2/25開幕、大阪の新劇場COOL JAPAN OSAKA PARKオープニング公演「KEREN(ケレン)」お披露目 クリエーターズ・ファイル ペリー・キーが公式アンバサダーに

2019年2月3日 20:25更新

関西ウォーカー 二木繁美

Twitterで
シェア
Facebookで
シェア

大阪城公園内に2月23日(土)に開業する劇場型文化集客施設 COOL JAPAN OSAKA PARK WWホールのオープニング公演「KEREN(ケレン)」が、2月25日(月)より開演。2月1日に大阪市内で制作発表記者会見が開かれた。

会見に登壇した「KEREN(ケレン)」のクリエイティブチーム

全ての画像を見る(10件)

記者会見では司会の吉村崇(平成ノブシコブシ)、ロバータをはじめ、脚本・演出を手がける髙平哲郎、HIDEBOH(タップダンス振付)、島口哲朗(殺陣)、Mariano Leotta(マルチメディアクリエーター)に加え、演劇ジャーナリストの影山雄成とKEREN全アジア公式アンバサダーのペリー・キーが登壇。KERENへの意気込みと熱い思いを語った。ペリー・キーはロバート秋山竜次が分する、クリエーターズ・ファイルの登場人物の一人で「6000年に一人のアジア・スター」と称され、歌手としても活動するビッグスターだ。

「KEREN(ケレン)」は大阪から世界へ発信するレビューショー。京都・大阪・神戸・奈良といった近畿各地を舞台として、昭和元禄や平成などの時代が入り乱れた世界で、古今のNIPPONの情景を絵巻物のように表現する。殺陣、歌舞伎、日本舞踊などの伝統芸能とダンス、タップ、ミュージカルなどのアナログ舞台、Moment Factryが手がけるデジタルアートが混然一体となり、今までにない斬新なステージが繰り広げられる。会見会場となった、なんばHatch(大阪府大阪市)の舞台で実際の演目の中から「元禄花見踊り」と「剣舞とタップ」が披露された。

「元禄花見踊り」では京都四条河原を舞台に、艶やかな着物姿の女性たちが優雅な踊りを披露

「元禄花見踊り」歌舞伎の引き抜きという手法を模した、素早い衣装替えで変身した女性たち

「元禄花見踊り」の舞台は平成の京都へ。さっきまでの優雅な踊りとは打って変わった、激しいコンテンポラリーダンスを披露

演劇ジャーナリストの影山氏は「実際の舞台はこの倍くらいの広さになる。東海道五十三次から平成の京都へ。照明や巨大スクリーンに映し出される映像と演者が交わって一体となる。」と話し、脚本・演出を手がける髙平氏は「歌舞伎の引き抜きから一気にコンテンポラリーダンスへ。ここから先どうなっていくんだろうという期待感が持てるオープニングにした。」と語った。

ニューヨークの演劇事情を日本に配信する影山氏(真ん中)と「俺たちひょうきん族」「笑っていいとも!」などの多数のヒット番組の構成を手がけた髙平氏(右)

吉本との仕事はサクヤルミナに続いて二度目だという、マルチメディアクリエーターのMariano Leottaは「髙平さんから、すごいものを作らないかと言われた。まずはKERENという言葉の意味をわかるためにリサーチを進めた。」とし「マルチメディアを使ってマジックを起こしたい。」と語った。

「歌舞伎の回るステージ(回り舞台)に影響されたものが、映像にも反映されている」と語るMariano Leotta。舞台や演者と一体となる映像も楽しみの一つだ

当日、会場に来られなかった振付のバーヨーク・リーもVTRで紹介「いつもはストーリーのあるものに振付をしているが、今回はストーリーがないところから自由な発想で振付を考えていくという独特のもの。私にとっても素晴らしい経験になりました。ダンサーの皆さんも本当に素晴らしいので、皆さんにもこのショーを楽しんでいただければと思います。」とコメントした。

さらに日本古来の殺陣とタップダンスのコラボレーションという新しいステージ「剣舞とタップ」が披露された。タップダンス振付を担当したHIDEBOH氏は「和洋折衷とも現代風とも違う、大阪のブロードウェイとなるようなとてもオリジナルな舞台になった。」と話した。HIDEBOH氏は北野武監督作品の座頭市のハイライト農民のタップ&ストンプシーンの振付と総合演出を担当、自らもダンサーとして出演している。

殺陣の島口氏は「いつもは主に海外でパフォーマンスしているので不思議な感覚。髙平先生の考えるクールジャパンをどう表現するか、非常にやりがいがある。」と語った。島口氏はクエンティン・タランティーノ監督のキル・ビルに出演、殺陣指導や振付も担当したサムライ・ソード・アイーティスト。

「剣舞とタップ」の洋のタップと和の剣舞のコラボレーションが生む斬新なステージは、2人の感覚にその場のノリが加わって生まれた

会見にはKEREN 全アジア公式アンバサダー ペリー・キーも登場。日本語を話せないペリーの為に司会の吉村が通訳をした。大物スター ペリーはとにかく自由。ステージに登場すると会場のマスコミや他の登壇者たちに丁寧に挨拶をして回った。

日本語はわかるけど話せないというペリー・キーの為に、司会の吉村が通訳に

影山氏に「こんどカラオケに行こう!」と気さくに話しかけるペリー・キー

大阪へは淀川から潜水艦で来たというペリー・キー。「潜水艦は景色も見られないので、とてもゆっくり寝られた。」とご機嫌な様子だった。会場では自身が歌うKEREN 公式ソング「HORIZON-響犬御堂」のプロモーションビデオも公開。KERENの魅力をユニークに表現した歌詞に会場は笑いに包まれた。ペリー・キーの魅力について影山氏は「KERENを世界に発信するのに最適な人物。」と話し、髙平氏が「非常に頼もしいアンバサダー。」と語るとペリーが髙平氏を「アジアNo.1 ホワイトヘアー!」と讃えた。

会場ではペリー・キーが歌うKEREN 公式ソング「HORIZON-響犬御堂」のプロモーション映像も公開された

日本の魅力を世界最高峰のクリエイティブチームが発信する奇想天外なレビューショー「KEREN」。けれん(外連)とは歌舞伎の世界で、宙乗りや早変わりなどの奇抜な演出を指す言葉。2・3月の公演限定で大阪府に在住、勤務、通学している者限定の大阪府民割引もある。

■COOL JAPAN OSAKA PARK オープニング公演「KEREN」

期間:2019年2月25日(土)〜ロングラン公演 会場:COOL JAPAN OSAKA WWホール 住所:大阪府大阪市中央区大阪城3番6号 料金:S席 大人7,500円 子ども3,000円、A席 大人5,000円 子ども:2,000円 ※2・3月公演限定、大阪府民割引 S席 大人5,000円 子ども2,000円、A席大人4,000円  

この記事の画像一覧(全10枚)

大きなサイズで見る

キーワード

関連記事

ページ上部へ戻る