世界初! 元町の“コンテナビル”カフェに注目

2018年10月29日 19:50更新

横浜ウォーカー 構成・取材・文=濱口真由美、撮影=島本絵梨佳

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横浜・元町の仲通りに増えているカフェや喫茶店。2018年に誕生した話題のコンテナビルにもまた、カフェがある。コンテナというと、港や波止場を想像するが、商店街にあるビルのイメージではない。そんな場所にあるカフェというのも初めてである。果たしてどんなスポットなのだろうか。

仲通り「クラフトマンシップストリート」にコンテナビルが!(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳

世界初のコンテナ・鉄骨混構造ビル

仲通り、別名「クラフトマンシップストリート」を歩くと、ほどなく見えてくるコンテナが積み上がった建物。真ん中の階段を挟んで、右側のビルが鉄骨造、左側がコンテナビルとなる。このコンテナと鉄骨の混合が世界初なのだ。

周りの建物と比べても不思議な雰囲気。コンテナだが、建物はシック(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳

通常のコンテナを施設として使うことは難しく、建築基準法に合致しないことがほとんど。いまある国内のコンテナハウスは、建築基準法の規制をかいくぐったものばかりなのだというから、合法的な建築物という意味で世界初ということになる。コンテナと鉄骨造の混合ビルは工期が早く、あっという間に建てられるという。ほかにも、土地が狭くても建てることができる。メリットがたくさんあるのだ。

ビル4Fには渡仏経験のあるパティシエも

入り口付近はカウンター席。座る場所によりイメージが変わる(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳

華やかでかわいいケーキがたくさん! ケーキはコンテナをイメージした四角が多い(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳

鉄骨ビル4Fにある、カフェ「café Le Havre(カフェ ル アーブル)」。フランスで経験があるパティシエが作るスイーツが楽しめる。入り口部分はコンクリートと木目調のデザインで波止場を表現、奥のカフェスペースにはレンガとコンテナで港のイメージにしたという。コンテナと港町の雰囲気が融合した、おしゃれな空間だ。

奥はパティシエが作業している風景が見られる(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳

四角いシュー皮の中には、クリームがたっぷり(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳

厳選された菓子類の中での一番人気は、四角いシュークリーム(500円)。フォトジェニックな四角い形はコンテナをイメージしているという。生クリームを混ぜたカスタードが中に入り、スッキリ食べやすいように仕上げた。甘い物が好きではない、という人も食べられるそう。カフェラテ(600円)などと一緒に、ゆっくり味わおう。

フォトジェニックなアート空間

【写真を見る】店内のインテリアや壁画、雰囲気もおしゃれ(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳

壁には、世界で活躍する画家・AYUMIさんが描いた絵がある。こんなアートも馴染んでしまうほどおしゃれな空間! このビルのコンテナビル2Fはギャラリーになっており、AYUMIさんもビル建築当初、こちらで個展を開いていた。その際に描いてもらったものだという。思わず写真を撮りたくなる!

店内のコンテナはトイレとして後付けしたという(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳

部屋の中にコンテナが。こちらはトイレで、コンテナを人力で運んで溶接したのだという。レンガの壁にもコンテナがマッチしている。

コンテナビル建設を主導した会社の代表、平沼五郎成基さん。カフェに立つこともある(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳

コンテナビル会社とこのカフェのオーナー・平沼五郎成基さん曰く「横浜=港、コンテナも港にあるイメージですから、その発想で横浜・元町にこのビルを作りました。この横浜から、そんなコンテナビルを発展していければと思っています」とのこと。

開放的なテラス席も!

夜風を浴びながら一杯、という使い方が粋!(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳

店のテラス部分には、立ち飲みができるスペースやソファ席もある。夜祭など、イベント時にはこのスペースも開放される。外の風を感じながら、ゆっくりアルコールを楽しむ、なんていう時間を過ごすこともできるとか。道路に面しているため、ビルの4Fから街並みを見下ろせる。

開放的なテラス席は、ペットもOK!(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳

この看板がカフェ開店の目印(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳

こんな個性的なカフェが入ったコンテナ混合ビル。カフェ以外にも、コンテナビル2Fはギャラリー、鉄骨造ビル5Fはエステなどが入り、スタートを切った。今後もテナントが増え、ますます盛り上がるであろうコンテナビル。元町の景色の象徴になる日がくるかもしれない。

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