ラーメンウォーカーGP総合部門ランキング発表！大阪の1位は激戦区のあの店

ラーメンのプロ集団・百麺人とファンが投票してランキングを決めるラーメンWalkerグランプリ。今年も関西各エリアのグランプリが堂々決定！群雄割拠の大阪で、見事総合部門の1位から3位を勝ち取った旨いラーメン店をご紹介！＜※情報はラーメンウォーカー関西2019(2018年10月5日発売号)より＞

＜1位＞ラーメン人生 JET

今や大阪一の激戦区と言われるようになった福島を牽引する存在。店主の山本さんは、高槻の名店・彩色ラーメンきんせいでラーメンを学んだ。この技術を生かし、当時は主流でなかった鶏白湯スープの鶏そばを出したところ大当たり。オープンから8年を超えた今も連日行列ができる人気を持続している。また、鶏白湯を生かしたつけ麺も好評でより濃厚な鶏軍、暁の出撃(900円)が注目を集めている。大阪・玉造の兄弟店・ラーメン人生人生JET600と共に、今後も鶏白湯のパイオニアとしてまだまだ進撃を続けそうだ。

10時間以上煮込むことによって完成するスープは超濃厚な中にひっそりと野性味を忍ばせる。それを受け止めるのが、モッチリとした自家製麺やブランド豚の旨味を感じさせるチャーシュー。

【百麺人のコメント】「福島が激戦区になったのは、この店の存在なくしてはあり得ない。進化を続ける鶏煮込みそばは、鶏白湯を食べるうえでの基準になっています」(横山太一)

「鶏の旨味がストレートに伝わるスープは、レンゲを持つ手が止まらない。同店で修業し、一線級にのし上がったラーメン店も多数！」(田中一明)

■ラーメン人生 JET＜住所：大阪市福島区福島7-12-2 電話：06-6345-7855 時間：11:00～15:00(LO)、18:00～23:00(LO) 休み：なし 席数：18席(カウンター10、テーブル8) タバコ：禁煙 駐車場：なし アクセス：JR福島駅より徒歩3分＞

■ラーメン人生 JET600＜住所：大阪市東成区東小橋1-3-2 電話：06-6977-0550 時間：11:00～15:00(LO)、18:00～23:00(LO) 休み：なし＞

＜2位＞燃えよ 麺助

大阪を代表する名店で修業した2人がタッグを組んで激戦区・福島に開店。名物は、シジミをベースに数種類の魚介から取ったスープがメインの金色貝そば。上品な味わいから女性のファンも多い。同時に女性をひき付けるのが、「ラーメン店というより、ラーメンのおいしいレストランを目指した」と代表の近藤さんが言う、白を基調にしたスタイリッシュな外観と店内。すべてに抜かりのない強力店が、激戦区をさらに盛り上げる。

シジミなどを丁寧に煮出し、ひと口目から上品かつ力強い味わいが広がる。低温調理のレアチャーシューなどトッピングも秀逸。

【百麺人のコメント】「大阪一のラーメン激戦区・福島で他の追随を許さない圧倒的な行列を誇るお店。紀州鴨そばは、鴨だしの旨味とほのかな甘味が感じられる。ワラで焼かれた香ばしさのある鴨チャーシューが上質かつ高級感があり、和食のような一杯」(横山太一)

■燃えよ 麺助＜住所：大阪市福島区福島5-12-21 電話：06-6452-2101 時間：11:30～15:00(LO)、18:00～21:00(LO)、日祝11:30～16:00 休み：月曜 席数：10席(カウンターのみ) タバコ：禁煙 駐車場：なし アクセス：JR福島駅より徒歩1分＞

＜3位＞極麺 青二犀

約16年間、数店のラーメン店で腕を磨いてきた森山店主が腕を振るう。オープンは2013年。近くに住んでいたこともあり、吹田に店を構えた。メニューには森山店主の出身地である“朝来”の素材を使うなど、郷土愛も強い。鶏清湯ラーメンへのこだわりが強く、修業時代から研究を重ね、3種の銘柄鶏のガラで作り上げる現在のカタチに。コクのある鶏清湯のラーメン以外に、濃厚な白湯スープと、根強い人気の担々麺も用意する。

銘柄鶏3種と硬度ゼロの軟水を使用した鶏ガラスープは、しっかりとしたコクが自家製平打ち麺に絡む。

【百麺人のコメント】「こちらの店で大好きなのは、鶏白湯の鶏しょうゆらーめん(800円)。濃厚なスープと麺や具材のバランスが抜群。限定の大人の担々麺もオススメ」(赤井謙司)

■極麺 青二犀＜住所：大阪府吹田市末広町21-53 電話：なし 時間：11:00～15:00(LO14:55)、17：30～20：00 ※売切れ次第終了 休み：月火 ※日祝は夜営業なし 席数：8席(カウンターのみ) タバコ：禁煙 駐車場：なし アクセス：阪急相川駅より徒歩15分＞

関西ウォーカー編集部