世界遺産の名刹!紅葉と光に包まれた清水寺でため息が出る秋の絶景を

関西ウォーカー

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東山三十六峰の一つ、音羽山の山懐にあり、778年に延鎮上人が開山した清水寺。1994(平成6)年にはユネスコの世界文化遺産にも登録され、日本のみならず世界中から拝観者が訪れる名刹。<※情報は京都ウォーカー2018秋(2018年9月14日発売号)より>

紅葉や勇壮な伽藍が青空に映える昼間も見応えたっぷり/清水寺


約13万平方メートルもの広大な寺域には多くの国宝や重要文化財が点在し、秋には清水の舞台や三重塔、放生池などの周囲に広がる約1000本のヤマモミジが500基以上の照明で照らされ、自然美と建築物が織り成す光景を楽しめる。観音様の慈悲の心を届ける観音慈悲光や、錦雲渓までの全山を彩る紅葉は、観音様の補陀落浄土を思わせる美しさ。

【写真をみる】日本最大級の三重塔を放生池周辺から見上げると、池に映える紅葉と塔の朱色のコントラストが楽しめる/清水寺


11月下旬から12月上旬に見ごろを迎える清水寺。11月17日(土)から12月2日(日)までは、17時30分から21時までライトアップも実施(400円)。人気の名刹のライトアップ姿をぜひ拝みたい。

仁王門をくぐり経堂の周辺から振り向くと、勇壮な三重塔と紅葉、京都市街の夜景がきらめく/清水寺


ため息が出るほど美しい夜景を望むのはもちろん、昼間に足を運んでも紅葉の美しさに感動。その際は、近くにあるお堂の下を大随求菩薩の胎内に見立てた、胎内めぐりを疑似体験できる。(時間:9:00~16:00 ※最終受付 料金:小学生以上100円)

通路を順に降りてくると、両わきから燃えるような紅葉が頭上をおおう光景が/清水寺


紅葉の間に見える観音慈悲光も神秘的なので、ぜひ撮影を!

お出かけ前に混雑状況を確認!


夜間拝観時は昼の拝観をいったん終了・閉門し、改めて開門となる。受付から出口まで一方通行のルート上では、随所で重厚な建築物と紅葉の美しいグラデーションが楽しめるので、のんびりと散策しよう。

【行く時期のベストは?】やはり紅葉の見ごろがピークを迎える11月下旬から12月上旬を狙いたい。息を飲むほどの景色を楽しめる。混雑を避けるなら11月中旬に訪れよう。

【行く時間のベストは?】ライトアップの時間帯は例年混雑必至。受付終了60分前であれば、比較的人がひき始めるので、ゆっくりライトアップされた紅葉を満喫できる。

【観賞の所要時間は?】境内がとても広いので40~60分かかる。本堂の舞台などは混雑しているのでなかなか進むことができない。時間に余裕を持って来るのがベター。

【ベストなアクセスは?】バスでのアクセスが一般的だが、道がとても混雑しているので時間がかかる。最寄り駅である京阪清水五条駅からは徒歩で20~25分かかる。

せっかくなら立ち寄りたい庭園&グルメもご紹介


11月17日(土)から12月2日(日)に特別公開される成就院庭園も要チェック/成就院庭園


成就院庭園は、池泉観賞式庭園。夜間拝観に合わせた特別公開では、紅葉のライトアップが実施される。

■成就院庭園<時間:9:00~16:00(最終受付)、ライトアップ18:00~20:30(最終受付) 料金:600円>

音羽の滝近くで100年以上も前から参拝客に愛される滝の家でひと休み/滝の家


10月から登場するきつねそば(700円)や、軽食、ぜんざいなどを味わえる。

■滝の家<電話:075-561-5117 時間:9:30~17:00 ※夜間拝観中は時間延長あり 休み:木曜 ※臨時休業あり>

■清水寺<住所:京都市東山区清水1-294 電話:075-551-1234 時間:6:00~18:00 休み:なし 料金:400円 アクセス:京阪祇園四条駅より市バス207系統九条車庫前行で約5分、清水道から徒歩10分>

関西ウォーカー編集部

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