新人女子アナは元アイドル!FBS福岡放送・小林茉里奈の福岡奮闘記【最終回】財津ひろみアナと対談

2018年12月26日 19:10更新

九州ウォーカー 山本陽子

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FBSの新人女子アナ・小林茉里奈さんの連載(全10回)もついに最終回。今回は、『バリはやッ!ZIP』などでおなじみの人気アナウンサー・財津ひろみさんをお迎えし、2018年を振り返るフィナーレです!

AKB48出身・FBS福岡放送の小林茉里奈アナウンサー(左)と、頼れる大先輩・財津ひろみアナウンサー(右)

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ーーーまずは茉里奈さん、1年を振り返っての感想は?

小林茉里奈さん(以下茉里奈さん)「早かったですね。ついこの間入社して、ついこの間福岡にきたという気持ちです」

10回の連載は早く感じました!

ーーー印象に残ってることは?

茉里奈さん「夏に初めて中継をさせていただいたことです。しかも『ヒルナンデス!』で初めての全国放送!」

ーーー得たものはどんなことでしたか?

茉里奈さん「そのときは必死でしたが、その場の雰囲気やテンションがそのまま伝えられる中継って楽しいなと思いました。『この人の中継って楽しいよね』といってもらえるアナウンサーになりたいと思いました」

財津ひろみさん(以下財津さん)「『ヒルナンデス!』はとてもよかったです。茉里奈ちゃんにすぐLINEしましたけど、何より楽しそうにやっているのが伝わってきたし、相手のアナウンサーが話すことに対して突っ込むなど、臨機応変に喋っていたんですよ。そういうことは新人ではなかなかできないので、すごく向いているんだなと思いました」

早朝のFBSの番組『バリはやッ!ZIP』でおなじみ財津アナウンサー

ーーー入社まもないタイミングでの生放送、しかも全国放送って、よくあることですか?

財津さん「入社4ヶ月で全国放送の生中継というのは聞いたことがないですね。結構早いデビューだと思います」

茉里奈さん「そうなんですね」

財津さん「フリーで話すのって難しいんですよ。事前に進行の流れを一生懸命叩き込んだとしても、本番では相手が予定にないことをいってきます。自分が組み立てた台本が崩れちゃうと、『あわわ』と慌てるのが普通です。流したり、ニコニコって笑ってやり過ごすところを、茉里奈ちゃんは突っ込んでいたんですよ。よく返したなって、思いました」

タピオカミルクと一緒に、自撮りタイム!

かわいいタピオカミルクに盛り上がるおふたり(笑)

ーーーコメントを返すのって難しいんですね。

財津さん「普通はなかなかできませんよ。しかもあの時は、アナウンサーさんも自由に喋り、スタジオからもタレントさんが喋る。普通ではありえないぐらいの難易度の高い中継でした」

茉里奈さん「実は中継のとき、トラブルもあったんです」

財津さん「画面が見えてないからわからないんですけど、茉里奈ちゃんはそれにもちゃんと対応していました」

茉里奈さん「すごくうれしいです。この言葉で、来年がんばれます!」

連載当初に比べ、すっかり社会人の顔つきになった茉里奈さん

「茉里奈ちゃんの話を聞いて、新人の頃を思い出しました~」と財津アナ

ーーー大変だったことといえば?

茉里奈さん「ディレクターに怒られたことですね。大雨直後のリポートで『こちらの海岸には大量の木や葦が流れ着いています』という風に話したら、ディレクターから電話がかってきて「本当に葦なの?』っていわれまして。確認が不十分だったんです。まだ近くにいたこともあって戻ってもう一回撮り直してこいと」

財津さん「ほおーっ!」

茉里奈さん「帰りの車内で号泣しました。指摘されたことは100%正論だったので、なんで気づかなかったんだろう、なんでこんなにできないんだろう、という悔しさでいっぱいになってしまって」

財津さん「自分が1年目のときを思い出します。私もよく泣いてたし、毎日怒鳴られていました(笑)。茉里奈ちゃんが特別というわけではなく、誰もが通る道。一人の大学生が社会人になって、アナウンサーになって報道を伝えるのに大切なことを、上司の人たちが厳しく教えてくれる時期なわけです。不確かなことを伝えてはいけない、というのをディレクターは『2回目撮ってこい』という指示で伝えようとしたのだと思います」

茉里奈さん「公共の電波で伝えるということは、ひとつひとつの言葉に、責任があるということを改めて思いました」

財津さん「私と茉里奈ちゃんとは、普段は接点が少ないのですが、最初は新人として指導していました。『バリはやッ!』で1週間お休みをいただいたときには代打で出てくれましたよね」

茉里奈さん「財津さんは、夕方の報道番組やリポートをご覧になって『ナレーション、ここはこうしたほうがいいと思ったよ』とかすごく教えてくれるんです」

財津さん「おせっかいなんです(笑)」

茉里奈さん「財津さんからアドバイスをいたいだいて、そこは考えてもいなかった、思いついてもいなかったというのがたくさんあります。学ばせていただいております」

「財津さんからたくさん学ばせていただいています」と茉里奈さん

ーーー財津さんからご覧になって、この1年で茉里奈さんが成長したなと思うところはどこですか?

財津さん「ニュースでの『こんにちは』の『は(WA)』が上手になりました」

茉里奈さん「難しいんですよ」

財津さん「日常の暮らしでは『こんにちは』って笑顔でいうものでしょう。でもニュースでは笑ってはいいませんよね。かといって真剣な顔でいうと、茉里奈ちゃんの最初のように…暗くなる(笑)。最初は、威圧感がありましたね。今はそれが上手に言えるようになりました」

茉里奈さん「今は意識せずに言えるようになったんですけど、最初は苦手で、オンエアが始まる前に、こんにちは、こんにちは、ってずっと練習をしていました」

財津さん「ニュースの読みもよくなりました。最初の頃は、一本調子なところがありました。でも最近の茉里奈ちゃんのニュースは内容が頭に入ってきます。微妙な間の取り方とか、音の高低とかをおそらく文脈でわかるようにして工夫しているのかと思います。すごく変わりましたよ、ここ何ヶ月かで」

ーーー今後のアドバイスはありますか?

財津さん「私は先輩が喋ったことを一言一句ノートに書いて真似をしてました。そして同じ速度で読み、音のテンポや間の取り方を、その通り真似てみるんです。すると例えばたった10秒間に、簡潔なんだけど記憶に残る言葉が3語ぐらい入っている、というような構造的なことがよくわかります」

茉里奈さん「なるほど。感動しました」

財津さん「あとはいっぱい人に話をきくことですね。『どうでした?』って。いろんな人に意見を求めていると、みんな違うことをいうと思うけど、すべてが発見になります。だからたとえ耳が痛くてもいろんな人に意見を聞くことです。どこがダメだったかどこを直したらいいかをたくさん聞く」

茉里奈さん「わかりました」

財津さん「どんどん厚かましくきいていいです。周りの人に」

おふたりが飲んでいるのは、タピオカミルクの「抹茶」と「ストロベリー」。

ーーー先輩からたくさん心強いアドバイスをいただいたところで、茉里奈さん、今後の目標をお願いします!

茉里奈さん「ただ用意された台本を読むのではなく、この感想や情報を伝えたいという、こだわりをもっていけるようになりたい。聞いている人の心にひっかかるような伝え方をしたいです」

財津さん「茉里奈ちゃんには番組のメインになって、顔になってもらわないと!」

茉里奈さん「そうですね、将来的には、ねらっていきたいです(笑)」

財津さん「中継といえばこの人!という人に、なってもらいたいと思っています。中継は難しいけれど、それができればなんでもできる。そこで頭角を表していってほしいなと個人的には思っています」

茉里奈さん「がんばります!」

ーーー財津さん、茉里奈さん、ありがとうございました!

これからもがんばります!

茉里奈さんからひと言

コスプレイヤーにお会いしたり、ハリポタカフェをリポートしたり、ボルダリングを体験したり、たった10回でしたが、いろんなことをさせていいただいたディープな10回でした。もちろん財津さんをお迎えしたこの最終回もスペシャルです!

福岡に来た最初のころは「元AKB48ですよね?」と声かけられることが多かったのですが、最近は「FBSのアナウンサーですよね?」といわれることが増えてうれしいです。連載は終わりますがこれからも見かけたら声をかけてくださいね。

取材協力:[china cafe]福岡県福岡市中央区今泉1-17-22 i.CUBE 3F/092-737-2688/月〜木12:00〜19:00、金土日祝~21:00

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