<福岡うどん愛>多彩なメニューで北九州うどんを昼から夜まで楽しむ「うどん秋月」
九州ウォーカー
北九州市小倉北区馬借にある「うどん秋月」は、ランチはもちろん居酒屋使いとしても人気の店。個性的なうどんメニューの数々のほか、手の込んだ一品メニューも充実し、何度通っても飽きの来ない内容に注目したい。
“あっさりとしたやさしさ”を目指す

北九州モノレール旦過駅から徒歩5分。この地に店を構えたのが2010年のこと。店名は、先祖の出身地・朝倉市秋月が由来だと、店主の時津雄大さんは教えてくれた。「自分にとって馴染み深い地名なのでそれを店名にしました。だから、うどんの器やお皿などはその地方で有名な小石原焼を使っていますし、お店用に特注で作ってもらっているものもあるので、食事と一緒に小石原焼の良さも楽しんでもらいたいですね」。
そんな時津さんが目指すうどんは「あっさりとしたやさしいおいしさ」。お酒を飲んだ後でも食べられるように、あっさりめの味付けを意識しているという。麺は北九州のうどんらしく、硬すぎず柔らかすぎないように仕上げた自家製麺。そしてダシは、添加物は使わず、サバ、ウルメ、カツオ、コンブなどで毎日手作りされている。「子供も女性も安心してもらえるように、無添加にはこだわっています」(時津さん)。
個性豊かなメニューも注目!
一番人気は、店名を冠した「秋月うどん」。かけうどんに、半熟卵、ちくわ、エビの天ぷらが添えられ、自慢の麺とダシがダイレクトに味わえてお腹もしっかりと満たせる一杯だ。


また、趣向を凝らしたオリジナルメニューも見逃すなかれ。具沢山の野菜が乗った見た目が特徴的で、特性のラー油とブラックペッパーがクセになる辛さを演出している「酸辣湯(サンラータン)うどん」(780円)や、お揚げに挟んでいるモッツァレラチーズがまろやかな創作うどん「きつねモッツァレラうどん」(780円)など、自慢のダシを様々なアレンジで進化させたうどんは要チェックだ。


夜は一品料理が充実!人気店の丸天も必食!
夜営業では、店主が厳選した日本酒のほか、各種アルコールにぴったりの一品料理が楽しめる。ちょっとした酒のアテから、春菊天やコロッケなど種類豊富なおでん、きなこ豚の串カツ(1本500円)といった食べ応えも十分な料理もずらり。


中でも人気なのが、北九州市若松区にある人気揚げ物店「丸窓てんぷら店」の丸天だ。丸窓から直接仕入れ、店でもう一度揚げ直して提供するため、揚げたてのふわふわとした食感を味わえるのがポイント。ぜひ、人気店の味をお酒と一緒に堪能しよう。「いろんな味を食していただき、最後にはざるうどんで締めるのがおすすめです。うどんだけでも気軽に楽しんでください」(時津さん)。


[うどん秋月]福岡県北九州市小倉北区馬借2-1-22 / 093-512-1828 / 11:30〜14:30、18:00〜23:00(LO22:30)※土曜は夜のみ営業 / 日曜休み
取材・文=森川和典、撮影=本田純一
森川和典
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