幸せになりたい女子の福岡占い実録レポ 〜20〜

九州ウォーカー

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信じる信じないは本人次第。でも女性なら誰もが少しは気になる「占い」。果たして占いで人は幸せになれるのか?明るい未来を切り開くことができるのか!?そこで「幸せになりたい女子」が「占い」の現場に潜入!検証していきます。

巫女だった前世でやり残した使命を今世全うするために、導かれるように占い師になりました。紫月千穂美(しづき ちほみ)先生


20回目は自分自身が精神的に病んで苦しんだ事をきっかけに、精神世界に興味を持ち、メンタルケア心理士の資格を取得したという紫月千穂美(しづきちほみ)先生。元は占いを信じていなかったという紫月先生。算命学・タロット・手相・オラクルカード・花札占いを得意としていますが、中でも『花札占い』はとても珍しいようです。今回は福岡市在住、45歳の独身OL、サエコさん(仮名)を占っていただきました。

20回目にして初めての『花札占い』。楽しみです


紫月「よろしくおねがいします。今日お聞きしたいことは?」

サエコ「人生全般なんですけど、仕事運だったり健康運だったり、歳も歳なので」

紫月「今おいくつですか?」

サエコ「45歳です」

紫月「お仕事についてですが、経営者の星っていうのを持ってるんですよ。経営者でなくても組織のトップだったり…という星を持ってるんですね。人は生まれ持ったエネルギーがあるんですけど、それが『経営者の星』が一番大きいんですよ。自分を表す一番の星が仕事っていう星。もうガンガンいって欲しいです!いけるところまで目指して欲しいっていう。じゃないともったいないかなって。生まれ的にはガンガンできるエネルギーですごく大きいもの持ってるので、人よりこなせる仕事の量も多いんですよね。ガンガンやって欲しいし、やれる。で、ちょっと手を見せてもらっていいです?」

【写真を見る】サエコさんの手相にはなんと「天下取りの相」が!?


紫月「マスカケ線って聞いたことあります?これが生命線、頭脳線、感情線で、(手のひらの線を指して)この頭脳線と感情線じゃなく、ここにまっすぐ入ってるのが『マスカケ線』って言うんですよね。俗に『天下取りの相』と言われていて、要はすごく運勢が強い人なんですよ。この頭脳線と感情線の間にこういう風に線が出てくる。出てきて一本みたいに繋がる人。で、見ると両手なんですよね。かなり運勢強い」

サエコ「え〜〜〜!」

紫月「なぜ、天下取りの相とか言われるかというと、掴み取るまでこだわる強さがあるから。すごくまっすぐな性格なんですよね。やりたいようにこだわってほしい。やりたいようにやるためには上にいくしかないんですよ。で、年齢がいけばいくほど後押しするエネルギーも来るので。手で診たら、死ぬまで仕事する手なんですよね」

サエコ「笑。休めないんだー!」

紫月「この辺。複雑なんですけど(線が)上まで入ってるんですよ。なかなかここまで中指に向かう線が入ってる人っていなくって。こんなにギリギリまで入ってる人はやっぱりずっと仕事していた方がいい人。いずれ自分でやることを考えても全然いい人です。ところで、天中殺(てんちゅうさつ)って聞いたことありますか?」

サエコ「言葉だけは」

紫月「みんな結構『天中殺=悪い』って取るんですけど、そうじゃなくって運気が不安定になるとき。だから何があるか分からないよって時なんですよね。それは誰でも12年間の内2年間は連続で来るんですけど、サエコさんの場合は、2020年と2021年なんですよ。その2年間は、人生に嵐が来る時と考えてもらいたいんですけど。今までやってきてなかったようなこと、人生でそうそうない大きな事。たとえば結婚や転職、引っ越しとか、そういうのが無い方が良い年なんです」

サエコ「動かない方がいいという?」

紫月「『自ら』は動かない、ですね。天中殺に入る前に流れを作っておいて、そのままの流れでいきましょうという期間なので、何かしたい事があれば来年中に準備して、このまま2年間いけるよっていうところまで作っていってもらいたいですね。1年の区切りが立春からになるので1月1日じゃなくて、正確に言うと2020年の2月3日。ではあるんですけど、天中殺って、『月』でもあるんですよ。サエコさんの場合は12月と1月です。運気不安定なんで、ここもあまり大きな事はしない方がいいです」

書き込まれた『天中殺』に『天中月』


一子相伝で女性しか受け継げないといわれる『花札占い』


次はいよいよ、珍しい「花札占い」の登場です。

紫月「花札って近々の事しか見れないんですけど。大体3ヶ月くらいですかね。それより先を見ちゃうと結構ズレが生じちゃう」

サエコ「花札占いって珍しくないですか?」

紫月「占いやってる方でもあまり知らないかも」

サエコ「私も初めて聞きました」

花札占いでは近々のことを占います


紫月「でも歴史は古いらしく、『歩き巫女』の時代といわれてます。私も聞いただけなんですけど、神社を抜けた巫女さんたちが各地を点々としてた時に、生業としてたのが花札占いではないかと言われていて。宇宙的な人間が分からないような事や未来があったとしたら、例えばタロットカードだと、お客さんの質問を投げかけて、その答えがカードに降ろされる。私たち占い師がそれを通訳として読むんですよね。花札占いは全くの別物で、質問した時に答えがこっち(占い師)に直接降りるんですよ。それを札に出すという。経路が全然違うんですね」

サエコ「御神託に近い?」

紫月「そう。近いので誰にでもはできないっていう。ちょっと『神降ろし』に近いっていう考えで、昔から一子相伝で、女性しか受け継げないと言われているので、多分、ほとんど後継者が、今いないです」

サエコ「へーーー!」

紫月「私はたまたま、知ってるだけで仕事としては使ってないけど知識は受け継いだという人に会って、その方に教えていただけたんです」

サエコ「すごーい」

紫月「ほんとに普通の花札です」

サエコ「外国の人なんか、すごく興味を持ちそうですね」

紫月「綺麗ですもんね。タロットってどちらかというと、まだ曖昧さがあるんですよ。でも花札は日本本来の潔さが現れる。結構スパンッて。切り捨てる時は切り捨てるような結果にはなるんですよね。何を見ましょうか?」

サエコ「やっぱ金運かな?花札だから(笑)」

紫月「花札はお金得意ですよ」

サエコさんの引いた通称「月待ち札」にはどういった意味が?


紫月「(出た札を見て)これの『役』カードは、『月』が出てるカードになるんですよね。これは何もない、『月待ち札』。これが出たってことは、この先は『満月』が出るよって事なんで、もっともっと膨らむ可能性はあります」

サエコ「へー。今はがんばれ、と」

紫月「そうですね。まだ月は出てないけど『大地』はあるから、この大地で何をするかなんですよ。ただ月が出るのを待ってるだけじゃだめなんで、今自分がやるべきことをやってたら、月が無い状態から、新月から満月になるようにどんどん収入は膨らんでいくよ!っていう」

サエコ「へーーー」

紫月「しっかりやるべきことやってたら、かなり可能性はあります」

サエコ「がんばります!すぐには満月にはなりませんものね。月は」

しっかりやるべきことやってたらかなり可能性はありますよ(ニコッ・ニコッ)


紫月「ならないんです。そう。でも、必ず満月になるんですよ。一気にはならないけれど、必ずなるから。焦らずやるべきことちゃんとやってたら、満月までの収入にいけるってことです」

サエコ「なるほど(笑)」

紫月「言ってしまえば、今はまだ全然なんです。生まれ持った本来の掴めるはずの金運に比べたら」

サエコ「増えるんだ。楽しみ!」

紫月「もっと上を目指していいですよって。欲出していいですよっていう」

サエコ「欲を出そう!」

月って必ず満月になるんです


金運の次は、サエコさん自身のことを花札で占ってもらいます。

紫月「花札は東洋の占いなので『陰と陽』という考えがあるんですよね。で、これ表と裏、どっちがどっちって決めてもらっていいです?」

サエコ「こっちが表で、こっちが裏」

紫月「はい。じゃあこの中で一枚気になる札を選んでください」

サエコ「これですね」

紫月「この中で一番気になる札、これの表が見たいって思う札を選んでください」

赤い短冊、主張はかなり強いです


紫月「(札を指して)これが表です。これが裏なんですよね。表は自分が人に対してどう見られたいとか、あとはもうそのままの表の自分です。この札の赤い紅葉は生命力とやる気を表すんですね。同じ数だけ、病気を表す黒い紅葉の葉っぱがあるんですよ。やる気もすっごくあるんだけど、ちょっと健康に対しては注意が欲しいかなっていう。青の短冊は、昔、殿様が病になれば巻いていたハチマキの紫というのと同じで、やっぱりちょっと病気に対しての警告。もうひとつ、紅葉に対してこの札が出るのは神からのお告げという意味があるんですよ。注意が必要っていう。所々ヤル気に対して身体がついてこないところはあるかなと…。こっち(裏)がですね、本来の自分、本来はこうありたいっていうものなんですよね。(赤い短冊と藤の花の絵札を指して)藤の花が出ていて、たくさんのものを残していきたいのかな?と。いろんなことを残していきたいっていう。いっぱい粒があるように、大きいものをドンっていうより、たくさんのちっちゃいもの。そして、赤い短冊というのはすごく目立つので、主張はかなり強いです」

表の札からサエコさんの選んだ札は!?


サエコ「…というのを内面に持ってる?」

紫月「中に持ってます。はい」

サエコ「表は健康に注意…」

紫月「表は健康に注意ですねぇ。本当。やる気はかなりあるんですよ。生命力もあるんですよね、エネルギーがあるから。でも健康に注意ですねぇ」

サエコ「少し前に倒れたこともあるから、周りからすっごく心配されるんですよ。健康のことを。仕事やってほしいんだけど、身体は大丈夫?って。事ある毎にいつも言われる」

紫月「ですねぇ。そんな感じなんでしょうね。でも実際、自分の中はというと、ちっちゃい粒がたくさんある。これ一個一個がすごくパワフルなんですよね。だからそう見えなくても、全然パワーはいっぱいあるよ、みたいな」

サエコ「なるほど…健康に気をつけて、仕事はがんばります」

サエコさんの本来こうありたいというもの=藤の短冊


紫月「花札(占い)は過去が無いんですよ。タロットみたいに。もうほんと近々の先っていう」

サエコ「これも近々の感じなんですか?」

紫月「そうですね」

サエコ「じゃまたこれが変わる可能性もある?」

紫月「変わる可能性もあるし、もう一個言っちゃえば、表と裏の差がすごく大きいんですよね。(表の札を指して)この葉っぱって、絵を見て分かるように枝から離れてるんですよね。風吹けば舞うような脆さを持ってる。(裏の札を指して)これは藤の花と言われてるんですが桐の実って言われていて、今からいろんな可能性を秘めた実。風が吹けば消えていくものとしっかり残るものという差が大きいので、自分の中のものと表の自分とすごく差があるのかなと」

サエコ「ふーん。なるほど。生き方として差があった方が生きやすいのか、差がない方が生きやすいのか?」

紫月「差が無い方が生きやすいです。なので、これだけ差があると生きにくさは感じてるのかな」

サエコ「なるべくここが近づくような自分になればいいってことですね」

紫月「そうですね。ほんとの自分はこうありたいということですから」

サエコ「わかりました。ありがとうございます!」

紫月千穂美(しづきちほみ)先生に鑑定してもらって


花札を始め様々なカードが並べられた『占い処 ゆずり葉』


サエコ:花札占いが神秘的で興味深々でした。深層心理を読み解かれたような感じで、占っていただいた後になんだかとても視界がクリアになりました。この先、仕事をどれくらいの熱量でやっていけばいいのか悩んでいたタイミングだったので、先生に「がんがん行って!」とアドバイスをいただけてうれしかったです。今の仕事を続けるにしても新しいことをやるにしても、「なりたい自分」を意識して、がんばります!

[占処 ゆずり葉 / 紫月千穂美(しづきちほみ)]福岡県福岡市香住ケ丘2丁目15-21 しのはらビル206号 / 080-2791-7338 / 平日 12:00~20:00、日・祝 12:00~18:00 / 不定休

末永禎治

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