国内唯一とされる小袖地のドレスは必見!佐賀・徴古館で特別展開催
東京ウォーカー(全国版)

徴古館(佐賀県佐賀市)で8月25日(土)から11月5日(月)の間、特別展「幕末明治の鍋島家 -大名から侯爵へ(第3期)」が開催されている。
この展覧会は、明治維新150年を記念し佐賀県内各地で開催中の「肥前さが幕末維新博覧会」に合わせ、徴古館で佐賀藩主・侯爵鍋島家の歴史に関する特別展を開催しており、会期中は第1~4期に分けて展示品の入れ替えが行われる。

第3期となる特別展では、長崎港の警備などに力を注いだ10代佐賀藩主鍋島直正公の時代、そして11代公や夫人が活躍した侯爵鍋島家の時代を中心に、直筆の手紙や愛用品などから、その人となりと鍋島家の歴史を辿る内容となっている。
幕末に佐賀藩内で製造された蒸気機関車や蒸気船の雛形のほか、10代佐賀藩主鍋島直正(閑叟)公自筆の手紙や、11代直大公の明治天皇からの御下賜品、鍋島邸で使用された有田製の洋食器なども見ることができる。さらに注目したいのは、国内唯一とされる小袖地のドレス。こちらは一見の価値ありだ。

会場である徴古館は、36万石佐賀藩主・侯爵鍋島家伝来資料を収蔵・展示する歴史博物館である。昭和2年(1927)、佐賀県内最初の博物館として12代鍋島直映公により創設され、現在、建物は国の登録有形文化財となっている。
歴史ある建物とともに、鍋島家を通じて文化や芸術を学べる貴重な特別展。ぜひ、この機会に徴古館を訪れてみよう!
ウォーカープラス編集部
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