Bリーグ開幕直前!シーホース三河・鈴木ヘッドコーチが「やってやろう!」と熱く燃えている!
東海ウォーカー

10月4日(木)、Bリーグ2018−19シーズンがいよいよ幕を開ける!開幕を控えた今、シーホース三河の鈴木ヘッドコーチに新加入選手のことや今シーズンにかける思いを聞いてきた。
新加入の選手たちは自信を持って送り出せる

――主力であった橋本竜馬選手(琉球ゴールデンキングス)と比江島慎選手(ブリスベン・バレッツ)の2名が移籍しました。
これはプロですから仕方のないこと。もちろん淋しさはありますが、2人がいなくなったことで「今年はチャンスだ!」と、選手たち全員が目の色を変えて激しく競争しています。今はチーム全体が非常にポジティブな雰囲気になっていますよ。

――今シーズンより「オンザコート2」(外国籍選手が常時2人までプレーできるようにルールが変更された。帰化選手も1人まで同時にコートに立てる)にルールが変更されました。
今年は(ルール変更の件もあり)外国人選手の獲得は妥協したくなかった。それでアメリカまで視察に行きました。グランド・ジェレット選手もジェームズ・サザランド選手もシュートスキルがありますし、ディフェンスも一生懸命やってくれる選手です。そして、大切なのがクラブをリスペクトできる人間であること。能力だけでなく人柄もリサーチして獲得し、思った通りの選手だったので、手応えを感じています。外国人選手によってチームのスタイルは大きく変わりますからね。去年はインサイドに頼りがちでした。その分、トランディション(切り替え)で欠点が見受けられました。今年は外からの攻撃を増やしつつ、シーズンを通して安定したディフェンスを実践したいと思っています。

――栃木ブレックスより移籍した、生原秀将選手については?
実は、大学生の頃からチェックしていた選手の一人で、移籍リストに名前を見つけて早速アタックすることにしました。すぐに返事をくれたのがうれしかったですね。生原君は好青年でハートが強い!ジャンプシュートが上手くて、ピックアンドロールのプレーもフィットするでしょう。あと、ガードとしてのメンタリティを持っている。若いですし今後が楽しみな一人ですね。
選手も私もクラブも常に変化を続けること

――昨シーズンのBリーグチャンピオンシップ。準決勝のアルバルク東京戦でオーバータイムに持ち込んだスペインピック(スペインピック&ロールの略。NBAでも多用されているオフェンスの連携プレイの一つ)は見事でした。こうしたシステムはどのように決定をされたんですか?
――メンバーに合わせて毎年、変更しています。(大きく分けると)僕がヨーロッパやアメリカで学んだシステム、所属する選手に合わせて自ら考案したシステム、この2つになります。長年、シーホース三河のバスケを見ている人はローポスト(ゴール下のエリア)を使ったオフェンスのイメージが強いと思いますが、それはそれでベースにしつつも、新しいシステムを加えて常に変化することを心がけています。例えば、生原選手はオンボールスクリーンが得意な選手なので、彼の長所を生かせるシステムを用意してあげたい。選手それぞれの良さを最大限に引き出してあげるのが僕の仕事。だから、僕自身も毎年バスケットボールの勉強をしています。常に成長していかないとね。
ブースターの声援がチームに力を与えてくれる!

――新シーズンに向けて、ブースターの方々にメッセージを!
これまでの実績のせいか、シーホース三河は他のクラブからマークされる存在であるのは確かです。対戦するチームの選手たちは目の色を変えて挑んできますし、実力以上のプレーをされる時もある。だから、接戦になることもすごく多いです。それでも僕たちは多くの試合を勝ち切ってきた。それは、ブースターの皆さんの声援があったから。このオフは周囲から心配もされました。「代表選手が2人も抜けて大丈夫なのか」とか色々ね。でも、僕はプレッシャーが大好きなんです。「じゃあ、やってやろうじゃないか!」と燃えています!いい緊張感は集中力やエネルギーを与えてくれますし、選手全員が今はそういう気持ちになっています。多彩なフォーメーションを取り入れて、見ていて楽しいバスケットを披露します。ぜひともアリーナに来て、皆さんの熱い声援で僕たちを後押ししてください。よろしくお願いします!
プレッシャーを糧にして「やってやろう!」と燃える鈴木ヘッドコーチ。シーホース三河のホーム開幕戦は、10月13日(土)にウィングアリーナ刈谷で行われる。今年はどんなバスケで楽しませてくれるのか!?待望のティップオフはもうすぐ!
シックスマン
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