昼3時間限定オープンのカレー専門店、果たしてその理由は?

横浜ウォーカー

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青葉台の駅から少し坂を上ったところにある「カレーハウス KEN」。

実はこのお店、ランチタイムの3時間だけしかオープンしていないのにもかかわらず、東京など遠方から食べに来るファンも多い。なぜランチタイムのみなのか、その理由に迫る!

パワフルなママが作るカレーは愛情たっぷり!


ルウの中央にはチキンが隠れている豪華なカツカレー(写真手前)(C)KADOKAWA 撮影=宮川朋久


オープンしてから28年、初めて来た人は「あれ、お店はどこ…?」と思うかもしれない。

実はこの店、昼はカレー、夜はお好み焼き店。なので、店の看板は「あっチッチ お好み焼き」。奥さんが昼のカレーを、旦那さんが夜にお好み焼きを作る「夫婦で二毛作」の店なのだ。カレーはほのかな酸味を感じる、どこか家庭的な味わいだが、作り方は「素材からでる自然の酸味だけれど、あとは秘密」とのこと。辛さは甘口・中辛 ・大辛の3つからセレクト可能。

【写真を見る】「シーフードカレー」(750円)。ご主人が営む広島風お好み焼きと魚介類は共用、おおぶりで食べ応え十分!(C)KADOKAWA 撮影=宮川朋久


「カツカレー」(野菜と目玉焼きのトッピング、1,000円)(C)KADOKAWA 撮影=宮川朋久


カツは注文が入ってから揚げるのでサクッサク&アツアツ。そして、大ぶりのエビやイカ、ホタテなどの魚介類は、夜のお好み焼きでも出すものと同じ「なので、いいものを使わないとね」とママさん。冷凍ものは一切使わず、生からソテーしたのち、ルウと合わせている。

カレーと共に出されるママ自慢の”塩らっきょう”は1人3粒までのお約束(C)KADOKAWA 撮影=宮川朋久


席はカウンターの奥にテーブル席がある(C)KADOKAWA 撮影=宮川朋久


三角の屋根「あっチッチ」が目印


店構えは白壁に黒フチ三角屋根の「あっチッチ」。(C)KADOKAWA 撮影=宮川朋久


夜はお好み焼きを食べることができる。(C)KADOKAWA 撮影=宮川朋久


昼だけ「カレー専門店 KEN」と書かれた黄色い電飾スタンド看板がでる。土曜、日曜は混む場合が多いので、早めに行くのがおすすめだ。

目印は黄色いスタンド看板(C)KADOKAWA 撮影=宮川朋久


「10〜4月の期間限定で出す”カキカレー”は本当においしいの。秋になったらまた食べにいらっしゃい」。とママさんからの温かい言葉。開店してから値段は一切あげておらず、お客さんと気さくに会話を楽しみつつ、テキパキと注文をこなす姿に、28年のベテランの技を感じさせる。パワフルなママとのトークも、この店に来る楽しみのひとつかもしれない。

取材・文=石澤理香子、撮影=宮川朋久

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