2018年の見どころは?神戸ルミナリエ楽しみ方ガイドVOL.1
関西ウォーカー
阪神・淡路大震災からの復興を願い、光の芸術で街を彩る「神戸ルミナリエ」が、12月7日(金)から16日(日)に旧外国人居留地および東遊園地で「共に創ろう、新しい幸せの光を」をテーマに開催される。

2017年は延べ340万人が来場した神戸の冬の風物詩。24回目の2018年は「祝祭」をコンセプトに、51万球のLEDを使用して兵庫県の輝かしい歴史を芸術的に表現する。2018年もイタリアのダニエル・モンテベルデ工学博士による計算された美しさが、多くの人々を魅了すること間違いなしだ。

順路に従って歩くだけでも十分楽しいけれど、事前に見どころを知っていればさらに楽しいはず!ということで、2018年の見るべきポイントを紹介。
そもそもルミナリエとは?
光を駆使した建築物を起源とする、16世紀後半にヨーロッパで誕生した装飾芸術。イタリアで電気照明を使用した幻想的な光の彫刻に変化し現在の形に。阪神・淡路大震災が起きた1995年の12月に、犠牲者への慰霊と鎮魂を込めた「送り火」として、神戸ルミナリエが始まった。

幻想の世界へと誘う「神戸ルミナリエ」の玄関口
旧居留地・仲町通の浪花町筋交差点からスタートする、神戸ルミナリエの玄関となる「フロントーネ」は、ゴシック様式の大聖堂を表現。真ん中には、4枚の花弁を持つ薔薇窓が描かれている。「フロントーネ」を抜けると、天井から光が降り注ぐ身廊「ガレリア・コペルタ」へ。約50mにも及ぶこの身廊の3重の丸天井が、仲町通のハイライトとなる。天井からあふれんばかりのメダリオンが輝く壮大な光景を、目に焼き付けよう。

「フロントーネ」「ガレリア・コペルタ」に続いて、仲町通に設置される光の回廊「ガレリア」。2017年と同様に、総延長は270mもの長さになっている。5つの星が輝く終点の門をくぐれば東遊園地エリアに到着。
兵庫五国をイメージした、光輝く壁掛けと聖堂が出現
東遊園地には、4本の塔を有する光の壁掛け「スパッリエーラ」と光の聖堂「カッサ・アルモニカ」が芝生広場を包み込むように設置され、兵庫五国をイメージしている。「カッサ・アルモニカ」は、兵庫県政150周年を記念して完全修復されたもので、2018年の最大の見どころ。4つの柱に囲まれて立つ光の聖堂は神秘的だ。

また「スパッリエーラ」は、東遊園地の噴水広場にも設置されている。音楽に合わせて光が躍動し、夢のような楽しい演出も実施する。

新登場の作品も!点在する光のオブジェ
東遊園地にはほかにも、中・小型の光のオブジェ「ソロピース」が設置される。2018年初登場のラグビーワールドカップ開催記念作品や、2017年からデザインを変更した兵庫県政150周年記念作品などは、同地の要所にあるので探してみよう。


ほかにさまざまなデザインで光る単体の作品は、東遊園地の光の小径で楽しめる。これらの作品は数か所に点在しているので、1つ1つじっくりと眺めてみて。また小径に配された光の燭台「カンデラブラ」には、「ハート」で写真が撮れるフォトスポットが新設されているので、こちらも要チェック。
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