釧路湿原を列車の車窓からのんびり楽しむ~「くしろ湿原ノロッコ号」~

2018年8月13日 11:00更新

北海道ウォーカー 川島信広

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北海道の東にある広大な釧路湿原。展望台から眺めるのもいいですが、湿原の自然の息吹をより身近に感じたいなら、JR北海道が運行している「くしろ湿原ノロッコ号」に乗車するのがおすすめ!

湿原を蛇行して悠々と流れる釧路川の畔まで線路が寄り添う

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くしろ湿原ノロッコ号は、JR釧網線の釧路~塘路間を春から秋まで一日二往復する、片道約1時間の観光列車。この路線は釧路湿原に沿って走る区間があり、車窓から蛇行する釧路川など釧路湿原の風景を見られますが、この列車に乗ればさらに楽しさが増えるんです。

機関車に続く1号車が普通客車、2号車から4号車は窓の大きい展望客車

展望客車の大きな窓は上半分が開く。車内に流れる湿原の涼しい風は天然のクーラー

まず、通常の列車はスピードを落とさずに走りますが、くしろ湿原ノロッコ号はビュースポットでは減速し、ゆっくり車窓を眺められるのが何よりの魅力。しかも、四両中三両を占める展望客車は、一般的な車両より床面が18cm高いため、視界が良好。しかも窓も大きいので、運がよければ、湿原の中に生息するタンチョウやエゾシカなどの姿を車内から眺められることも。

大人数にうれしいボックス席と2人がけの席(写真では背もたれの向きが逆になっています)

また展望客車はボックス席と2人がけの席に分かれています。仲間とボックス席で楽しむも良し、二人がけの席で、窓の向こうに広がる景色を眺めるも良し。大人数から少人数までさまざまな楽しみ方ができます。

2号車の車内販売カウンターでは、限定グッズや飲食物を販売

この列車のお楽しみは車窓だけではありません。車内には売店があり、この列車内でのみ販売している限定グッズやランチボックス、スイーツなどを買うことができます。窓の外にゆったりと流れる湿原の風景を眺めながら、のんびりランチタイムやスイーツタイムを過ごしてみるのも旅の貴重な思い出になるはず。ランチボックスなどはなくなり次第終了なので、気になる方は乗車したら早めに売店をチェックしましょう!

車窓に広がる釧路湿原。運がよければエゾシカなど野生動物の姿も

途中駅の釧路湿原駅は、観光シーズンのみ営業する臨時駅。くしろ湿原ノロッコ号をはじめ、一部の列車のみ停車します。ここで途中下車をし、坂道が続く散策路を歩いて片道10~15分、釧路湿原を高台から見渡せる「細岡展望台」へ行くことも可能です。ただし釧路湿原駅は停車する列車が少ないので、時刻表をあらかじめ確認しておきましょう。

夏は開放的な窓からの心地よい風が天然のクーラーに。大自然の中を駆け抜ける観光列車の旅は、きっと貴重な思い出になりますよ!

くしろ湿原ノロッコ号 ■電話:011・222・7111(JR北海道電話案内センター) ■運転期間:2018は10/8まで ※9/4~6は運休 ■運転本数:1日2往復 ※9/25以降は1往復 ■料金:釧路~塘路間540円 ※指定席料金520円(自由席利用の場合は不要)

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