夏の思い出づくりは親子そろって楽しく賢く!新しくなった島原・がまだすドームへ
九州ウォーカー
2018年4月にリニューアルした「ジオと火山の体験ミュージアム がまだすドーム(雲仙岳災害記念館)」は、楽しみながら学べるアトラクションやワークショップが充実。火山や防災、ジオパークについて学ぶ「展示コーナー」、島原の自然をイメージした遊具が集まる「こどもジオパーク」、自然にちなんだ体験プログラムがそろう「ワンダーラボ」など、どのエリアも家族そろって楽しむことができる。そこで今回は、大江さんファミリーが新しくなったコーナーやアトラクションをじっくり体験!

島原の自然の魅力を全身で楽しむ!学べる体験ゾーン「こどもジオパーク」

4月のリニューアルで登場した「こどもジオパーク」は、地球の力や雲仙火山の魅力を、遊具を通して楽しめる体験ゾーン。トランポリンやボルダリングなど、どれも全身を動かしながら学べる遊具ばかりだ。まおちゃん&えるちゃんも、ユニークな遊具を前に大はしゃぎ。屋内型なので、天候を気にせず利用できるのがうれしい。


なかでもふたりのお気に入りは、平成新山をトランポリンで再現したジオマウンテン。山の形をしているため、跳ねるだけではなく滑るという楽しみ方もできる。一番上まで登ると、平成新山山頂からの風景をパノラマ写真で眺めることも可能だ。また、「こどもジオパーク」の奥には、絵本や玩具で遊べる乳幼児向けコーナー、こどもライブラリーが。ママと小さな子供がカーペットの上でのんびり過ごせ、授乳室も完備しているため赤ちゃんがいても安心!



[こどもジオパーク]10:00〜17:00(夏休み期間中は2時間制限あり) / 300円
夏休みの自由研究にピッタリ!実験・ワークショップスペース「ワンダーラボ」
リニューアルの目玉のひとつが、科学や火山、防災などについて実験、ワークショップで学ぶ「ワンダーラボ」。所要時間約60分の実験コースでは、雲仙周辺の自然や噴火災害に関する体験プログラムを用意。身近な素材で溶岩を作って火山の成り立ちについて考えたり、異なる色のスライムを混ぜてマグマが地下で混ざる様子を考えたりと、どれも夏休みの自由研究に最適だ。

また、所要時間約15分のお手軽ワークショップがおすすめ。まおちゃんとえるちゃんは、自然石にイラストを描く溶岩ストーンペインティングに挑戦。カラフルなフェルトペンを使って、あっという間に可愛らしいイチゴやヒヨコを完成させた。ちなみに実験コースは来館3日前までに、お手軽ワークショップは前日までに予約が必要(当日でも体験できる場合あり)。


[ワンダーラボ]プログラムにより開催時間が異なる / 実験コース500円、お手軽ワークショップ200円
火山についてゲームやクイズで楽しく学ぶ!「常設展示コーナー」
1990年11月から、約5年間にも及んだ雲仙普賢岳の噴火。自然の脅威と災害の教訓を後世に残すことを目的とした「常設展示コーナー」では、火山や防災、さらにはジオパークなどについて幅広く学ぶことができる。4月のリニューアルでジオラマ、モニターなどを駆使した体験装置が増え、子供が遊びながら知識を深められるようになった。


平成噴火ジオラママッピングでは、雲仙普賢岳の噴火における火砕流と土石流の被害の範囲を、プロジェクションマッピングで表現。平成大噴火シアターでは、島原半島の成り立ちから災害、復興までを迫力の映像で再現する。ほかにも、クイズが出題されるコーナーやゲーム感覚で利用できるコーナーなど、大人から子供まで楽しめる内容に。


[常設展示コーナー]9:00~18:00 / 大人1000円、中高生700円、小学生500円
館内には、地元の食材で作ったメニューを味わえるカフェを併設。さらに特産品や雑貨、有機野菜などが並ぶミュージアムショップもあるので、まる1日じっくり過ごすことができる。夏の思い出づくりや夏休みの自由研究に、親子そろって出かけよう!
[がまだすドーム(雲仙岳災害記念館)]長崎県島原市平成町1-1 / 0957-65-5555 / 9:00〜18:00(入館は〜17:00)、こどもジオパークは10:00〜17:00 / 年中無休(4月にメンテナンス休館あり) / 常設展示=大人1000円、中高生700円、小学生500円、こどもジオパーク=300円、ワンダーラボ=プログラムにより異なる
【九州ウォーカー編集部/文=日野素子/撮影=川﨑賢大】
日野素子
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