生ウニパスタが名物! 日本初出店! ハワイで人気のイタリアン「アランチーノOSAKA」が豊中にオープン

関西ウォーカー

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ハワイ屈指のイタリアンレストランarancino(アランチーノ)が、11月1日(木)に日本第一号店を大阪・豊中市にオープンする。arancino(アランチーノ)と言えばマリオット・ホテルやザ・カハラ・ホテルなど、ハワイの名だたるホテルの中にも店を構える、著名人も御用達の本格派イタリアンレストラン。ハワイの3店舗で、年間述べ32万人が来店する人気店だ。

豊中ロマンチック街道沿いに建つアランチーノOSAKA。白壁と真っ赤なガーデンパラソルのコントラストが印象的な外観だ


「素材第一主義」にこだわり、イタリアから取り寄せた高級食材や、地元のオーガニック野菜を使用した料理は、オアフ島のベスト・レストランを選出するハレ・アイナ賞2018で金賞を受賞、ハワイのローカル(地元民)にも愛される名店だ。

日本初出店となるアランチーノOSAKAには、カハラ店でドルチェを担当していた田中久美子氏、ナポリ・ピッツア職人協会認定ピザ職人のアントニーノ・フォティア氏など、スペシャリストがスタッフとして参加。さらに現地エグゼクティブシェフ・濱本大輔が、期間限定で来日し指導にあたる。ハワイのarancino(アランチーノ)の味と伝統を受け継いだ店となっている。今回、10月29日のメディア試食会に参加した記者が、店の様子とその味をレポートする。

住宅街に突如現れたハワイ


アランチーノOSAKAがあるのは、大阪市モノレール少路駅から徒歩15分ほど、大阪府豊中市と京都府亀岡市を結ぶ府道43号線、通称・豊中ロマンチック街道沿いだ。分譲マンションなどが立ち並ぶ閑静な住宅街に、突如現れるリゾート感あふれる白壁の建物。外にはテラス席が26席あり、ライトや炎の演出も。真っ赤なガーデンパラソルはハワイの店舗のイメージそのままだ。

真っ赤なガーデンパラソルが印象的なテラス席。隣接する道路とは白壁で仕切られており、客席は道路より少し高めの位置になっているので、通行人の視線もそんなに気にならない


席数はテラス席も含め、地下から2階までで138席。店名の由来にもなっているオレンジ色の壁が明るい印象の内装は、ハワイの店舗のイメージに近いものになっている。

オレンジ色の壁とグリーンのカウンターがフレッシュな印象の1階席。客席は36席あり、広々としている


大きな窓が開放的な2階席。客席は42席


キッチンは地下にあり、中には本格的なピザ釜も。焼きたてのピッツアが提供される。

広めの階段を降りると、地下にキッチンと34席の客席がある


ピザ職人のアントニーノ・フォティア氏。キッチンには本格的なピザ釜もある


ハワイの人気メニューを日本でも


メニューは全32種類。食材の関係などで出せないものもあるが、基本ハワイの店舗と同じもの。レシピもハワイの店と変わりはない。一方価格は、ハワイより少々リーズナブルな価格設定となっている。記者もメニューの中から、代表的なものをいくつか試食した。

まずは「前菜9種盛り合わせ(3,024円)」。カラフルで見た目にも美しい前菜の盛り合わせ。1品1品が素材の味を生かして、丁寧に作られている。

「前菜9種盛り合わせ(3,024円)」。ボリューミーなので、シェアして少しづついただくのがオススメ。しっかりした味付けで、ビールやワインのつまみにも


次に「生ハムとルッコラのピッツア(2,808円)」。店内のピザ釜で焼き上げられるピザは、薄めの生地だがモチモチした食感で、食べ応えがある。生ハムの塩っけとフレッシュトマトの甘さが絶妙。ルッコラのグリーンで彩りも華やか。生ハムもチーズもたっぷり乗っているのがうれしい。

「生ハムとルッコラのピッツア(2,808円)」。こちらも大きめなので、2〜3人でのシェアがオススメ


こちらは「これを食べるためにハワイに行く。」という人がいるほどの、現地の人気メニュー「たっぷり北海道産生ウニとクリームソースのスパゲッティ(3,240円)」。クリームソースと雲丹がベストマッチ。クリーミーなソースはパスタによく絡み、濃厚な雲丹の風味とソースの旨みが、噛むほどに口の中に広がり幸せな気分に。リピーターが多いのも頷ける美味しさ。

「たっぷり北海道産生ウニとクリームソースのスパゲッティ(3,240円)」は現地ハワイでの名物メニューのひとつ


さらに「肉屋の主人おすすめ骨付きリブロース豪快トマホークステーキ(10,800円)」は重量約1kg(骨も含む)と豪快な一品。しっかりと肉に味がついており、持ち上げるとぽたぽたと肉汁が溢れるほどジューシー。豪快な見た目に反して柔らかく、添えられた粒マスタードとの相性も良い。骨の周りの肉は、骨の旨みがしみ出て、やみつきになる美味しさ。大人数でシェアしたい一品だ。

「肉屋の主人おすすめ骨付きリブロース豪快トマホークステーキ(10,800円)」。ビジュアルは北米インディアンの武器「トマホーク」そのものの迫力!


デザートは「ティラミス(1,080円)」。コーヒーの風味がしっかり染み込んだスポンジとマスカルポーネの相性がバツグン。シンプルながら、存在感のあるデザート。料理でお腹が満足していても、是非最後まで堪能してほしい。

イタリアンデザートの王道「ティラミス(1,080円)」。シンプルなデザートだからこそ、その美味しさが際立つ


ハワイと同じサービス・メニューを


アランチーノOSAKAのエグゼクティブシェフ・濱本大輔氏は「来てくれるお客さんはみんな大事。大阪店もまた来たいと思ってもらえるような店にしたい。」と語り、さらに大阪店でやってみたいことについては、「奇をてらったことはしない。」としながらも「地元・大阪の食材や、自分が小豆島出身なので、小豆島の食材も使用してみたい。」と話した。

エグゼクティブシェフ・濱本大輔氏。年に3回は来日し、アランチーノOSAKAで指導を行う予定だ


オープン前から予約の電話がひっきりなしという同店。「新婚旅行で訪れた思い出の店。」など、ハワイの店舗に思い入れのあるファンも多く、関東方面からも予約が入っているのだという。今のところ、予約が出来る時間帯は17:00〜18:00の1時間のみ。他の時間帯は来店のみの受付となるため、行列が予想される。

予約は電話とWEBからの受付となるが、電話は混み合ってなかなか繋がらないため、公式サイトからのWEB予約がオススメだ。

「一皿一皿、しっかりと丁寧に作る。この姿勢は大阪でも変わらない。」という濱本シェフ。ハワイの店舗と同じように、地元民にも愛される店を目指している。ちょっとしたお祝いに記念日に、ハワイのローカルにも愛される上質なイタリアンを味わってはいかがだろうか。

■「アランチーノOSAKA」店舗データ

住所:大阪府豊中市向丘1丁目7−5、電話: 06-6845-0550(10/31までの予約受付は 14:00〜18:00まで)、休み:無休、時間:ランチタイム 11:00〜14:30(L.O14:00)、カフェタイム 14:30〜16:30(L.O16:00)、ディナータイム 17:00〜22:30(L.O22:00) ※オープン当日は17:00〜 公式サイト:http://arancino-japan.com

二木繁美

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