2019年春!ナガシマスパーランドに日本初のハイブリッドコースターが登場

東海ウォーカー

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2018年9月24日(祝)、長島観光開発株式会社(三重県桑名市)は、運営する「ナガシマスパーランド」にて日本初となる木製×スチールのハイブリッドコースター「白鯨(HAKUGEI)」を2019年3月にオープン(予定)と発表した。記者発表ではゲストに三重県知事の鈴木英敬氏を迎え、同社の代表取締役社長、水野正信氏と常務取締役の舟橋純氏が登壇した。

ナガシマスパーランドは、年間総入場者数1500万人を超える東海地方きってのアミューズメントパーク。日本最多である11ものローラーコースターを構え“絶叫の聖地”として世界中のローラーコースターファンからも支持されている。さまざまなコースターを生み出してきたが、今回お披露目されたのは木製とスチールを融合した新たなコースター。今年1月に営業を終了した世界最大級の木製コースター「ホワイトサイクロン」の構造物を活用してデビューする。

美しい白色が目を引く「白鯨」。素材には世界最大級の木製コースター「ホワイトサイクロン」構造物であった高い強度を誇るアメリカ松を活用している


「来年開業55周年を迎えるにあたり、新たな体験をしていただけるコースターを模索している中でこの形に至った」と水野氏。約400通もの社内公募から決定した「白鯨」という名については、「雄大な白鯨を思わせるビジュアルにちなんで付けられました。夜はライトアップされるんですが、これがすごく綺麗なんですよ。ぜひその美しさにも注目してほしい」と話した。

三重県知事の鈴木英敬氏(右)、長島観光開発株式会社代表取締役社長の水野正信氏(中央)、同社常務取締役の舟橋純氏(左)


自身も絶叫マシンが大好きという水野氏。「コースターの魅力は、なんといってもリアルな楽しさ。空気と風を感じながら、スリルやドロップなどわくわく感を味わってほしい」


全長1530メートル、最高部は55メートルを誇る「白鯨」。「木製のコースターは振動や揺れが中心ですが、スチールのレールが加わりスムーズなスピード感が加わった」と舟橋氏が話すように、木製コースターでは実現できなかったスリリングなコースレイアウトを可能にした。約160秒のコースでは、360度の宙返りや上下に波打つキャメルバックの連続をはじめ、最高速度107キロ/時で急降下するというスリリングな演出が満載だ。

キャメルバックのコースを左右に振られながら発車し、約30秒かけて高さ55メートルの頂上へ。ゆっくり旋回した後のファーストドロップは傾斜角度80度、最高速度107キロ/時と、「ホワイトサイクロン」の50度、世界最長コースターである「スチールドラゴン2000」の68度を大幅に上回る。

「木製ではできなかった宙返りや上下さかさまの状態での走行など、スピード感を感じていただける要素があふれています」と舟橋氏


ホワイトサイクロンの木製レール模型(右)、木製+スチールのレール模型(左)


車両が真横を向く90度バンクのレール形状など、今までのローラーコースターの常識を覆す出来ばえとなっている「白鯨」


続いて「新たなコースターの形にわくわくしている」と話す鈴木氏。「これを機会により多くの方に三重県を訪れてもらえたらうれしい」と締めくくった。

ナガシマスパーランドがあるナガシマリゾートには、温泉や宿泊施設をはじめ、国内最大級のイルミネーションを開催する「なばなの里」や「長島温泉 湯あみの島」と、さまざまな施設がそろう。東京駅から約2時間半、新大阪駅からは約1時間40分と、家族連れや日帰りでも行きやすいアクセスの良さも魅力だ。

今夏に同パークを訪れたという鈴木氏は「絶叫マシンの聖地に新たな魅力が加わりますね」と語った


スリルだけでなく驚きと爽快さをも届ける「白鯨」は、世界中の絶叫ファンをうならせること間違いなし。唯一無二の体験を、お楽しみに。

金城和子

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