おでんと燻製でサクッと!小田原の夜に駅チカの店2軒ではしご酒

横浜ウォーカー

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箱根・小田原観光を楽しんだあとは、軽くちょっと一杯飲みたいし、小田原の夜の風情も楽しみたい。そんな時に気軽に立ち寄れる、小田原名物の練り物・おでんを味わえる店と、地魚の燻製が自慢のスタンドバーを紹介!はしごするのもオススメ!

小田原駅東口から徒歩1分。飲食店の集まる通りで、昼も営業している(C)KADOKAWA 撮影= 吉澤広哉


小田原名物をおでんで味わおう!


まず紹介するのは「小田原おでん 本陣」。ここでは、小田原の名産品の練り物を思う存分味わうことができる。

L字型のカウンターとテーブル席がある店内。赤い和傘が印象的(C)KADOKAWA 撮影= 吉澤広哉


実はこの店、小田原にある練り物の会社、全12社の商品を味わえる店。昆布とカツオ節でとったダシでゆっくり火を通したおでんは、梅味噌をつけて味わうのが小田原流。そのほか、その日小田原の港にあがった漁港直送の新鮮な地魚も楽しめる。

【写真を見る】カウンターの中で出番を待つおでん。どれにしようか真剣に悩む(C)KADOKAWA 撮影= 吉澤広哉


この日のおでんは、大根、卵、練り物、緑やオレンジの色がかわいい玉こんにゃくなど。季節のものを含め、約30種類からセレクトしよう。

オリジナルカクテル、小田原ラドラー(750円)と6点盛(980円)(C)KADOKAWA 撮影= 吉澤広哉


最初に味わうなら、おでんの6点盛り(980円)がオススメ。この日は、卵、玉こんにゃくに、「小田原蒲鉾 一久 杉兼」の地魚ちくわ、「小田原かまぼこ 元祖鱗吉(うろこき)」の彩しんじょ、「脇谷商店」のごぼうさつまなど。

合わせるお酒は店オリジナル・小田原ラドラー(750円)。柑橘系の爽やかビアカクテルは、果肉のプチプチ感も感じられるフレッシュな味わい。

人気のトマトチーズおでん(上・550円)と、冬季限定、白子おでん(下・980円)。添えられたカラシや柚子胡椒などは花の形のかわいい小皿に(C)KADOKAWA 撮影= 吉澤広哉


さらに、店一番人気のトマトチーズおでんと、寒い時期しか味わえない、白子おでんもオススメ。添えられた3種の薬味は梅味噌、カラシ、柚子胡椒。それぞれを少しずつつけて味わうのも、ジューシーなトマト、トロッとした白子によく合う。

県内の蔵の地酒の飲み比べも楽しもう(C)KADOKAWA 撮影= 吉澤広哉


小田原名物を堪能したら、今度は神奈川名物も! 実はこの店、神奈川にある全13蔵の日本酒が置いてあり、神奈川の日本酒(1合700円〜)の飲み比べが楽しめる。自分の好みを伝えれば、オススメの日本酒をセレクトしてもらえる。

入り口ののれん。2017年2月にオープンし、3年目を迎える(C)KADOKAWA 撮影= 吉澤広哉


今後はコラボ限定酒や、フォアグラのおでんなどここでしか味わえないものを出していく予定。おでんと地酒で体の中からあったまったら、2軒目へGO!

小田原の桜チップで作る地魚燻製も見逃せない!


小田原駅東口、メインストリートにある店。左側に販売カウンター、看板横のガラス戸の奥がスタンドバー(C)KADOKAWA 撮影= 吉澤広哉


続いて2軒め。こちらも小田原駅東口から徒歩5分のところにある、燻製の専門店。店頭のカウンターで商品が買えるほか、店内に小さなカウンターバーがあり、ここで燻製を食べながらお酒を味わうことができる。

店頭のショーケースでは、小田原であがったアジなど地魚の燻製のほなどが並ぶ(C)KADOKAWA 撮影= 吉澤広哉


地魚の燻製のほか、サケやサバなど人気のある魚の燻製なども販売。持ち帰り用アジの燻製(400円)、サケの燻製(300〜400円)など。

カウンターの端には、燻製を作る桜チップ(1瓶400円)も販売(C)KADOKAWA 撮影= 吉澤広哉


もともとは土木関係の会社が「お客様に渡して喜んでいただけるものを」と燻製を作り出したのがきっかけ。そのため、燻製には小田原の桜の木のチップを使っている。ちなみに店頭では、燻製用の桜の木のチップの販売もしている。BBQや燻製料理に興味がある人は、燻製と一緒にチップも購入してみては。

手前から時計回りに、卵の燻製(360円)、ミックスナッツの燻製(250円)、アジの燻製(400円)。すべて店内価格(C)KADOKAWA 撮影= 吉澤広哉


アジの燻製は、シンプルな自家製の塩ダレに漬けている。卵は半熟感をいかし、ミックスナッツの燻製は桜の木のチップとベーコンを一緒に燻してベーコンの香りをまとわせるなど、食材それぞれにこだわりがある。

そのほか、タラコの燻製(600円)も人気だ。アジなどの魚は、漁次第で燻製にする魚が変わるので、その日のお楽しみ、といったところ。

寳CRAFT小田原レモンと小田原うめ(各550円)。地域限定チューハイ(C)KADOKAWA 撮影= 吉澤広哉


ここでのオススメのお酒は、寳CRAFT小田原レモン(550円)。レモンのストレート混濁果汁を使用したご当地チューハイなので、燻製との相性はバツグン。「時間はないけれどちょっと飲みたい気分」「お腹は満腹だけれど、まだ飲み足りない」というときには、スタンドバー&燻製おつまみが最適!

日中の観光や温泉などを満喫したあとは、小田原の夜をもうちょっとだけ楽しんでみよう。【構成=濱口真由美、取材・文=石澤理香子、撮影=吉澤広哉】

横浜ウォーカー編集部

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