横浜・元町のオーガニック定食でデトックス!体にやさしい安心デリカフェ
横浜ウォーカー
横浜・元町といえば「洋」の文化が根付く街。ゆえに、食事処といえば洋食の店がほとんど。それはそれで、もちろん楽しみたいが、たまにはバランスの取れた食事や、体にやさしいものを食べたい。そんなときに重宝するのが「きせきの食卓」だ。

厳選した食材で作った、オーガニックな定食ランチ
「体の内側から健康的に」と開店したオーガニックカフェ。定食が主軸のランチは、メインを「畑(野菜)」か、「海(魚)」、「山(肉)」と選べ、内容は日替りで全3種。きちんと栄養が取れるように配慮された定食だ。オーガニックと聞くと、量が少ないのではと心配だが、ボリュームもたっぷり。なにより人の手で丁寧に作られた味わいに、心がほっこりする。

Bランチ(1,450円)。サラダに小鉢など、野菜たっぷりの定食だ。最右の「きせきのスープ」(+300円)は週替わりで、ジャガイモ・タマネギ・ゴボウの中から選べる。写真はゴボウのスープだが、ゴボウとダシと塩のみで仕上げている。ポタージュのようなクリーミーな見た目だが、あっさりとした味わい。ゴボウの力強さをしっかり残したスープだ。そのほか、単品のデリ(300円〜)もあるので、好みで追加ができるようになっている。デリやおむすび(300円)、お弁当(各種1,000円)は持ち帰りもOK。

メニューに使われている食材にもこだわりが。塩は天然塩を使用し、お米は無農薬肥料だという。そのほか、野菜は9割が無農薬、調味料は無添加、白砂糖は不使用だ。肉は遺伝子組み換え飼料を使わない国内産で、調理に電子レンジなど電磁波で調理する器具もない。時間と手間はかかるが、すべて手作業で調理されている。徹底して体への影響を考えられたメニューだ。店頭や店内にも、健康食材やオーガニック食材が陳列されており、食べたあとは自宅用に購入していく人も多いそう。

ランチだけではない。カフェメニューのスイーツもオーガニック。豆腐とクルミのしっとりブラウニー(500円)など、スイーツは日替わりで常時約4種。乳製品、卵、白砂糖不使用のものが多く、子供に安全なものを食べさせたいという時にもいい。

スイーツは、国内自然栽培の古代小麦を石挽きした小麦粉「スペルト小麦」を使用。近年大人にも多い小麦アレルギーだが、人工的な品種改良が加わっていないスペルト小麦だと発症し難い事例もあるという。グルテンフリーではないが、体に負担がかからないことは確か。さらに石挽きすることで、小麦本来の甘味を感じられる。コーヒー(450円)は、シェイドグラウンオーガニックコーヒー(木陰有機栽培コーヒー)が味わえる。静岡産の無農薬栽培緑茶の、川根緑茶(400円)、自家製甘酒(450円)など、ドリンクも随所にこだわりが。
YOGAスタジオ併設でより健康的に
実は、ヨガスタジオの経営が主軸の会社。元町のこのカフェでは、併設してヨガスタジオがあるのも特徴だ。もちろん、ヨガ専門のインストラクターが丁寧に指導してくれる。

毒素を排出するタイミングでは、内臓をきれいにする効果のあるものや、体の調整をする作用がある食品がおすすめ。だからこそ、このカフェのオーガニックなメニューは相性がいい。ヨガスタジオで汗を流し、その後は、体にいいメニューで食事をする。そんな充実した時間が過ごせそうだ。
元町では、ありそうでなかった徹底したオーガニックカフェ。野菜もたっぷりとれて、栄養面もバッチリ。実際に来店するお客には、胃や体が疲れた時に訪れる人も多いという。散策でたっぷり歩いてリフレッシュ・デトックスしたら、体と心のメンテナンス仕上げとして訪れてみよう。
構成・取材・文/濱口真由美、撮影/島本絵梨佳
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