オープンから30年を期に大リニューアル!「グリコピア神戸」の工場見学で楽しくグリコのお菓子を学ぼう!
関西ウォーカー
オープンから30年を期に大リニューアルを行ったグリコピア神戸、一新された工場の施設と新たな取り組みに人気を集めている。そんなグリコピア神戸のヒットの裏側を探る!<※情報は関西ウォーカー(2018年11月6日発売号)より>
生まれ変わった「グリコピア神戸」の魅力とは!
1988年のオープン以来、初めての大幅な改装を実施した工場見学施設グリコピア神戸が、10月1日にリニューアルオープンした。すでに休日を中心に多くの予約が入っているという、その施設の見どころなどを聞いてみた。

「もともとお菓子や食文化について楽しく学んでいただける施設をとの願いを込めてオープンしたのですが、リニューアルではよりわかりやすく、広く、深く、と心がけました」と話すのは館長の田井さん。

例えばポッキーの製造工程を見学できるフロアには、原料となるエクアドルとガーナ産のカカオ豆の香りを楽しめるコーナーを設けた。
「加工前の豆は甘い香りがしませんが、焙煎すると、皆さんがよく知るチョコレートの香りがほのかに漂う、というのを体感できるように」とのこと。
ほかに変わったのは、歴代のグリコのおもちゃなどを展示していたコーナー。リニューアルで、グリコの歴史を解説した年表と、その時期に発売していた商品のパッケージを合わせて展示する歴史コーナーに。グリコの商品や広告などの変遷を年代別に楽しめるようになった。
最大の魅力は新たに登場した2つの体験スペース
なかでも、見逃せないのは2つの体験コーナー。こちらでは製造工程を見学できるポッキーとプリッツ以外にも、全国で唯一、ビスコの製造もしているが、これまではビスコに関して学べたり体感できる施設がなかった。

「そこでオリジナルビスコの手作り体験ができるクッキングスペースを新設しました。『焼きたてのビスコはこんなにサクサクでおいしいのか!』と、大変ご好評をいただいています」

「詳細は申し上げられないのですが、デジタル上でオリジナルのお菓子作り気分を味わえるデジタルクッキングも、最後にどんなお菓子ができるか発表する際は、『こんなお菓子ができたんだ!』と、皆さんで盛り上がっていただいています」
さらにワクワクする体験がいっぱいになったグリコピア神戸。グリコのお菓子作りに対する思いや工夫を体感すれば、これまで以上にポッキーやプリッツ、ビスコがおいしく感じられるはず。ぜひ一度足を運んでみてほしい。

バトンドールそごう神戸店では、限定の神戸プレーン(501円)などが購入できる。<電話:078-221-4181 時間:10:00〜20:00>
数字で見るヒットのポイント
【約200万人】オープンから2017年6月の間に訪れた累計来館者数。200万人突破時には、1か月間来場者に記念プリッツがプレゼントされていた。
【約100m】プリッツの見学通路では、原料の混合から包装までの生産ラインを、長さ約100mにもわたって、じっくりと見学できる。
【30年】オープンしてから今年で30周年。当初見学に来た子供が大人になり、子供を連れて再び見学に、といった親子2代にわたるリピーターも。
■グリコピア神戸/「食べることと遊ぶことは子供の二大天職である」という創業者の考えのもと、工場と企業ミュージアムが合体した見学施設としてオープン。製造工程の見学などを通じ、楽しみながらお菓子に関する知識を学べる。<住所:兵庫県神戸市西区高塚台7-1 電話:078-991-3693(受付は開館日の9:30~16:30) 時間:10:00〜、11:00〜、13:00〜、14:00〜、15:00〜 ※4か月前の5日から前日までに要予約、ビスコ手作り体験は10:00〜と13:00〜のみ体験可 休み:金曜 料金:見学無料 ※ビスコ手作り体験は2人(1500円、当日受付で申込) 駐車場:30台(無料) アクセス:地下鉄西神中央駅より神姫バス12系統約8分、高塚台1丁目からすぐ>
関西ウォーカー編集部
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