50年以上大切にされてきた伝統の味を守る、北海道のラーメン店「三代目 鳥よし」

2019年2月6日 12:00更新

北海道ウォーカー ラーメンWalker編集部

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名店の味を愛する人々が守りたかった黄金スープ

糸井駅より車で9分。無料駐車場が6台分ある。

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初代・成田義雄氏が苫小牧市勇払に「鳥よし」を開いたのは、1954(昭和29)年頃のこと。以来、創業当時の味を頑なに守り続けてきた。

【写真を見る】普通ラーメン 680円。ゲンコツから手間を惜しまず煮出したスープは、塩ベースのタレで味を調整するのみ。

メニューは「ラーメン」ただ一種類。ゲンコツから煮出すスープは淡い乳白色だが、博多ラーメンのそれとは違いどこまでも淡麗。骨の髄が溶け出さぬよう煮出すため、臭みやクセが一切ない。塩ダレで薄く味付ける、やさしい味わいが多くの人を魅了してきた。普通ラーメンは680円。黄金色のスープの繊細な味わいが、小麦の甘みを大切にした特注麺をやさしく包む。

普通チャーシュー 780円。味は当時のままあの麺が進化!

普通チャーシューは780円。ほろほろと肉がほどける厚切りチャーシューが4枚。スープの味を壊さないよう薄味にしてある。

2017年、二代目が高齢を理由に暖簾を下ろすことを決意。その報せに多くのファンが落胆したが、一部の有志が創業時から同店に麺を卸していた「苫食」に、伝統の味を守る方法はないかと相談を持ちかけた。「社内でも意見は分かれました。製麺会社が特定の店に肩入れしていると批判されるリスクもありましたからね」と当時を振り返る「苫食」の曽賀社長。

以前はその日の朝製造した麺を使用。現在は3日熟成させコシを出している

名店の味を守るのは「苫食」から出向している毛内さん

紆余曲折の末、二代目の協力を得て同社の社員が1か月間修業に入り、味を引き継いだ。現在、その味は市内の澄川町にオープンした「三代目 鳥よし」で楽しめる。社員である毛内さんが出向で厨房に入り、伝統を守るべく日々奮闘中だ。麺にコシを出すために熟成させるなど進化した部分もあるが、味は創業当時のまま。五臓に染みる一杯をぜひ味わってみて欲しい。

一枚板のカウンターの他にテーブル席も用意

■三代目 鳥よし 住所:苫小牧市澄川町2-1-10 電話:0144-56-5229 時間:11:00~14:00(LO) 休み:木 席数:18席 タバコ:禁煙 駐車場:6台(無料)

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