上田監督「大きいスクリーンで自分の映画を公開する日がくるなんて」 主要キャストも感激!「カメラを止めるな!」大阪舞台挨拶

関西ウォーカー

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わずか2館で公開が始まり、1か月半後には150館へ拡大上映した話題沸騰中の上田慎一郎監督作品「カメラを止めるな!」。その舞台挨拶付上映会が8月19日(日)大阪市中央区のTOHOシネマズなんばにて行われ、上田慎一郎監督、キャストの濱津隆之、真魚、秋山ゆずき、竹原芳子、曽我真臣、合田純奈が登壇した。

大ヒット上映中の「カメラを止めるな!」の大阪舞台挨拶が行われた


メガホンを取った上田慎一郎監督


大きな拍手で迎えられた7人。「本日はご来場いただきまして有難うございます!」と満員の客席に向かって上田監督が笑顔で挨拶。「実は、高校卒業して1年間くらい日本橋に住んでいたことがあるんです」と上田監督。その時がちょうど阪神が優勝した年だったと言い、道頓堀から飛び込んだことを明かした。周りのみんなが選手の名前を叫んでから飛び込む中で、野球のことが一切わからない監督は「『よいしょ!』と言って飛び込みました」と明かし、会場を沸かせた。当時大阪でも映画を撮っており、その道頓堀の様子もドキュメンタリーとして撮り、映画のワンシーンとして使用したという。難波や心斎橋辺りが一番遊んでいた場所だと明かし、「こんな大きいスクリーンで自分の映画を公開する日がくるなんて夢にも思っていなかったので、本当に嬉しいです。有難うございます」と感謝の意を述べた。

(左から)濱津隆之、真魚、合田純奈


濱津隆之は、俳優になりたての頃に一度舞台で大阪を訪れたことがあるというが、当時はトラックの荷台に乗って東京から来阪し、そのまま劇場に入り、上演後すぐにまた東京へ戻っていったため街中を見ることもなかったが、「今回は初めて街中を歩いて『あっ、大阪に来たな』と初めて実感することができました」と嬉しそうに語った。

真魚は舞台挨拶前に時間があったため、地図も見ずに真っ直ぐ商店街を歩いて行ったところ、グリコの看板に行き当たったが、1人で行ったため写真を撮るにもどうしようかと迷った挙句、そばにいた女性に撮影をお願いしたところ「もっと足を高く上げた方がいいんじゃないか」などとアドバイスされ、関西人のフレンドリーな気質に触れたというエピソードを明かした。

続いて大阪府出身の合田純奈は、「どうしても帰ってきたかったんです」と急遽福岡から駆けつけ、「こんな気持ちになるんですね」と感慨深げな様子。現在全国紙の記者をしていることを明かし、福岡での舞台挨拶の際には、「私しか書けない記事を書きます!」と宣言し、自ら記事を書いたという。

(左から)曽我真臣、竹原芳子、秋山ゆずき、上田慎一郎監督


秋山ゆずきは、以前アイドルイベント出演のため来阪した際は夜行バスでの移動だったことを明かし、「今回移動は新幹線だし、ホテルも1人部屋だし、映画館から映画館への移動は車だし…全てが経験したことないレベルになってきて、有り難いです」と笑顔で語った。

大阪在住の竹原芳子は、TOHOシネマズなんばをよく訪れると明かし、「まさかこっち(舞台)側に立てるとは思っていませんでした…」と涙ぐみ、続けて「有り難いです。幸せです。本当に有難うございます」と挨拶した。

神戸出身の曽我真臣は、現在は拠点を東京に移しているが、大阪で芸能事務所に所属していたことがあり、当時事務所が難波にあったため、TOHOシネマズなんばを週1回のペースで訪れていたといい、「今回劇場に入った瞬間に、『うわっ、懐かしい』と思いました」と率直な感想を述べた。

監督から観客に「今回リピーターだという人!」と質問を投げかけると、数多くの人が手を挙げ、何回目かと尋ねていくと、3回以上だという人が多く、中には6回目だという人もおり、監督、キャストの全員が驚いた表情を見せた。

上田監督の一言で綺麗目なポーズを取った7人


観客からの質問を受け付ける時間が設けられ、今回初めて観たという女性からは「エンドロールを見ていたら、役名にご本人のお名前が使われているのかなと思ったのですが、合っていますか?」との問いかけがあり、上田監督が「本人の名前を一文字変えて使っています」と回答した。続けてその女性から、「キャストされてから決めた名前だったんですか?」と質問され、上田監督が、映画の企画が決まる前にどのメンバーと作品を作るかというキャスティングが先であったという製作の経緯を明かした。

続いて、初めて本作を観たという男性は、「今回の作品がすごく面白かったので、次回作も期待したいなと思っているのですが、そのようなご予定はおありですか?」という質問が出た。上田監督は、「早いですね、気が」と笑いつつ、「いくつか動いているものはもちろんあります」とするも、「言えるものはありません」ときっぱり。「今のところですが、今後もずっとコメディを作っていきたいと思います」と今後の抱負を語った。

最後に、観客の人達も写真撮影可能な時間が設けられ、大盛況の内に舞台挨拶は終了した。

南華凛

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