ニオイの原因は“緊張”!? “足のニオイ”原因と対策

東京ウォーカー(全国版)

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今夏は猛暑で制汗剤が大ヒット。中でも、男性用制汗剤は市民権を得て、“直塗りタイプ”を販売するブランドの男性用シリーズにいたっては、2年で約3倍と大幅に売上を拡大したほど好調だったという。そんなニュースが飛び交った今年の夏だが、シービックが30~40代の独身サラリーマン100人を対象に、「自分のニオイの気になる場所」を質問したところ、第1位はなんと「足」という結果に!

そこで今回、“足のニオイ”の原因&対策をリサーチ! “体臭・多汗研究所所長”を務める五味常明先生を訪ね、憎きニオイの原因を探ってきた。

【原因その1】そもそも足のニオイの原因って?

「ずばり、汗と“ムレ”ですね。男性はビジネスシューズ、女性は丈の長いロングブーツなど、密閉性の高い靴を長時間履くことで、足の汗が蒸発せずに、靴の中でムレてニオイが発生します。このことはご存知の方も多いと思いますが、実は、足の裏には汗腺が集中していて、『1日にコップ約1杯分の汗をかく』といわれています。ここは足の甲の3倍、背中や胸の5~10倍もの汗腺があるんです。かいた大量の汗は放置すると、皮膚常在菌によって分解され、脂肪酸となってニオイを発するんですよ」

【原因その2】“角質層”はニオイの原因?

「はい。足の裏は体のどの部分より角質層が厚く、この表皮細胞が新陳代謝や摩擦などではがれ落ちて大量のアカとなります。このアカを栄養分にして皮膚常在菌がますます繁殖し、これに皮脂腺からの分泌物が混じることで、余計にニオイが強くなるんです」

【原因その3】“足の緊張”もニオイの原因?

「そうです。足を緊張させないことは、足のニオイを防ぐために大事なことです。緊張したときに出る汗(冷や汗など)は、臭う汗の原因になるんです。ですので、自分の足やサイズに合っていない靴を履くと、靴の中で足が緊張して臭う汗が出やすくなるんですよ」

解決策としては、足の汗を制汗剤で抑える・靴下やストッキングを着用する・ 同じ靴を毎日履かない・サイズに合った靴を選ぶ・通気性の良い靴を選ぶ・消臭や吸汗性のある中敷きを活用する・帰宅後に靴を乾燥させるなどが挙げられるというので、さっそく実行したいところだ。

しかし、汗やムレ、角質層をはじめ、緊張までもが“足のニオイ”の原因になっていたとは…。実は、上述のアンケートによると、「靴のニオイが気になってお気に入りの靴を捨てた経験のある人」が、なんと5人に1人の割合でいることが判明。“足のニオイ”は、お気に入りアイテムを捨てさせてしまうほど、人々を悩ませていたようなのだ。今回五味先生が教えてくれた内容とともに解決策もしっかり頭に入れて、あなたも“無臭足”を目指してみては? 【東京ウォーカー】

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