日本美術史上最大の「フェルメール展」上野の森美術館で開幕
東京ウォーカー(全国版)
17世紀オランダの画家、ヨハネス・フェルメールの作品を展示する「フェルメール展」が10月5日(金)から2019年2月3日(日)まで東京・上野の森美術館で開催する。
オランダ絵画黄金時代を代表する画家であるフェルメール。寡作でも知られ、現存する作品は35点とも言われている。本展では、日本初公開の「ワイングラス」「赤い帽子の娘」「取り持ち女」を含む計9点の作品を集めている。

代表作である「牛乳を注ぐ女」や、現存するフェルメール作品の中で最も大きく、最初期作のひとつである「マルタとマリアの家のキリスト」など、欧米の美術館から来日した作品はすべて「フェルメールルーム」と題された1つの室内に展示。その画業のほぼ全段階から選ばれた作品を一度に鑑賞するまたとない機会だ。なお、「赤い帽子の娘」は開催から12月20日(木)までの展示、「取り持ち女」は2019年1月9日(水)から会期終了までの展示となる。

また本展では、ハブリエル・メツー、ピーテル・デ・ホーホ、ヤン・ステーンをはじめとするフェルメールと同時代のオランダを代表する絵画約50点が集結。肖像画、神話画と宗教画、風景画、静物画、風俗画と章立てされた構成で、17世紀オランダ絵画の広がりをテーマごとに感じることができる。
東京開催では来場者全員に音声ガイドの無料提供を行う。本展のナビゲーターである女優の石原さとみがナレーションを担当し、名画の鑑賞ポイントや作品に隠されたエピソード、画家たちの豆知識を語る。

混雑が予想される同展は日時指定入場制を導入。1日を6つの入場時間枠に区切り、指定した入場時間枠の中で好きな時間に入場する仕組みとなっている。傑作絵画を楽しむまたとない機会に、上野の森美術館へ是非足を運んでほしい。
国分洋平
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