ランチにも〆にもおすすめ！福岡・南区で行くべき“うどん店”5選

福岡は多彩なルーツや個性がきらめきを放つ“うどん先進都市”。一度食べたらやみつきになる、福岡市南区のおすすめうどん店を紹介する。日々進化する福岡うどんをご堪能あれ！

経験に独自のうどん哲学をかけ合わせた真面目な一杯「うどん兎屋」

「大地のうどん」で約7年、日々うどんと向き合い、本店の店長を経て独立。「大地」の時よりも少しだけ太めの麺にするのは小麦の風味、味わいを感じやすくする工夫で、それに合わせてダシもしっかり旨味を引き出す。

「担々うどん」(680円)は、ダシで自家製ゴマペーストをのばしたあっさり系。さらに白髪ネギ、春菊が担々麺テイストを強調。ヒキが強い裏打会の麺とよく合う。

［うどん兎屋(うさぎや)］福岡県福岡市南区野間4-1-35 / 092-512-2575 / 11:00～15:30(LO)、17:00～21:00(LO20:00) / 日曜休み

あとを引く旨さの天然ダシ 多彩な具材とも好相性「素うどん 華ちゃん」

100軒以上のうどん店を実食した“うどん愛”あふれる店主が、独学で理想の味を追求する「素うどん 華ちゃん」。カツオ節、昆布、イリコをベースにした無添加スープを毎朝作っている。口に含むと魚介の旨味が広がり、豊かな香りが鼻をくすぐる。

「牛すじうどん」(650円)は、甘辛いタレが染み込んだ牛スジとスライスの生姜がゴロリと入る。こだわりの麺はツルリと喉越しのいい特注の細麺だ。

［素うどん 華(はな)ちゃん］福岡県福岡市南区鶴田3-10-28 / 092-710-1715 / 11:00～15:00、17:00～20:30(LO) / 火曜休み、不定休

安くて旨い庶民の味方！地元で愛され続けるうどん店「元祖どんたく」

創業38年、丼とミニうどんのセットが650円～と高コスパで、会社員の胃袋を支え続けている「元祖どんたく」。本場の讃岐うどんをベースに、博多らしい柔らかな食感をプラスした独自改良の麺が自慢だ。ランチは一部のうどんとご飯のセットで590円。

「肉ごぼう天うどん」(740円)には、甘辛く味付けされた肉と細切りのゴボウ天がのる。ゴボウ天は注文を受けてから揚げるため、サクサクだ。

［元祖どんたく］福岡県福岡市南区大橋1-23-26 / 092-511-4044 / 11:00～15:00(LO)、17:00～21:00(LO20:45) / 火曜休み

父から子へ継ぐ手作りの味！煮込み系うどんに唸る「こまどりうどん 高宮店」

親子2代で約40年続く「こまどりうどん 高宮店」。具材の旨味が溶け出したスープで炊く“煮込み系うどん”にファンが多い。スープはダシに昆布と3種の削り節を使って風味豊かに仕上げる。独特の弾力と程よいコシを併せもつ麺は、毎朝手打ちにこだわる。

「もつ煮込うどん」(750円)は、モチモチの麺とプリプリのモツによる食感のコラボが楽しい。モツ鍋風に仕立てたコク旨の甘辛味がヤミツキに！

［こまどりうどん 高宮店］福岡県福岡市南区大楠3-20-1 / 092-524-3840 / 11:00～20:00(LO19:40)、水曜～14:30(LO14:10) / 木曜休み(祝の場合営業)

姫あまえびのかき揚げなど個性あふれるメニューに脱帽「さぬきうどん 誠屋」

小麦は福岡県産の筑紫こがね、ダシは瀬戸内のイリコ、昆布、カツオ節を用いるなど、安心できる素材のみを仕入れる「さぬきうどん 誠屋」。錦江湾でしか捕れない稀少な姫あまえびを使ったうどんから丼もの、酒の肴まで50種以上のメニューに心が躍る。

「姫あまえびうどん(冷)」(896円)に使う姫あまえびは、鹿児島の鹿屋漁港直送。独特の甘味、サクサクした食感を楽しめるよう、うどんと別皿で提供する。

［さぬきうどん 誠屋(まことや)］福岡県福岡市南区曰佐4-39-30 / 092-582-0255 / 11:00～15:00、17:00～21:00(LO20:45) / 火曜休み(祝の場合翌日)

九州ウォーカー編集部