もはやB級ではない!? “イベリコ豚入り”お好み焼き
東京ウォーカー
全国に約300店舗を展開するお好み焼きチェーン「道とん堀」は、12/4からイベリコ豚入りのお好み焼きを販売した。高級ブランド豚肉として日本でもすっかり定着した感のあるイベリコ豚。ドングリだけを食べて育ったスペイン産の黒豚で、さらっとした脂身の食感や霜降りの赤味の人気が高く、都内には専門店も存在する。そんなイベリコ豚が、とうとう日本のファストフードの代名詞・お好み焼きの具として登場したのだ。
実はイベリコ豚には飼育方法の違いなどにより、3つのランクがある。ドングリのみで飼育された「ベジョータ」、穀物とドングリを併用した「レセボ」、その下の「ピエンソ」の3つだ。今回「道とん堀」では、最高品質の「ベジョータ」を使用するという。
「道とん掘」といえばリーズナブルな価格とボリュームが魅力のチェーン店。そこで最高品質豚肉とは違和感があるが、リーズナブルにお好み焼きでこの“ベジョータ”が食べられるということで、高円寺店で取材に向かった。
「今回のイベリコ豚は年末年始のごちそうメニューとしてご用意しました」(広報・吉岡さん)。
記者が食したのはイベリコ豚玉(1280円)。具の中には最高品質のイベリコ豚が厚切りで6切れ。これはリーズナブルだ。食べてみて驚いたのはその食感。裏表5分ずつ焼く過程で、粉の中でイベリコ豚が程よく蒸され、しっかりと“イベリコ豚感”を実感できる。厚切りで存在感があり、通常の豚玉のように「豚肉が入っていたかわからない」ような状況はまずなく、口の中で程よい弾力とほろっとほどける食感が楽しめた。
このお好み焼きのほかにイベリコ豚ステーキ(1280円)も登場。赤身と脂身のバランスがいい一品だ。
イベリコ豚関連の商品は仕入れ量の関係で数量限定。09年2月ごろまでには終了見込みという。価格は他のお好み焼きに比べて高いが、友人や家族を3〜4人で一緒にいけば、飲み物などをつけても2000〜3000円以内でおさまる。ホンモノを手軽に味わえるチャンスだ。【東京ウォーカー/中道圭吾】
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