超有名店出身の店主がオリジナルの一杯を披露「らーめん たけみや」

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自家製麺やチャーシューも光るネオクラシカルな醤油ラーメン


県道70号沿い。鹿沼駅からは車で15分ほど


2018年4月にオープンした同店。店主の伊邉(いべ)武美さんは自らのことを「渡り鳥」と称す。生まれは横浜でその後は全国各地を転々としたそう。そんな中、栃木にたどり着き、約6年半にわたって県内を代表する超有名グループの本店などで修業。宇都宮で独立を果たした。あっさり系のらーめん(しょうゆ・しお 750円)と、こってり系のぱいたんらーめん(830円)が二枚看板。麺は知人の製麺室を借りて作る自家製、チャーシューは4種をメニューによって使い分けるなど、こだわりが満載だ。

【写真を見る】ネギや青菜などの野菜は近所の直売所で仕入れるなど地元産の食材を積極的に使用する。わんたんめん(しょうゆ)850円(数量限定)


わんたんめん(しょうゆ 数量限定 850円)は、鶏100%スープに再仕込み醤油など2種をブレンドした醤油ダレを合わせたあっさり系。シンプルでどこか懐かしい一杯で、飲むほどに鶏の旨味が広がる。自家製ワンタンはつるりとなめらかな舌触り。

自家製麺は北海道産の2種の小麦を使用。しょうゆとつけ麺は中太麺(手前)、しおは細麺(奥)、ぱいたんは手もみ麺


修行先とは異なるオリジナルを披露!つけめん(しお 800円)


つけめん(しお 800円)も人気のメニューだ。瀬戸内の藻塩を使った塩ダレは魚介エキスも加えている。あっさりだが黒胡椒が効いて、あとひく味わいに。モッチリな中太麺との絡みも良好だ。

鶏ガラとモミジのみを6時間弱火で煮たスープ。鶏ガラは旨味が強いスープが出る廃鶏(採卵を終えたメス)にこだわる


豚バラなどチャーシューは4種。1週間熟成させたのち、つるし焼きにした熟成肩ロース(右奥)は月1回程度の超レアもの


「麺は週2回『麺栞 みかさ』(宇都宮市徳次郎町)さんの製麺室を借りて作っています。熟成肩ロースのチャーシューは赤門通りの焼鳥店『とりきち』さん謹製。親交のある方々の支えがあって成り立っています。修業先は非公開。全く異なるメニューを出していますが、店長まで務めたので僕の顔を見て、気付く人はいます。」と店主の伊邉武美さん。立つ鳥跡を濁さず。「渡り鳥」はようやく見つけた安息の地で、修業先の名に頼らずに勝負している。

「いろいろな人たちのサポートに感謝」と今やすっかり栃木になじんだ伊邉さん。


店内は昭和レトロな雰囲気でゆったり過ごせる


■らーめん たけみや 住所:宇都宮市駒生町1763 電話:028-305-6182 時間:11:30~15:00、17:30~20:00、水日11:30~15:00(各LO)※スープがなくなり次第終了 休み:木 席数:13席(カウンター5、テーブル8) タバコ:禁煙 駐車場:4台(無料)

ラーメンWalker編集部

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