名店出身の新店は外れなし!通説を裏切らない神奈川淡麗系ラーメンのスーパールーキー

東京ウォーカー(全国版)

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「中村屋」とは異なる淡麗系で魅せる!


繊細で奥深いラーメンで一世を風靡し、“神奈川淡麗系”というジャンルを生み出した名店「中村屋」(海老名)で7年間修業した店主の一条太一さんが手がける、らーめん MAIKAGURA。一条さんは中村屋本店のほか、同店店主の中村栄利氏が現在拠点を置くニューヨーク店でも腕を磨き、満を持して独立を果たした。

シンプルだから奥の深い特製醤油らーめん980円


千歳船橋駅と環八通りを結ぶ世田谷千歳通り沿い


看板メニューは飲むほどに滋深いスープの「特製醤油らーめん」(980円)。スープを引き立てるのが3種を配合した醤油。火入れしていないので醤油本来の味や香りが生きている。具はモモチャーシューなど。「特製」はローストポークと味玉が追加。

スープに用いるのは、同じ量の鶏ガラと「RO水」だけ


弱火で長時間じっくりと煮込んだスープは、鶏の芳醇な香りと旨味が詰まっている


披露するのは昨今注目されている“鶏と水”。読んで字の如く、鶏と水だけで作るスープのことで、シンプルだからこそ奥が深く、ラーメン職人の力量が試される。

麺は細ストレート(手前)が基本だが、+50円で平打ち(奥)に変更できる


基本のメニューは「醤油らーめん」(760円)と「鶏白湯(パイタン)麺」(880円)。ともに岩手産の銘柄鶏のネック付きのガラのみを「RO水」という超純水で炊き上げているが、醤油らーめんのスープはクリアな清湯(チンタン)、鶏白湯麺は濃厚でクリーミーな乳化スープに仕上げている。

【写真を見る】白トリュフオイル香る「鶏白湯麺」(1080円)


白トリュフオイル香る「鶏白湯麺」(1080円)ではクリーミーな鶏白湯麺に、イタリア産の高級白トリュフオイルで上品な香りとコクをプラス。ポーチドエッグを崩すと、スープがよりマイルドになる。

中村氏の代名詞"天空落とし"も継承。テボを上空高くから振り下ろす湯切りは必見だ


「師匠(中村氏)から多くを学ばせてもらいましたが、今も心がけているのが香りを重視し、素材を大切にすること。素材を殺すことなく、適した調理法でその持ち味を最大限に引き出す。今後もそれを追求していきます」と一条さん。

洗練された内装で、ニューヨークのラーメン店を連想させる


「中村屋」の遺伝子をしっかり受け継ぎつつも、修業先とは異なる“鶏と水”はさすがの完成度だ。

■らーめん MAIKAGURA<住所:世田谷区船橋1-38-4 電話:03-6875-7110 時間:11:00~15:00、18:00~22:00(各LO) 休み:月(祝の場合翌日) 席数:9席(カウンターのみ) タバコ:禁煙 駐車場:なし>

ラーメンWalker編集部

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