅は富良野線の列車(中央)のほか根室本線の列車(右奥)も発着します

富良野駅に発着する列車は通常、普通列車と快速列車のみですが、ラベンダーが見頃な時期を中心にノロッコ号や快速「ふらの・びえい号」、札幌駅と富良野駅を結ぶ特急列車などの臨時列車も。富良野観光をするには便利で楽しい列車です。運転日・時間が訪れる日とピッタリ合えばいいですね。

富良野線に乗るなら、ノロッコ号は必乗車!

ラベンダー畑駅付近を走るノロッコ号。ディーゼル機関車が客車を牽引するスタイルもノスタルジック(写真は2017年運行時の編成です)

ノロッコ号は、JR北海道内数カ所で運行されている臨時の観光列車。富良野線では夏を中心に「富良野・美瑛ノロッコ号」として富良野から美瑛もしくは旭川の間を往復しています。

ノロッコ号という名前の由来は「ノロノロと走るトロッコ列車」。ゆっくり車窓を楽しめるようにと、トロッコ列車のように車両の窓が大きく、景観よい場所ではスピードを落としてゆっくり走るのが特徴です。その分、全区間を乗車すると普通列車よりも数分乗車時間が長くなります。

自由席と指定席(指定席料金520円、こども半額)があります

車内の椅子の配置も独特です。富良野駅から自由席に乗車すると、車窓左手は片側3人ずつ座る6人がけのボックス席。席の中央には大きなテーブルがあり、仲間とお菓子を広げながら車窓を楽しめます。いっぽう、車窓右手は窓側に向かって座ることができる2人がけの席。車窓に広がる十勝岳連邦などの風景を正面に見ながら乗車できるんです(指定席は左右逆です)。富良野周辺を列車で巡るならノロッコ号は必乗車です!

美瑛駅にやってきたノロッコ号

次回は富良野駅から富良野線に乗って、沿線の花畑巡りを紹介します。

※列車の名称や車両についてなどは2018年7月現在の情報です。

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