<福岡うどん愛>揚げたての風味と音が楽しめる天ぷらは必食!「うどん めん天」
九州ウォーカー
北九州を中心に勢力を拡大する人気うどん一派「豊前裏打会」の「うどん めん天」(北九州市若松区)。日々研究を続ける麺と揚げたてにこだわる天ぷらがウリ。変化球ではなく定番のメニューで勝負する同店の魅力に迫った。
音さえ楽しめる“超揚げたて”の天ぷらも必見

北九州市若松区のうどん店「うどん めん天」。県道26号線の高須青葉台入口交差点から北へ少し入ったところにある、居酒屋やラーメン店などが集合したエリアの一角に佇む。「うどんは日々研究」と語る店主の浦孝幸さんは、過去に4年間ほど「津田屋官兵衛」で修行をした経験を生かして、2016年に念願のうどん店をオープンした。

「店名は、うどん麺と天ぷらへのこだわりを表しています」と浦さん。裏打会独特の細く透き通ったルックスでもちもちとしたコシのある麺は、浦さんの理想とする、柔らかすぎずコシですぎないように、日々試行錯誤するという。揚げたてを徹底する天ぷらに関しては、パチパチという音が聞こえるほど“超揚げたて”。スメに天ぷらを浸すと、ジュっという音すら楽しめる。そんな、豊前裏打会ならではの製法を踏襲しながらも、めん天ならではの進化をとげたうどんが味わえるお店なのだ。
シンプルさを追求する店主渾身の一杯


一番人気の「肉ごぼううどん」(780円)を筆頭に、6種類の野菜が豪快に乗った「野菜天ぶっかけ」(670円)や麺本来のコシをダイレクトに味わえる「ざるうどん」(470円)など、豊前裏打会の名物メニューが中心に並ぶ。「当店ならではのメニューはまだ少ないですが、基本のメニューを大事にしながら、一つひとつをもっと極めていきたいです」(浦さん)。


気さくな店主の浦さんを中心に、店内はいつでも和気あいあいとした雰囲気。昼時や週末は列を作るほどの人気だが、並んででも食べたい純粋な味がそこにはある。羅臼昆布と3種類のカツオなどから取ったダシ、数日間熟成させたコシのある麺、そして素材、それぞれが調和した味わいを堪能できるのがめん天なのだ。


共有駐車場も豊富に完備しているので、ドライブがてら気軽に立ち寄ってみよう。
[うどん めん天] 福岡県北九州市若松区青葉台南3-1-6 / 093-742-2311 / 11:00〜16:00 /水曜休み
取材・文=森川和典、撮影=本田純一
森川和典
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