写真に撮りたい!東北のおすすめ紅葉スポット10選

東京ウォーカー(全国版)

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東北地方を南北に横断する日本最長の山脈「奥羽山脈」をはじめ、日本百名山の一つである八甲田山、日本で三番目の水深を誇る十和田湖など美しい景観が望める東北エリア。

紅葉は例年10月初旬頃から見ごろを迎える。十和田湖のヒメマスをはじめ、グルメも楽しめるこのエリアから、写真映えのする紅葉名所10か所を紹介する。

毛越寺


紅葉が彩る特別名勝、毛越寺の浄土庭園写真提供:毛越寺事務局


世界遺産・平泉を構成する寺院の一つ。紅葉は10月下旬から11月中旬に見頃を迎える。趣ある浄土庭園がモミジをはじめとする紅葉に彩られ、その風情がより一層引き立つ。特に、庭園の中心に位置する「大泉が池」に鏡のように映る紅葉は格別の美しさ。

例年11月1日~3日には「秋の藤原まつり」を開催。3日に国の重要無形民俗文化財「延年の舞」が行なわれ、紅葉の下で優雅な演舞が披露される。

山形蔵王


山形蔵王の紅葉画像提供:山形市観光協会


最高峰の熊野岳(1841m)、地蔵山、刈田岳など1700m級の山々が連なる。蔵王国定公園、中央蔵王を巡る蔵王エコーライン、ハイライン沿いには御釜など自然景観に富む名所が数多く点在する。

山腹にはカエデ、ナラ、ブナなど落葉樹が密生し、ドライブしながらでも美しい紅葉を見ることができる。山麓には蔵王温泉(山形市)、上山温泉(上山市)なども。紅葉は9月下旬に山頂方面から始まり、温泉街が色づくのは10月中旬から下旬となる。

三ツ石山


【写真を見る】岩手県内でもっとも早く紅葉を楽しめる三ツ石山の紅葉画像提供:雫石町


標高1466mで、山頂付近がどの方向からも3つの峰に見えることから「三ツ石山」の名がついたといわれる山。例年9月中旬から見頃を迎え、岩手県内で最も早く紅葉が見られるスポットとして知られる。

ナナカマドやミネカエデなどが色づき、山頂付近からは岩手山へ続く稜線の紅葉を楽しむことができる。その眺めはまるで赤いじゅうたんを広げたようで、秋空とのコントラストが美しい。

南湖公園


南湖公園の紅葉画像提供:白河観光物産協会


1801年に松平定信によって築造された、公園としては日本最古とも言われる南湖公園は、1周約2kmの湖周辺に広がっている。

例年10月下旬から11月中旬にかけて、カエデなどの木々が色付き、湖面に映り込む様が見事だ。また、隣接する日本庭園の翠楽苑も人気の紅葉スポットとなっている。

錦秋湖


錦秋湖の紅葉画像提供:西和賀町役場観光商工課


北上川の支流・和賀川の上流に造られた、湯田ダムによる人工湖。秋になると、周囲の山々が錦のように美しい紅葉を見せることから「錦秋湖」の名が付けられた。

特に、オロセのつり橋付近から望む「巻渕」と呼ばれる場所は、おすすめの鑑賞スポット。和賀川が錦秋湖に注ぎ込む手前のエリアで、川岸の岩肌と色とりどりの木々とのコントラストが美しい。ハイキングコースやレンタサイクルを利用して紅葉鑑賞を楽しむこともできる。

中尊寺


中尊寺の紅葉画像提供:中尊寺


奥州藤原氏4代の廟所、金色堂で有名な古刹。850(嘉祥3)年に慈覚大師によって開かれ、12世紀初めに藤原初代清衡が戦死者への供養と悠久の平和を願って再興した世界遺産にも登録されている由緒ある名所だ。

10月下旬から11月上旬にかけてヤマモミジやイロハモミジが鮮やかに色づく。

秋保大滝


秋保大滝の紅葉画像提供:秋保・里センター


山形県山寺の奥の院といわれる「秋保大滝不動尊」の裏手にある秋保大滝。幅6m、高さ55mの滝の姿は豪快で、県内屈指の名瀑として知られている。

滝の周囲はモミジやカエデ、ナラなどの樹木に覆われて、岩場と絶妙なコントラストを描き、紅葉時期の錦秋はことのほか鮮やかに。

階段が整備されているので、滝壺まで行って、迫力満点の滝の水飛沫を間近で見ることができる。ただし滑りやすいので、歩きやすい運動靴で行くとよい。

仙人峠


仙人峠の紅葉画像提供:釜石市 観光交流課


釜石市と遠野市との市境にある仙人峠。2007年に仙人峠道路が開通してアクセスも便利になった。旧道の釜石側の道はループ形式となっており山の奥深さが実感できるドライブコースとなっている。

例年10月下旬から11月上旬にかけて紅葉の見頃を迎え、目の前に迫る色とりどりの紅葉が楽しめる。

十和田湖


十和田湖・十和田大館樹海ライン沿線の紅葉画像提供:十和田湖国立観光協会


典型的な二重式カルデラ湖である十和田湖の外輪山から始まり徐々に湖畔へと下がっていく紅葉と、紺碧の湖面とのコントラストが美しい。

バスターミナル近くから遊覧船が発着しており、湖上から眺める紅葉も格別だ。湖畔西端の桂ヶ浜から「乙女の像」のある御前ヶ浜までは、快適な遊歩道が続いている。奥入瀬の紅葉の見頃はさらに1週間後になる。

10月中旬から11月上旬にかけて見頃を迎え、カエデ、ウルシ、ブナなどが赤や黄に色づく。

田子倉湖


田子倉湖写真提供:只見町役場 観光商工課


田子倉湖は、只見川の本流をせき止めて造られたダム湖で、湖畔一体は福島県南西部から新潟県にまたがる三山只見国定公園に属する。

春の新緑、町全体が赤、黄、オレンジに色づく秋の紅葉期がことにすばらしく、多くの行楽客でにぎわいを見せる。燃え盛るように色づいた山々と湖の眺めは絶景。遊覧船も運航。

栗原祥光

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