東海大学観光学部の“大井町プロジェクト”が地域活性化を目指して活動中!

2019年2月15日 15:20更新

横浜ウォーカー 横浜ウォーカー編集部

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2010年4月の開設以来、近隣自治体などと連携して地域観光の魅力についての研究や開発に取り組んでいる、東海大学観光学部。現在、学生たちが“大井町プロジェクト”なる活動を進行中。その内容とは!?

学生たちが地域と連携して町の魅力を発信!

学生たちが農村体験をしながら観光プランを提案
(C)2018岩橋ゼミ

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この“大井町プロジェクト”は、東海大学観光学部で、「観光による地域振興」をテーマとする岩橋伸行教授のゼミ(岩橋ゼミ)の一環として、神奈川県・大井町が行っている「相和地区農村体験事業」に参画しているもの。2018年4月にスタートし、現在、15名の学生が県の大学連携事業として活動している。最大の目的は、里山の魅力を発信し、大井町相和地区で住民が行っている“農村体験を活用した観光プラン”作りを考えることだ。

さまざまな制作体験を手伝いながらプランを検討

「相和フェスタ」では家庭にあるものでチョロQも制作(C)2018岩橋ゼミ

最初に、岩橋教授と学生たちが大井町の担当者、地区活動リーダーと意見交換。活動の第1弾として、2018年8月に大井町で開催された「相和フェスタ」にスタッフとして参加することになった。当日は、相和産のソバ粉でガレットを焼いたり、相和産のニンジンとキュウリを使って石鹸を作ったり、大井町の竹を使ってスマートフォンのスピーカーを組み立てたり、さまざまな制作体験を補助。どんな体験が大井町のPRになるか、子供たちにも楽しんでもらえるか、11月の学園祭にふさわしいものは何かなどを考える機会となった。

2回のフィールドワークで地元の人と交流。民泊にも挑戦!

民泊体験では一緒に夕食を作るなどして地域の人々と交流(C)2018岩橋ゼミ

2018年9月と10月にはフィールドワークを実施。1回目は「相和地区での農村体験」。落花生の収穫・選別、竹林の整備、竹筒での直火炊飯、バームクーヘン作り、クリ拾い、森の中を歩く森林セラピーなどの体験を通じ、地域の人々から農村体験の狙いや課題、準備状況などをヒヤリングした。夜は一般家庭での民泊も体験。「ふだん味わえない体験ができて楽しかった」「地元の人の考え方や地域に対する思いがよくわかった」「地元の人とすぐに仲良くなれた。また訪れたい」との声があがり、地域と学生たちの交流が深まった。民泊を提供した家庭からは、「料理を一緒に作れて楽しかった」「娘ができたみたいでうれしい」といった感想が聞こえ、双方にとって貴重な経験となったようだ。

【写真を見る】ピザ窯で焼いたアツアツのピザのおいしさに学生たちも感激!(C)2018岩橋ゼミ

2回目は「相和および周辺地区(南足柄市)での観光資源 視察・体験」。南足柄市大雄山のパワースポットを巡ったほか、キャンプ、石鹸作り、ピザ作りなどを体験した。特に、石鹸作りやピザ作りは、子供も大人も気軽に楽しめる体験型プログラムとして大きな可能性があることを発見することができた!

自然の中を散策しながら、大雄山の寺院などへ参拝(C)2018岩橋ゼミ

農村体験や民泊などの活動内容を発表した学園祭には想定以上の来場者が!

みかん石鹸の制作体験は年齢問わず人気で、40人が体験した(C)2018岩橋ゼミ

これらの活動を総括して紹介したのが、2018年11月に代々木校舎で開催された観光学部の学園祭「建学祭」。大井町の概要、これまでの農村体験の報告、地域の人々の取り組み、民泊の現状などを展示した。同地のみかんを使ったみかん石鹸作りの実演、地元の食材を使った豚汁の提供も人気で、当初、動員数300人以上を目標としていたところ、なんと525人を動員! 大成功を収めた。

2018年12月には、神奈川県への報告会で大井町相和地区での農村体験、農家民泊を活用した観光プランを発表。実際に体験できる日が楽しみだ。

【構成・文=岡田知子(BLOOM)】

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