まるで遊園地!? キッズはもちろんママも大満足の観光列車「特急 あそぼーい!」

東京ウォーカー(全国版)

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旅は家族の大事な思い出づくり。はじめて見るもの、はじめて乗るもの、はじめて食べるもの。子どもにとって初体験は、すべてが胸踊る冒険の1ページ。しかも久々の遠出。いつもと違う“はじめて”をゆっくり味わわせてあげたい。

「ね、おもしろそうな列車に乗ってみない?」

うん、とうなずく子どもの目はキラキラ。決まり!行き先は緑輝き風そよぐ“阿蘇”。もちろん、ママだって思いっきりリフレッシュするつもり。ママ友も誘って、さあ出発!

子ども心をくすぐる遊びが満載!家族で乗りたい 特急「あそぼーい!」


別府駅から出発進行!


列車が来るやいなや、「見て!」子どもたちのテンションは急上昇。ホームに到着したのは特急「あそぼーい!」。全国屈指の温泉地・別府から大自然が広がる熊本・阿蘇を結ぶ観光列車だ※。運転席が2Fにある独特のフォルムが目を引き、列車の外観にはオリジナルキャラクター・あそくろえもん、通称“くろちゃん”(2才)がペイントされている。「くろちゃんは101匹いるんだって」ママがそういうと、「1、2、3、4、5…」と子どもたちが数えはじめる。夢中になって乗り遅れないように。

注※平成28年熊本地震の影響で熊本~阿蘇間は運休

お目当てはファミリー車両。車内で大はしゃぎ!


3号車ファミリー車両(全席指定)はとってもにぎやか


「あそぼーい!」は4両編成となっている。元気よく車内に乗り込み、子どもに手を引かれながら向かった先は3号車ファミリー車両。白を基調とした車内は明るく、開放的なつくりだ。

普段は見られない雄大な景色に親子で興奮!


3号車の特徴は、なんといっても“白いくろちゃんシート”。親子で座ると、子どもが常に窓側の席になるようになっている。風を切って走る列車の外は、緑豊かな山々やのどかな田園など日本の原風景。「ママ、森が見えるよ!あ、大きな川!」と子どもも大よろこび。

木のプールは子どもに大人気!


「なにアレ!」子どもたちが目を輝かせたのは、3号車にある“木のプール”。木のボールをたくさんすくってみたり、豪快に寝そべってみたり。客室乗務員も一緒になって遊んでくれる。そのほかにも、絵本を集めた図書室や子どもが寝転がっても平気な和室もあり、車内は丸ごととびっきりの遊び場。「公共機関だと子どもをじっとさせるのが大変」そんなママの悩みも解消してくれる。

記念乗車証はスタンプ台紙にもなっている


車内では客室乗務員が「記念撮影はいかがですか?」と勧めてくれる。気軽に頼もう


日付入りの記念ボードを使った記念撮影や、無料で配布している記念乗車証にスタンプを押すのもお忘れなく。

売れ筋は「こどもプリン」や「大人プリン」(各330円)、「くまモンサイダー」(260円)など


「くろカフェ」では親子でつくる工作キットも販売。「くろちゃんポシェット」「くろちゃんゴーグル」(各950円)


しっかり遊んでおなががすいたら3号車の“くろカフェ”へ。ここではドリンクやスイーツ、くろちゃんグッズなどを販売している。車内限定のこどもプリンほか、くまモンサイダーなど、見て楽しい、食べておいしいこだわりの品がそろう。また、子どもが商品を受け取りやすいよう、低いカウンターを設置するなど細かい心遣いもうれしい。

ママ食べすぎ!


“パノラマシート”からの眺めは抜群!車内でくろちゃん探しも


空は青く、大地は深緑。この景色と思い出は宝物


車両両端にあるパノラマシート。大きな窓からの眺望は抜群


大分県から熊本県に入り阿蘇に近づくと、窓の外の風景はさらに雄大に、さらに美しくなっていく。親子シートもいいけれど、そんな抜群の眺望を楽しみたいなら1・4号車、車両の両端に位置する全面展望の指定席“パノラマシート”を利用しよう。自家用車やバスとは違う、大きな窓から眺める絶景は、記憶に残る1カットになるはずだ。

「表情がそれぞれ違うんだね」


何匹見つけられるかな?


「あそぼーい!」内を探検していると、至るところに“くろちゃん”がいることに気づく。「ここにもいるよ」「また見つけた!」みんなでどんなくろちゃんがいるのか探してみるのも楽しい。

共有スペースは、白いくろちゃんシートやパノラマシートとはまた違った気分を味わえる


車内には共有スペースなどもあり、ベンチやソファを設置。こちらは予約なしで利用できる。ちょっと遊び疲れたらひと休み。カタコトと列車に揺られながら会話を楽しんでみては。子どものこと、幼稚園や学校のこと、家事のこと。ご主人の愚痴…は、ほどほどに。

「あそぼーい!」に大満足。思い出づくりはまだまだ続く


阿蘇駅の「くろ駅長室」でパチリ!


別府駅を出発して約2時間半。大自然に溶け込むようにたつ阿蘇駅に着くと、ここでもくろちゃんがお出迎え。駅には、くろ駅長室があり、出入り自由。みんなで記念撮影もできる。

撮影を終え駅を出ると、子どもが名残惜しそうにひと言「来週もまた乗りたい!」。「えー来週も?」そう言いながらも、心の中では子どもが満足してくれたことにガッツポーズ。「グッジョブ、あそぼーい!」

阿蘇駅に隣接する「道の駅阿蘇」


「道の駅阿蘇」で人気のソフトクリームをパクリ。「阿部牧場のミルクソフト」「竹原牧場のミルクソフト」(各350円)


阿蘇駅の隣には、九州の道の駅のなかでも屈指の人気を誇る道の駅 阿蘇がある。阿蘇でとれたミルクたっぷりのソフトクリームを食べたら、子どもたちの元気は再びMAX!「子どもの体力って無限…」感心しつつ、ママも負けてはいられない。旅はまだまだこれから。しっかり阿蘇を満喫しよう。

阿蘇観光へ「いってきます!」


沿線も魅力いっぱい。阿蘇観光情報!


大地が生きていること実感できる「中岳火口」


見渡す限り草原が広がる「草千里ヶ浜」


さて、阿蘇駅到着後は、どこに行く?地球の胎動を感じる阿蘇山か、絶景広がる草千里ヶ浜か。絶品の赤牛も食べたいし、復旧が進む阿蘇神社を中心に門前町を散策するのも捨てがたい。深緑の阿蘇は魅力にあふれている。

盃を逆さにしたような台形が美しい「米塚」


「阿蘇神社」は、全国に約450ある阿蘇神社の総本社。熊本地震で倒壊した拝殿横に、現在は仮参拝所を設置


「あそぼーい!」のルートMAP

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