【神奈川】逗子「想〜SOU〜」の地産食材たっぷりの限定麺を食べてきた!
横浜ウォーカー
2018年11月~2019年8月までの1年間、ひと月に1店舗ずつ「ラーメンWalker神奈川2018」読者のために限定麺を作るスペシャル企画。共通テーマを元に、各店舗オリジナルを考案。「ラーメンWalker神奈川2019」版の限定麺テーマは「10周年のお祝い仕様」「今までチャレンジしたことがないもの」「毎月10日プラスαで味わえる」という3本柱。
12月担当の第二走者は、逗子「想〜SOU〜」。地元に根付き、確固たるファンも多い湘南の雄が放つ限定麺を食べてきた!
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トリュフオイルが香る新感覚! 豪華な一杯
【ラーメンWalker神奈川2019限定麺】
「濃厚ホタテ豆乳麺」(1,200円、1日30杯限定)。朝どれの濃厚豆乳を使った白いスープが特徴。着丼した途端、ふわっと芳醇なトリュフオイルの香りが鼻を抜ける。一口スープをすすると、まろやかな豆乳スープに、奥から感じるダシがマッチ。ダシはほんの少しだそうだが、豆乳の味わいをうまく引き出したスープだ。濃厚豆乳というと、ドロドロとしたものを想像する人もいるかもしれないが、意外にもサラサラで上品な味わい。麺をあげると、もちもちの小麦の風味が自慢の自家製麺にスープとオイルがよく絡んでいる。すすれば、豆乳スープと共にトリュフと塩ダレが一気に押し寄せる。とても新感覚な印象だった。

スープには、仕掛けがまだあった。試作の時期には仕入れが間に合わなかったビーツだ。ビーツという食材は扱いが難しい。店主の北村さんも、オイルとの合わせ方に試行錯誤したという。そして、完成したのがビーツのペースト。白いスープに溶けるとほんのりピンク色になり、目でも楽しめる仕掛けだ。「お祝い仕様」というお題も、紅白の見た目でクリアした。そのほか、寿雀卵の鮮やかな卵や、サクサクのスナックエンドウなどの鎌倉野菜も彩りを添える。旨味たっぷりのホタテしんじょも、そのまま食べてもスープに溶かすなどしてもOK。相模豚も、歯を使わずとも味わえるほどの柔らかさ。すべての食材の使い方や、良さを引き出した調理法が見事。ラーメンだけではなく、様々な飲食業界で経験を積んだ店主ならではの、技がつまった一杯だった。
【ラーメンデータ】〈麺〉中細/ストレート(140g) 〈スープ〉タレ:塩 〈仕上油〉ビーツ・トリュフオイル 〈種類〉丸鶏・魚介(貝類)+魚介(煮干)
食べるには「ラーメンWalker神奈川2019」を持参!

残りの日は、2018年12月12日(水)・13日(木)・14日(金)、15日(土)・16日(日)となる。こちらは券売機のない後払い制なので、スタッフへ直接注文しよう。1冊につき1杯のオーダーなので、ご注意を。筆者は2日めに来店したが、11時オープン前で、すでに1Fのカウンターは満席になった。ほぼ全員が限定麺オーダーだった様子。一巡目で入れなかった人も、まだまだ多く並んでいた。だが地元に根付いたこの店は、朝からファミリーも多く来店する。必ずしも全員が限定麺狙いというわけでもなさそう。

また、限定麺を注文するには「ラーメンWalker神奈川2019」の持参が条件となる。注文時にもらえるシールを、限定麺ラリーのページに貼り、全10店の限定麺を制覇すると、本誌特製レンゲが当たるチャンス! Wチャンスで、店舗の限定グッズももらえるので、ぜひ10店舗制覇をめざそう。

【想〜SOU〜】■住所:神奈川県逗子市逗子1-7-3 ■電話:046-870-4455 ■時間:11:00〜15:00、17:00〜22:00(各LO) ■休み:なし ■席数:36席(うち座敷8席は要予約) 禁煙 ■駐車場:なし ■アクセス:JR横須賀線逗子駅東口より徒歩5分
【ラーメンWalker神奈川2019】限定麺ラリー参加店舗(18年11月)ナルトもメンマもないけれど。、(18年12月)想〜SOU〜、(19年1月)53's Noodle、(19年2月)麺やでこ、(19年3月)らーめんshigetomi、(19年4月)味噌ラーメン 雪ぐに、(19年5月)うまいヨゆうちゃんラーメン、(19年6月)徳島NOODLE ぱどる、(18年7月)拉麺大公、(19年8月)麺屋BISQ
構成・取材・文/濱口真由美
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