渋滞を避ける方法は2つ!お盆の渋滞回避を“渋滞予報士”に聞いた

東京ウォーカー(全国版)

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天気を予想する天気予報士と同様、渋滞を予想する「渋滞予報士」という職業が存在する。関東、北海道、東北、新潟に各1名ずつ、わずか4名のみ在籍している渋滞予報士とはどのような職業なのだろうか。

また、お盆の帰省シーズンにかけて毎年話題となる高速道路の渋滞は、なぜ起こるのだろうか。そのメカニズムについて、NEXCO東日本(東日本高速道路株式会社)の渋滞予報士・外山敬祐さんに話を聞いた。

そもそも「渋滞予報士」ってどんな仕事?


NEXCO東日本・渋滞予報士の外山さん


「渋滞予報士は、渋滞を少しでも減らすために、高速道路の渋滞が「いつ・どこで・どのくらい」発生するかを予測し、混雑している日にちやルートを避ける「分散利用」を呼びかけています。

渋滞を減らすためには高速道路をご利用いただくお客さまにもご協力いただくことが不可欠です。そのため、渋滞予測や取り組んでいる渋滞対策について分かりやすく解説・PRすることも渋滞予報士の大切な役割です。

その他にも、渋滞発生原因の分析や渋滞対策の企画立案など、具体的に渋滞を減らすための仕事も行っています。」と外山さん。

渋滞予測や渋滞対策のPRの一環として、2007年に誕生した渋滞予報士。外山さんは五代目の渋滞予報士として、渋滞を減らすことを使命に積極的にメディアに出て、渋滞予測についてアピールしている。

お盆の渋滞ピーク予想はズバリコレ!


お盆の渋滞予測についてはNEXCO東日本のホームページに記載されている。

【写真を見る】渋滞のピーク日時とその発生箇所数が予想されている


それによると下り方面(都心→地方部)の渋滞は、8月11日(土)~13日(月)にピークを迎え、その中で、関越道 東松山インター付近(埼玉県東松山市)は約40キロメートルの渋滞を予想。ピークを避けて8月9日(木)と10日(金)の利用をオススメしている。

なお、今年はETC休日割引の適用は9日(木)と10日(金)となっており、11日(土)と12日(日)は平日と同じ料金なので注意が必要だ。

一方の上り方面(地方部→都心)は、14日(火)と15日(水)の2日間に集中すると予想。中でも8月15日(水)の関越道 高坂サービスエリア付近(埼玉県東松山市)は約40キロメートルと長い渋滞が予想される。こちらも16日(木)や17日(金)へとシフトしたほうがよさようだ。

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